08/25/2010(Wed)
カメレオンのおはなし(2万Hit御礼)
カメレオンのおはなし<2万Hit御礼>
リアルイッテQ!
これは幼少期の途上国にての実体験を元にしたおはなしです。
高校生になったアタシは中東へ住む事になりました。
その国は危険・戦争・テロなど恐ろしい事を連想させる名前の国でしたが、入ってみてビックリ。異国という名がぴったりのリゾート地にさえ感じる場所でした。
海辺の近くにマンションを借りて住み、暇さえあれば歩いて30分程で海へ出られました。
ただ、都心部はまだ治安がマシというだけで、隣の国と隣接している区域はずっと内戦状態でした。
もちろん、都心部にいてもテロはありましたし、兵役の人たちは普通にデッカイ銃を持って歩いていました。アタシの通う学校の門・・とは言っても金網ですが、ちゃんと銃を持った兵士が立っていました。
ですが、今よりもまだ昔の方が治安はましのような気がします。
まだその土地に来て間もない頃、暇だったアタシはプラプラと浜辺へ行きました。熱い太陽の日差しとカラリとした湿気のない空気。そして潮の香りと色鮮やかな花とヤシの木。
何もかもが新鮮だったのですが、やっぱり引っ越しして友達が出来るまではいつもいつも寂しい想いをしていました。
そんな時は決まってシャーミーを思い出しますが、その時は既に17歳。シャーミーと別れてから早11年程経っていました。
*シャーミーって何?って方はこちら→シャーミーの正体
10代の頃は何かと物思いにふける事も多く、ちょっとカッコつけて浜辺なんかに来てみると・・
神はそんなアタシに早速新しい出会いをもたらしてくれたのです。
その出会いとは・・カメレオンでした。
人間じゃねーじゃん。
浜辺に出ようと階段を下りていると、ふと見た所にゆっくり、ゆっくりと前後に揺れながら動く黄緑色のカメレオンがいたのです。
アタシは大喜び!!O(≧▽≦)O ワーイ♪
そして早速家にテイクアウト。
何故そんな所にカメレオンなんかが歩いていたのか分かりません。
というか、カメレオンって浜辺の階段に普通にいるものなのでしょうか。全く分かりません。
でもいたので・・お持ち帰りしました。
帰宅。
私:「ただいまんもすー」←意味不明
母:「おかえり・・桔梗・・その肩に乗せてるの・・何・・トカゲ?」
私:「さっき会ったの。みどりちゃん。」←勝手に命名
今思い返せば一足先にリボーン紛いの事をやっていた訳ですね(笑)
母:「トカゲじゃないわね・・何だっけその人?」←母は何でも人にする(本当に)
私:「カメレオンだよ」
母:「ああ!そうか!へぇ、よく見つけたね!」
私:「うん、今日から一緒に住む事になったからよろしくね。」
アタシ、好き放題ですね。
アタシはみどりちゃん(名前、見た目まんまだしw)の手足がとても可愛くて好きでした。
寂しいアタシの心を温めてくれたみどりちゃん。例え相手がカメレオンでもアタシには関係ありません。
みどりちゃんが一体どんなだったかとネットで調べると、みどりちゃんとそっくりなカメレオンを発見!!
すみません、こちらは埋め込みコードが無効となっていましたので、ここから別窓でYou Tubeへ飛ぶようにいたしましたm(_ _)m
→ 発見したカメレオンと同じものの動画☆
本当に、このままでした!!こんな感じでした!!手足が可愛いですよね!?
そして、これってエボシカメレオンの子供らしいと書いてあって今更びっくり!お子さんでしたか!
やべー拉致った。
しかし幸せな時間は直ぐに過ぎます。
ベランダでみどりちゃんとお茶をしていると、あまりの気持ち良さにウトウト・・。
そして気がつくと・・みどりちゃんがいない!!
アタシは叫びました。
「みどりちゃん!みどりちゃん!!どこなの!?返事をして!!」
カメレオンが「あ、ここ、ここ!」などと言う筈もありません。終始無言です、基本。
あんなにスローモーションのみどりちゃんだから、そう遠くへ行く筈がないと思いながらも、ベランダに立ち並ぶ草木を探して擬態しているいかも知れない友達を探しました。
けど・・
私:「お母さん・・みどりちゃんが夜逃げした・・」←まだ夕方
母:「あら。実家に帰ったんじゃないの?」
実家って・・浜辺か?
母は絶対面倒なアタシのやりとりに適当に受け流していた感120%です。
もしかしたらどこか端の方でユラユラと前後に揺れていたかもしれませんが、大量のベランダに家主が設置したジャングルみたいな木々で見つけるのが無理でした。
短い間の友達だったみどりちゃん。性別は未だに不明だね・・。
でも時間なんて友情に関係ありません!
エボシカメレオン、大人になると結構ごつくなるんですねぇ。
とまぁ、こんな感じの短い付き合いでした。みどりちゃん、あれから大きく育って可愛いミニみどりを沢山作っていた事を祈ります。
<<ネズミvs父
2万HitでリアルイッテQ、今回は中東編でした。
こんなんで申し訳ないです・・(;´Д`A ```
しかし2万のアクセス・・本当に驚異的数字です・・。
最近何やらアクセス数が増え何が原因かは分かりませんが、本当に嬉しいです!!
ここ一週間で増えた気がします。お盆が明けたからでしょうか(´・д・`)
とにかく感無量です!!
446人という日もありまして、思わず黒目が裏ッ側に行ってしまいました。
本当にありがとうございます。そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
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ソォーッ[岩陰]д・) ヨカッタラ、2万Hitオメデト、ノイッピョーヲ・・
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リアルイッテQ!
これは幼少期の途上国にての実体験を元にしたおはなしです。
高校生になったアタシは中東へ住む事になりました。
その国は危険・戦争・テロなど恐ろしい事を連想させる名前の国でしたが、入ってみてビックリ。異国という名がぴったりのリゾート地にさえ感じる場所でした。
海辺の近くにマンションを借りて住み、暇さえあれば歩いて30分程で海へ出られました。
ただ、都心部はまだ治安がマシというだけで、隣の国と隣接している区域はずっと内戦状態でした。
もちろん、都心部にいてもテロはありましたし、兵役の人たちは普通にデッカイ銃を持って歩いていました。アタシの通う学校の門・・とは言っても金網ですが、ちゃんと銃を持った兵士が立っていました。
ですが、今よりもまだ昔の方が治安はましのような気がします。
まだその土地に来て間もない頃、暇だったアタシはプラプラと浜辺へ行きました。熱い太陽の日差しとカラリとした湿気のない空気。そして潮の香りと色鮮やかな花とヤシの木。
何もかもが新鮮だったのですが、やっぱり引っ越しして友達が出来るまではいつもいつも寂しい想いをしていました。
そんな時は決まってシャーミーを思い出しますが、その時は既に17歳。シャーミーと別れてから早11年程経っていました。
*シャーミーって何?って方はこちら→シャーミーの正体
10代の頃は何かと物思いにふける事も多く、ちょっとカッコつけて浜辺なんかに来てみると・・
神はそんなアタシに早速新しい出会いをもたらしてくれたのです。
その出会いとは・・カメレオンでした。
人間じゃねーじゃん。
浜辺に出ようと階段を下りていると、ふと見た所にゆっくり、ゆっくりと前後に揺れながら動く黄緑色のカメレオンがいたのです。
アタシは大喜び!!O(≧▽≦)O ワーイ♪
そして早速家にテイクアウト。
何故そんな所にカメレオンなんかが歩いていたのか分かりません。
というか、カメレオンって浜辺の階段に普通にいるものなのでしょうか。全く分かりません。
でもいたので・・お持ち帰りしました。
帰宅。
私:「ただいまんもすー」←意味不明
母:「おかえり・・桔梗・・その肩に乗せてるの・・何・・トカゲ?」
私:「さっき会ったの。みどりちゃん。」←勝手に命名
今思い返せば一足先にリボーン紛いの事をやっていた訳ですね(笑)
母:「トカゲじゃないわね・・何だっけその人?」←母は何でも人にする(本当に)
私:「カメレオンだよ」
母:「ああ!そうか!へぇ、よく見つけたね!」
私:「うん、今日から一緒に住む事になったからよろしくね。」
アタシ、好き放題ですね。
アタシはみどりちゃん(名前、見た目まんまだしw)の手足がとても可愛くて好きでした。
寂しいアタシの心を温めてくれたみどりちゃん。例え相手がカメレオンでもアタシには関係ありません。
みどりちゃんが一体どんなだったかとネットで調べると、みどりちゃんとそっくりなカメレオンを発見!!
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本当に、このままでした!!こんな感じでした!!手足が可愛いですよね!?
そして、これってエボシカメレオンの子供らしいと書いてあって今更びっくり!お子さんでしたか!
やべー拉致った。
しかし幸せな時間は直ぐに過ぎます。
ベランダでみどりちゃんとお茶をしていると、あまりの気持ち良さにウトウト・・。
そして気がつくと・・みどりちゃんがいない!!
アタシは叫びました。
「みどりちゃん!みどりちゃん!!どこなの!?返事をして!!」
カメレオンが「あ、ここ、ここ!」などと言う筈もありません。終始無言です、基本。
あんなにスローモーションのみどりちゃんだから、そう遠くへ行く筈がないと思いながらも、ベランダに立ち並ぶ草木を探して擬態しているいかも知れない友達を探しました。
けど・・
私:「お母さん・・みどりちゃんが夜逃げした・・」←まだ夕方
母:「あら。実家に帰ったんじゃないの?」
実家って・・浜辺か?
母は絶対面倒なアタシのやりとりに適当に受け流していた感120%です。
もしかしたらどこか端の方でユラユラと前後に揺れていたかもしれませんが、大量のベランダに家主が設置したジャングルみたいな木々で見つけるのが無理でした。
短い間の友達だったみどりちゃん。性別は未だに不明だね・・。
でも時間なんて友情に関係ありません!
エボシカメレオン、大人になると結構ごつくなるんですねぇ。
とまぁ、こんな感じの短い付き合いでした。みどりちゃん、あれから大きく育って可愛いミニみどりを沢山作っていた事を祈ります。
<<ネズミvs父
2万HitでリアルイッテQ、今回は中東編でした。
こんなんで申し訳ないです・・(;´Д`A ```
しかし2万のアクセス・・本当に驚異的数字です・・。
最近何やらアクセス数が増え何が原因かは分かりませんが、本当に嬉しいです!!
ここ一週間で増えた気がします。お盆が明けたからでしょうか(´・д・`)
とにかく感無量です!!
446人という日もありまして、思わず黒目が裏ッ側に行ってしまいました。
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07/03/2010(Sat)
1万HitリクエストでイッテQ!ネズミvs父のおはなし
皆さま!!この度はお陰さまで1万Hitという快挙を成し遂げる事が出来ました!!
いつもいらして下さる方々、初めていらっしゃる方々も本当にありがとうございます!
感無量です ウ・・・━━(。・ω・)ウワ━(。-ω-)ァァ━・゚・(。>ω<)・゚・━━ン!!!
そしてGreen+ism/解放区の祈乃音 澪さまが9997番目で1万人目に一番近かったという事でニアピン賞!
今回は意外にも読んでいる方がいらっしゃった「リアルイッテQ」の方でリクエストを受ける事にしました^^
澪さんには17つ程あるネタの中から幾つか選んで頂き、それをUPという事に致しました♪
澪さん、どうもありがとうございました!!
そして拙い文章ですが、これからも少しずつ頑張っていきたいと思っております。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!本当にありがとうございました(ノД`)・゜・
リアルイッテQ!
これは幼少期の途上国にての実体験を元にしたおはなしです。
ネズミvs父のおはなし
その日は父に買って貰った自転車(補助付き)を家の中で乗り回していました。
アフリカのおうちはそれは広かったのです。
マンションだったのですが、ご飯を食べる所から廊下へ、
そして私のだだっ広いお部屋までチャリンコで余裕で走れました。
もちろん、うちの山猫の飛び出し注意です。
アタシが怪我をしますから!!
赤道直下の太陽に当たると50度を超す殺人的な暑さに耐えられずおうちでサイクリング。
そんな日常のある夜、母が米櫃からお米をカップで掬っていると、中から・・・
(ノ ̄〓 ̄)ノ ちゅ~
じゃなかった・・「チューッ」とネズミが飛びだして来たのです。
これはよくあることなのです。
母は空中に飛び出したネズミを素手でキャッチしようとして失敗。(キャッチすな!w)
「キキョー!シャーミー叩き起こして!!」
さぁ、そこでシャーミーの出番でございます!(シャーミーって何?←こちらを参照♪)
キキ―ッとチャリを乗り捨てたアタシは「アイサー!ァィ(。・Д・)ゞ」とリビングへ急行。
そこには、デーンとソファに寝そべってテレビをボーっと見るシャーミーが。
ボス、気ぃ抜き過ぎですぜ・・
「シャーミー!ネズミだって、ママが呼んでるよ!ねぇ!」
その時のシャーミーの鬱陶しそうな顔ったらありません。
しつこく騒いでいると、「サクッ・・」
「うあ~ん!シャーミーの爪が突き刺さったぁ~っ」
そうこうしているうちにネズミは行方不明。未だ逃走中という事態ですが、とりあえずは
放っていつものようにだだっ広いお部屋の壁にそって、折り紙で作ったお花をちまちま
並べては疑似お花畑を作る事に没頭していました。
一人遊びの中でこれが常にランキング1位を獲得しておりました。
ひたすら作っては並べる→眺める→ニヤリ
を繰り返すのです。
その時でした!
パタパタパタパタパタ・・・
何やら小さな走る音が迫ってきて・・
かぷっ(あん♪)・_・)_θ☆( >_<)
じゃなくて・・∑ヾ(≧□≦*)ノ ウワッ!!
ネズミの逆襲です。いえ、リンチです。ネズミにさえ狙われるアタシ・・( p_q)エ-ン
このネズミ、とても好戦的なのでございます。
目を吊り上げ、静かに疑似お花畑でウットリしているアタシに絡んでくるのです。
「お~お~、嬢ちゃん、何してんのこんなトコでぇ~、あぁあ?(▼□▼メ)」
みたいな・・。
Y(>_<、)Y ヒェェ!
もう、オーラが違いますもん。ネズミの。
追いつめられるアタシ。迫りくるネズミ・・。
その時!!
ガチャリ。
「キキョ―、うんこ出た? (・ε・)/」
父!!
いきなし、その質問しながら部屋に入ってくんなー!!
父はこの質問が大好きでその後アタシが成長して、家にお友達が来ててもお構いなしで聞いてきます。
「パ・・パパ・・ネズミが・・」
「ん?ちゃんとうんこしたのか?」
いや、もううんこから離れろよ・・
「ネズミがこっち来てるんだよー!早くあっちにやってよ!」
キレるアタシ。
「ええ?!どこにいるんだ!?」
アンタの足元だよ。
「あ!!こんなところに!」
いや、さっきからずーっとネズミの方はガン飛ばしてましたが・・
「この・・っ」
バチバチ☆
ネズミvsネズミ年のおっさん(父)
実はこの時父は何故か足を怪我していました。包帯が巻かれた足に松葉杖。
頼りねー・・
しかし勇敢にも父が叫びました。
「ママ!ママ!!」(当時はパパママ呼びでした^^その後、呼び方は恐ろしく変貌しますが)
母が来た。
「なぁに?」
まさか・・母を派遣するんじゃあ・・
「今ネズミと戦っているんだ!武器を持ってきなさい!例のものを!」
おお~!何だかカッコいいぞ!武器!!例のモノってなんだ!?
戦闘モノの好きなアタシは大喜びO(≧▽≦)O ワーイ♪
「はい、持ってきたわよ」
「うむ!」
え・・?
それって俗に言う・・「ハエたたき」って代物じゃあ・・_| ̄|○
「とぅりゃああああ!!」
え!もう戦闘開始!?
ペチンッ!ちゅーッ ネズミに10Hit
しかし柔らかな網目のハエたたきの威力は弱い!攻撃力2だ!
ネズミのHPはまだ100くらいある。
対して父は既に足も怪我して息切れ状態。HP50だ。
「おりゃぁあああ!」
父は無駄な動きが多い。
チュチュチュー!
ネズミが廊下へ走った!あいつが逃げる訳がない。
父を自分に有利な場所へ誘い込んでいるのだ!
そんな事も知らずに松葉杖でガコガコ追いかける父。
ネズミがUターンしてきた。
怯む父。
ハエたたきをギュッと握るが爽やかなミントグリーンカラーで迫力がない!
ネズミはもの凄い勢いで突進してきた。
「あ、来たわね」
母・・アンタなら一発で仕留められるものを何故片足の父にしかもハエたたきで戦わせているんだい?
すごい。すごい勢いだ!こんなに勇敢にも人間のおっさんに立ち向かうネズミの姿は
未だかつて見た事がない。何か、感動だ。
そして、ネズミが・・跳んだ!
凄いジャンプ力だ!!父の太もも辺りまで跳びかかってきた!!
すると・・・
父も・・跳んだ!!(恐怖で)
「ぎゃ~~~!!」
まさか跳ぶとは思わなかった父はハエたたきを空中でぶんぶん振り回すが、ネズミはもう地に着いている。
そして着地した父は痛めた足に大ダメージ。自分に20Hit。
まさに死闘。いや、一人で死にそうになっているのは父なんですが。
もうだめだ・・そう思った時でした。
キラッと廊下の端に光るものが見えた時には既に目の前に大きな猛獣の姿が跳び込んで来ました!
そう、我らの救世主!シャーミーです!
シャーミーがお腹を空かせて起きてきたのです!(ソファから)
そしておやつを発見(-д☆)キラッ
ですがあまりの勢いで駆け込んでくるデカイ山猫は、それに気付いて反転して逃げるネズミのUターン
に追い付かず、体勢の崩れかかっている父に突進してきます。
迫る大型ネコ!!
だが止まらない!
その時!
シャーミーが跳んだ!
そして・・父の鳩尾を蹴った!!「うッ・・」
(100Hit)留めの一撃だったようだ。
シャーミーは蹴る事で勢いを失わず身体を反転させたようだ。
まるで水泳選手のターンのようだ。
父が立ち上がった時には、既にシャーミーの口から項垂れたネズ公が見えていました。
ネズミvs父はネズミの勝利。
だが乱入してきたシャーミーによって家族は救われたのだった。
廊下に残されたミントグリーンのハエたたきが静かにその圧倒的存在感を醸し出していた。
つづく
<<アリとヤギのおはなし カメレオンのおはなし>>
小説はまた明日UPさせて頂きます~☆
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今回は意外にも読んでいる方がいらっしゃった「リアルイッテQ」の方でリクエストを受ける事にしました^^
澪さんには17つ程あるネタの中から幾つか選んで頂き、それをUPという事に致しました♪
澪さん、どうもありがとうございました!!
そして拙い文章ですが、これからも少しずつ頑張っていきたいと思っております。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!本当にありがとうございました(ノД`)・゜・
リアルイッテQ!
これは幼少期の途上国にての実体験を元にしたおはなしです。
ネズミvs父のおはなし
その日は父に買って貰った自転車(補助付き)を家の中で乗り回していました。
アフリカのおうちはそれは広かったのです。
マンションだったのですが、ご飯を食べる所から廊下へ、
そして私のだだっ広いお部屋までチャリンコで余裕で走れました。
もちろん、うちの山猫の飛び出し注意です。
アタシが怪我をしますから!!
赤道直下の太陽に当たると50度を超す殺人的な暑さに耐えられずおうちでサイクリング。
そんな日常のある夜、母が米櫃からお米をカップで掬っていると、中から・・・
(ノ ̄〓 ̄)ノ ちゅ~
じゃなかった・・「チューッ」とネズミが飛びだして来たのです。
これはよくあることなのです。
母は空中に飛び出したネズミを素手でキャッチしようとして失敗。(キャッチすな!w)
「キキョー!シャーミー叩き起こして!!」
さぁ、そこでシャーミーの出番でございます!(シャーミーって何?←こちらを参照♪)
キキ―ッとチャリを乗り捨てたアタシは「アイサー!ァィ(。・Д・)ゞ」とリビングへ急行。
そこには、デーンとソファに寝そべってテレビをボーっと見るシャーミーが。
ボス、気ぃ抜き過ぎですぜ・・
「シャーミー!ネズミだって、ママが呼んでるよ!ねぇ!」
その時のシャーミーの鬱陶しそうな顔ったらありません。
しつこく騒いでいると、「サクッ・・」
「うあ~ん!シャーミーの爪が突き刺さったぁ~っ」
そうこうしているうちにネズミは行方不明。未だ逃走中という事態ですが、とりあえずは
放っていつものようにだだっ広いお部屋の壁にそって、折り紙で作ったお花をちまちま
並べては疑似お花畑を作る事に没頭していました。
一人遊びの中でこれが常にランキング1位を獲得しておりました。
ひたすら作っては並べる→眺める→ニヤリ
を繰り返すのです。
その時でした!
パタパタパタパタパタ・・・
何やら小さな走る音が迫ってきて・・
かぷっ(あん♪)・_・)_θ☆( >_<)
じゃなくて・・∑ヾ(≧□≦*)ノ ウワッ!!
ネズミの逆襲です。いえ、リンチです。ネズミにさえ狙われるアタシ・・( p_q)エ-ン
このネズミ、とても好戦的なのでございます。
目を吊り上げ、静かに疑似お花畑でウットリしているアタシに絡んでくるのです。
「お~お~、嬢ちゃん、何してんのこんなトコでぇ~、あぁあ?(▼□▼メ)」
みたいな・・。
Y(>_<、)Y ヒェェ!
もう、オーラが違いますもん。ネズミの。
追いつめられるアタシ。迫りくるネズミ・・。
その時!!
ガチャリ。
「キキョ―、うんこ出た? (・ε・)/」
父!!
いきなし、その質問しながら部屋に入ってくんなー!!
父はこの質問が大好きでその後アタシが成長して、家にお友達が来ててもお構いなしで聞いてきます。
「パ・・パパ・・ネズミが・・」
「ん?ちゃんとうんこしたのか?」
いや、もううんこから離れろよ・・
「ネズミがこっち来てるんだよー!早くあっちにやってよ!」
キレるアタシ。
「ええ?!どこにいるんだ!?」
アンタの足元だよ。
「あ!!こんなところに!」
いや、さっきからずーっとネズミの方はガン飛ばしてましたが・・
「この・・っ」
バチバチ☆
ネズミvsネズミ年のおっさん(父)
実はこの時父は何故か足を怪我していました。包帯が巻かれた足に松葉杖。
頼りねー・・
しかし勇敢にも父が叫びました。
「ママ!ママ!!」(当時はパパママ呼びでした^^その後、呼び方は恐ろしく変貌しますが)
母が来た。
「なぁに?」
まさか・・母を派遣するんじゃあ・・
「今ネズミと戦っているんだ!武器を持ってきなさい!例のものを!」
おお~!何だかカッコいいぞ!武器!!例のモノってなんだ!?
戦闘モノの好きなアタシは大喜びO(≧▽≦)O ワーイ♪
「はい、持ってきたわよ」
「うむ!」
え・・?
それって俗に言う・・「ハエたたき」って代物じゃあ・・_| ̄|○
「とぅりゃああああ!!」
え!もう戦闘開始!?
ペチンッ!ちゅーッ ネズミに10Hit
しかし柔らかな網目のハエたたきの威力は弱い!攻撃力2だ!
ネズミのHPはまだ100くらいある。
対して父は既に足も怪我して息切れ状態。HP50だ。
「おりゃぁあああ!」
父は無駄な動きが多い。
チュチュチュー!
ネズミが廊下へ走った!あいつが逃げる訳がない。
父を自分に有利な場所へ誘い込んでいるのだ!
そんな事も知らずに松葉杖でガコガコ追いかける父。
ネズミがUターンしてきた。
怯む父。
ハエたたきをギュッと握るが爽やかなミントグリーンカラーで迫力がない!
ネズミはもの凄い勢いで突進してきた。
「あ、来たわね」
母・・アンタなら一発で仕留められるものを何故片足の父にしかもハエたたきで戦わせているんだい?
すごい。すごい勢いだ!こんなに勇敢にも人間のおっさんに立ち向かうネズミの姿は
未だかつて見た事がない。何か、感動だ。
そして、ネズミが・・跳んだ!
凄いジャンプ力だ!!父の太もも辺りまで跳びかかってきた!!
すると・・・
父も・・跳んだ!!(恐怖で)
「ぎゃ~~~!!」
まさか跳ぶとは思わなかった父はハエたたきを空中でぶんぶん振り回すが、ネズミはもう地に着いている。
そして着地した父は痛めた足に大ダメージ。自分に20Hit。
まさに死闘。いや、一人で死にそうになっているのは父なんですが。
もうだめだ・・そう思った時でした。
キラッと廊下の端に光るものが見えた時には既に目の前に大きな猛獣の姿が跳び込んで来ました!
そう、我らの救世主!シャーミーです!
シャーミーがお腹を空かせて起きてきたのです!(ソファから)
そしておやつを発見(-д☆)キラッ
ですがあまりの勢いで駆け込んでくるデカイ山猫は、それに気付いて反転して逃げるネズミのUターン
に追い付かず、体勢の崩れかかっている父に突進してきます。
迫る大型ネコ!!
だが止まらない!
その時!
シャーミーが跳んだ!
そして・・父の鳩尾を蹴った!!「うッ・・」
(100Hit)留めの一撃だったようだ。
シャーミーは蹴る事で勢いを失わず身体を反転させたようだ。
まるで水泳選手のターンのようだ。
父が立ち上がった時には、既にシャーミーの口から項垂れたネズ公が見えていました。
ネズミvs父はネズミの勝利。
だが乱入してきたシャーミーによって家族は救われたのだった。
廊下に残されたミントグリーンのハエたたきが静かにその圧倒的存在感を醸し出していた。
つづく
<<アリとヤギのおはなし カメレオンのおはなし>>
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06/28/2010(Mon)
アリとヤギのおはなし
リアルイってQ!
アリとヤギのおはなし
注:ちょいグロテスクです。虫系苦手な方ご注意!
その日もいつものようにシャーミーとベランダで外を眺めていると、下の駐車場にある木の下に白く動くものが目に入りました。
「ん?何あれ、シャーミー。」
「グルルル・・」
シャーミーもそれに気付いたように、舌なめずりをしたので、何か生き物が繋がれているという事に気付き急いで外に出てみました。
外はムッとするような暑さが肌に纏わりつき、熱したフライパンの裏を近づけられているような照り付ける太陽に肌が痛かったです。
当時アタシの肌は焦げ茶色でした。焼け過ぎて(笑)
今思うと、どうやって元の色に戻ったのか不思議でなりません。(きっと蓄積してるんでしょうね。メラニンたちを・・くそっ><)
で、・・
木に近づくと、そこには白いヤギが繋がれていました。
そして、そこには初めて見る子供が二人いました。女の子と男の子の兄弟。お姉ちゃんと弟でした。
(ちっ・・男兄弟じゃないんか)
最近越してきたというアラブ人の子たちで、後でとても仲良くさせて頂き、同じフロアに居たのでアタシはいつの間にかそのアラブ人の家庭に入り浸りになるのですが!
すると、ベランダから見ていた父が降りてきました。
「おっヤギさんじゃないか。はろー」
何故父はヤギに英語で挨拶したのかは謎です。
ですが、ヤギさんを見たアタシは大喜び♪O(≧▽≦)O
アタシは興味深々でヤギに近づきました。
ところが、ある違和感を感じ取って身体が本能的にピタリと止まったのです。
少し小高くなった土の上に居るヤギ・・。でもそのヤギの引きつるような顔・・。
黒い地面のうねるような・・・・・・・・地面がうねる?
アタシはヤギの鎮座する足元を見ました。
木陰で随分と暗くなっていたせいと、あまりの太陽の照りつける反射で目がおかしくなっていたせいもあってすぐにはわかりませんでしたが、地面を真っ黒に覆いつくすようなアリがそこにはいたのです。
「ひっ・・・!」
アタシは一歩、二歩と後ずさり。
だが、背中にドンと父の足にぶつかる衝撃があり、こともあろうに父は、
「ほら、触って来いよ、ヤギさん」
アタシは涙目でブンブン頭を振りました。 ガクガクブルブル((;゚Д゚))
あんたにゃ見えないのか!?あの恐ろしいでっかいアリの集団と引きつるヤギの顔があ!!?
どうしてもイヤがるアタシに父は尚もしつこく言います。
「ったく何を恥ずかしがっているんだ。ほら、あの子たちを見てごらん。」
父の指先に目をやると、先程のアラブ人の兄弟がアタシに「ほら、こうやって触ってごらん」
と言うように優しく笑いかけて・・・アリの軍団の上を歩いて・・・ヤギを・・・触りました。
そして、にっこりヽ(゚∀゚)ノ
Σ(゚д゚;) 笑えねーーーーって!!!
だって、・・だって、聞こえるんですよ!?プツリプツリとアリのつぶれる音がぁッ!!
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
「ひィィィィッ」
アタシには出来ませんっっ 【壁】дT)o エーン
ヤギだって既に四肢を地面にガンガン叩きつけてアリを払おうとしてるのにヒヅメは登ってくるアリで真っ黒。
まるでヒッチコックの映画そのもの・・・。
あれはめっちゃ怖いですよね。アリに街が襲われる話。
つか、どうやったらあの兄弟、あのうねる生きた絨毯の上を普通に歩いてにっこりできるんだ!?
ヽ(゚∀゚)ノパッ ・・・Σ(|||▽||| )
父:「ほら!触って来てごらんって!ったくシャイなんだから・・ぶつぶつ」
シャイとかそういう問題じゃないんだって!!
アタシ:「ちがうよ!!だってアリが!見てよ!」
何ぃ?と怪訝そうに見る父。
「大丈夫だって、ホラッ!あの子たちだって行ってるじゃないか!」
指を差すと、ラジャーと言わんばかりにそれが合図の如く、またもや子供たちはブチブチッとアリの上を歩いてヤギの元へ行って、にっこりヽ(゚∀゚)ノパッ
もーーーーやめてくれーーーーッ (ノД`)・゜・
アタシの事はほっといてくれよぅ。
もう、全然大丈夫じゃないよぅ。
そのスーパーチルドレンたちと同じ基準でアタシを見るなよぅ。
しかも何で兄弟は親父と初対面なのに何をテンポよく通じ合ってんだよ!
親父も分かれよ!シャイとかそういうんじゃないんだよッ!!
子供たちも、アタシのナイーブな日本の心を分かってくれよ!!
あいあむ・じゃぱにーず・ないーぶ・ちゃいるど!!
アフリカにいたアリさんは、とにかくボリューム満点。
ふっくらされてて黒々と艶があり、玉の大きさも揃っておいででした。
歩く早さはアリの中でもきっとなかなかのスピードを誇るものだったでしょう。
ですので、音、想像できますでしょうか・・。ブチブチィィイッ・・って!!ヤメンカ!!(;==)ノ☆);><)
あれは、恐怖です。
って怖キモい話してすみません ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
後日ですが、あのいたいけなヤギさんは姿を消しました。
どこかの家庭の食料になってしまわれたそうです。
ヤギさあぁぁあーーーーんッ (ノД`)・゜・
切ない気持ちでその日はシャーミーのリアル毛皮に包まれて眠りました。
シャーミーも珍しく優しくアタシを舐めるものだから・・あのザラリとした舌で・・あうっ
おっと、ここはノーRでした・・
つづく
<<夜の風景 朝の風景 ネズミvs父のおはなし>>
出すタイミングがずっと見つからなかった記事です^^;
取り敢えず出してまえ~!とw
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アリとヤギのおはなし
注:ちょいグロテスクです。虫系苦手な方ご注意!
その日もいつものようにシャーミーとベランダで外を眺めていると、下の駐車場にある木の下に白く動くものが目に入りました。
「ん?何あれ、シャーミー。」
「グルルル・・」
シャーミーもそれに気付いたように、舌なめずりをしたので、何か生き物が繋がれているという事に気付き急いで外に出てみました。
外はムッとするような暑さが肌に纏わりつき、熱したフライパンの裏を近づけられているような照り付ける太陽に肌が痛かったです。
当時アタシの肌は焦げ茶色でした。焼け過ぎて(笑)
今思うと、どうやって元の色に戻ったのか不思議でなりません。(きっと蓄積してるんでしょうね。メラニンたちを・・くそっ><)
で、・・
木に近づくと、そこには白いヤギが繋がれていました。
そして、そこには初めて見る子供が二人いました。女の子と男の子の兄弟。お姉ちゃんと弟でした。
(ちっ・・男兄弟じゃないんか)
最近越してきたというアラブ人の子たちで、後でとても仲良くさせて頂き、同じフロアに居たのでアタシはいつの間にかそのアラブ人の家庭に入り浸りになるのですが!
すると、ベランダから見ていた父が降りてきました。
「おっヤギさんじゃないか。はろー」
何故父はヤギに英語で挨拶したのかは謎です。
ですが、ヤギさんを見たアタシは大喜び♪O(≧▽≦)O
アタシは興味深々でヤギに近づきました。
ところが、ある違和感を感じ取って身体が本能的にピタリと止まったのです。
少し小高くなった土の上に居るヤギ・・。でもそのヤギの引きつるような顔・・。
黒い地面のうねるような・・・・・・・・地面がうねる?
アタシはヤギの鎮座する足元を見ました。
木陰で随分と暗くなっていたせいと、あまりの太陽の照りつける反射で目がおかしくなっていたせいもあってすぐにはわかりませんでしたが、地面を真っ黒に覆いつくすようなアリがそこにはいたのです。
「ひっ・・・!」
アタシは一歩、二歩と後ずさり。
だが、背中にドンと父の足にぶつかる衝撃があり、こともあろうに父は、
「ほら、触って来いよ、ヤギさん」
アタシは涙目でブンブン頭を振りました。 ガクガクブルブル((;゚Д゚))
あんたにゃ見えないのか!?あの恐ろしいでっかいアリの集団と引きつるヤギの顔があ!!?
どうしてもイヤがるアタシに父は尚もしつこく言います。
「ったく何を恥ずかしがっているんだ。ほら、あの子たちを見てごらん。」
父の指先に目をやると、先程のアラブ人の兄弟がアタシに「ほら、こうやって触ってごらん」
と言うように優しく笑いかけて・・・アリの軍団の上を歩いて・・・ヤギを・・・触りました。
そして、にっこりヽ(゚∀゚)ノ
Σ(゚д゚;) 笑えねーーーーって!!!
だって、・・だって、聞こえるんですよ!?プツリプツリとアリのつぶれる音がぁッ!!
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・!!
「ひィィィィッ」
アタシには出来ませんっっ 【壁】дT)o エーン
ヤギだって既に四肢を地面にガンガン叩きつけてアリを払おうとしてるのにヒヅメは登ってくるアリで真っ黒。
まるでヒッチコックの映画そのもの・・・。
あれはめっちゃ怖いですよね。アリに街が襲われる話。
つか、どうやったらあの兄弟、あのうねる生きた絨毯の上を普通に歩いてにっこりできるんだ!?
ヽ(゚∀゚)ノパッ ・・・Σ(|||▽||| )
父:「ほら!触って来てごらんって!ったくシャイなんだから・・ぶつぶつ」
シャイとかそういう問題じゃないんだって!!
アタシ:「ちがうよ!!だってアリが!見てよ!」
何ぃ?と怪訝そうに見る父。
「大丈夫だって、ホラッ!あの子たちだって行ってるじゃないか!」
指を差すと、ラジャーと言わんばかりにそれが合図の如く、またもや子供たちはブチブチッとアリの上を歩いてヤギの元へ行って、にっこりヽ(゚∀゚)ノパッ
もーーーーやめてくれーーーーッ (ノД`)・゜・
アタシの事はほっといてくれよぅ。
もう、全然大丈夫じゃないよぅ。
そのスーパーチルドレンたちと同じ基準でアタシを見るなよぅ。
しかも何で兄弟は親父と初対面なのに何をテンポよく通じ合ってんだよ!
親父も分かれよ!シャイとかそういうんじゃないんだよッ!!
子供たちも、アタシのナイーブな日本の心を分かってくれよ!!
あいあむ・じゃぱにーず・ないーぶ・ちゃいるど!!
アフリカにいたアリさんは、とにかくボリューム満点。
ふっくらされてて黒々と艶があり、玉の大きさも揃っておいででした。
歩く早さはアリの中でもきっとなかなかのスピードを誇るものだったでしょう。
ですので、音、想像できますでしょうか・・。ブチブチィィイッ・・って!!ヤメンカ!!(;==)ノ☆);><)
あれは、恐怖です。
って怖キモい話してすみません ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
後日ですが、あのいたいけなヤギさんは姿を消しました。
どこかの家庭の食料になってしまわれたそうです。
ヤギさあぁぁあーーーーんッ (ノД`)・゜・
切ない気持ちでその日はシャーミーのリアル毛皮に包まれて眠りました。
シャーミーも珍しく優しくアタシを舐めるものだから・・あのザラリとした舌で・・あうっ
おっと、ここはノーRでした・・
つづく
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05/03/2010(Mon)
夜の風景 朝の風景
夜の風景 朝の風景
今回は別にあまり動物とは関係はないんですが・・。
アタシのいたアフリカの日常の事です。
アタシの住んでいたマンションは目の前が海でした。
横を見ると、後方から湖が広がって海と繋がるようにして浜辺が仕切りとなっていました。
その先ではわずかに海と湖が重なる部分もあってなかなか珍しい場所で、
湖の周りには幾つか森が広がっていて、その中には決して入れませんでした。
危険過ぎてw
日が沈み、夜が訪れると床についたアタシの耳には毎夜波の音が聞こえていました
ロマンチックに聞こえますね
でも結構神経質だったアタシはそれに慣れるのに大変でした。
しかも波に慣れるだけなら苦労は致しません。
土人の方々の通信手段にエライ苦労したのです。
なんと、彼らは隣の森の住人と夜交信するのです。電話ではございません。
太鼓のようなリズムが森から響いてくるのです。
こっちの森から響くとしばらくして、あっちの森からも聞こえてくる・・。
これがうるさいんですよ
昼間交信してくれって感じですが彼ら、あまりの暑さに昼はぐったりしてるようなんですw
夜行性?確かにライオンとかも昼は日陰でぐったりしていて夜動きますしね
んでもって朝です
ベランダから一望できる海に沈むでっかい夕日はこの上なく絶景でしたが朝日に光る海も美しい・・筈でした。
眼下には浜辺がずっと広がっており、それに沿うようにしてマンションの敷地を隔てる壁がありました。
その浜辺に毎朝のように現地の方というか土人の方?がいらしてですね。
・・・その・・用を足すんですよ。
え・・小の方とかそんな生ぬるいものではございません。大の方です。
(これって20禁にするべき?バンバンヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆)
因みに彼らは別に露出狂とかではありませんw
普通の行為なんですよね。
これってある意味5歳でSM体験ですかね!? あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
ベランダの淵の上を悠々と歩く、でかい山猫シャーミーとそれを眺めてました。
「シャーミー、あの人またすんごいよ。見てよ」
グルグルと喉を鳴らし、シャーミーの眼光が光って長い尻尾をゆらゆら揺れました。
シャーミーがその無防備に用を足す人を凄い目で見ているのに気が付いたアタシは、「ああ、あの人シャーミーに今狙われているんだなぁ」と、しみじみ感じたのを覚えております。
Sっ気のあるアタシもシャーミーのドSっぷりにはすっかりM体質になります。
あの食い殺すような目・・今思い出しても凄いです・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・Σヽ(゚∀゚;)イヤ、本当に喰う気満々だったから!
<山猫のおはなし参照>
そんなこんなで、
つづく
<<猿のおはなし アリとヤギのはなし>>
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今回は別にあまり動物とは関係はないんですが・・。
アタシのいたアフリカの日常の事です。
アタシの住んでいたマンションは目の前が海でした。
横を見ると、後方から湖が広がって海と繋がるようにして浜辺が仕切りとなっていました。
その先ではわずかに海と湖が重なる部分もあってなかなか珍しい場所で、
湖の周りには幾つか森が広がっていて、その中には決して入れませんでした。
危険過ぎてw
日が沈み、夜が訪れると床についたアタシの耳には毎夜波の音が聞こえていました
ロマンチックに聞こえますね
でも結構神経質だったアタシはそれに慣れるのに大変でした。
しかも波に慣れるだけなら苦労は致しません。
土人の方々の通信手段にエライ苦労したのです。
なんと、彼らは隣の森の住人と夜交信するのです。電話ではございません。
太鼓のようなリズムが森から響いてくるのです。
こっちの森から響くとしばらくして、あっちの森からも聞こえてくる・・。
これがうるさいんですよ
昼間交信してくれって感じですが彼ら、あまりの暑さに昼はぐったりしてるようなんですw
夜行性?確かにライオンとかも昼は日陰でぐったりしていて夜動きますしね
んでもって朝です
ベランダから一望できる海に沈むでっかい夕日はこの上なく絶景でしたが朝日に光る海も美しい・・筈でした。
眼下には浜辺がずっと広がっており、それに沿うようにしてマンションの敷地を隔てる壁がありました。
その浜辺に毎朝のように現地の方というか土人の方?がいらしてですね。
・・・その・・用を足すんですよ。
え・・小の方とかそんな生ぬるいものではございません。大の方です。
(これって20禁にするべき?バンバンヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆)
因みに彼らは別に露出狂とかではありませんw
普通の行為なんですよね。
これってある意味5歳でSM体験ですかね!? あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
ベランダの淵の上を悠々と歩く、でかい山猫シャーミーとそれを眺めてました。
「シャーミー、あの人またすんごいよ。見てよ」
グルグルと喉を鳴らし、シャーミーの眼光が光って長い尻尾をゆらゆら揺れました。
シャーミーがその無防備に用を足す人を凄い目で見ているのに気が付いたアタシは、「ああ、あの人シャーミーに今狙われているんだなぁ」と、しみじみ感じたのを覚えております。
Sっ気のあるアタシもシャーミーのドSっぷりにはすっかりM体質になります。
あの食い殺すような目・・今思い出しても凄いです・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・Σヽ(゚∀゚;)イヤ、本当に喰う気満々だったから!
<山猫のおはなし参照>
そんなこんなで、
つづく
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04/09/2010(Fri)
猿のおはなし
今回は猿のおはなしです。
当時、アフリカのとある国にいたアタシの環境には、周りに年の近い子供もいなければ幼稚園にも行けずとにかく暇だったんですね。
唯一の楽しみはアメリカが経営するプライベート施設(プールやテニス、ビリヤードなどができる場所)と、現地の動物園だけでした。
はい。現地にも動物園ってのがあったんですね。
コンクリートのない剥き出しのデコボコ道を車で土煙を上げながら進むと、普通の森のような場所に着きました。
中に入るとどデカイダチョウが30mくらい張ってある網の向こうでガンガン走ってるんです。
早いのなんのって・・
目を丸くして見ていると現地の人に「乗るか?」って言われて親は慌てて「未成年だから」って断ったそうです。
当時もしアタシがもう少し大きかったら乗るハメになっていたんでしょうか・・(--)
更に森の奥へ進むと大きなケージの中に猿やらナマケモノやらピグミーヒポポタマス(名前若干違うかもですが当時ははっきりそう聞こたもので・・汗)という小っさいカバなど珍しい動物が軒を連ねておりました。
アタシは大喜び!!(>▽<)//
エントランスで買った餌のポップコーンの袋を手に持ちサル軍団の網の前に立ちました。
すると猿たちは網の間から手を出してポップコーンをねだりました。
その様子がとても愛らしかったので、近づいてビニール袋を開けてポップコーンを手の上に乗せてやりました。
猿は一瞬で食べると「オラ、次だ、次ッ」と言わんばかりにどんどん手を出してきます。
他の猿たちも同様に「次は俺だッ もたついてんじゃねーよ!」的な目で睨みながら皆して手を出してきました。
普段からのたのたしてるアタシは猿のアグレッシブな雰囲気に飲まれ、
「あ・・今すぐにあげますから。待って下さいっ・・(あせあせ)」
と、網に近づくと猿たちの目が一瞬キラーンと光りました。
(あ、因みに網の前に“これ以上近づいてはいけません”的な手すりとかありません。)
隙をついた猿たちのうち一匹がアタシのビニールを掴み、網の方へ引きずったのです!!
次々と周りの猿たちも内側から手を出してポップコーンの奪い合いです。
しかしとち狂った猿たちは日頃のうっぷんを晴らさんばかりに関係のないアタシの髪を引っ張ったり顔面を掴んだり、洋服を中に引き込んだりとエライことをしてくれました。
皆さん、猿って握力結構あるんです。
いて~の何の・・
それに猿には言葉が通じないんで、手加減ゼロです。
アタシはアホな子供でしたので、パニックだったとは言え必死に敬語で命乞いをしていたそうです。
「や・・やめて下さいッ・・離して下さいッ・・マ・・ママーッ 早く新しい餌持ってきてぇー!」
ここで無意識に主従関係を把握し、日頃シャーミーとのやりとりで培われた生き延びる方法を応用したのでしょう。
(ワンパターン)
大量の猿に襲われかけるって・・相当怖いです。なので今でも猿は苦手です。
なんか・・本性を垣間見た気がして(涙)
これにはびっくりした親もそこらでウロついてる飼育員(多分)に助けを呼びに行くと
「ん?あ~。はいはい」
みたいな感じでアタシの元へ近づくと一喝。
「オッ!!!」
と、叫びました。
するとどうでしょう。猿たちは一斉に奥へと逃げたのです!
(お前がボスだったんか~いッ)と家族で心の叫びを一致させた事は言うまでもありません。
髪の毛も服もメチャクチャに乱れ、涙のちょちょぎれるアタシは気を取り直して動物を探索する事にしました。
上を見上げると高い木が空を覆い、奥へと続く森林はどこからが動物園になっているのか分からない程続いていました。
不思議に思っていると高い木から一匹の猿が枝を伝って自由に遊んでいました。
え?
と目が点になっていると、それに気付いた飼育員(多分)っぽい人が一緒に遊ぶそぶりを見せてうまいこと木に登るとその猿を捕まえてしまいました。
その猿は両手を掴まれるとぶらーんと身体を大人しく下げ、そのままホイッと猿のケージへ入れられてしまいました。
(逃げたのかな?)
と思っていたら、その方が
「向こうからたまたま来たからね。新入りが増えたよ。」
と、言っていました。
野生の猿つかみ取りかーいッ!!
動物園は、自然の森の中にケージだけ置かれている感じなのでむしろ、アタシらが大きな動物園の中にウロるいているだけなのだと後からゾッとしました。
つづく
<<山猫のおはなし 夜の風景 朝の風景>>
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当時、アフリカのとある国にいたアタシの環境には、周りに年の近い子供もいなければ幼稚園にも行けずとにかく暇だったんですね。
唯一の楽しみはアメリカが経営するプライベート施設(プールやテニス、ビリヤードなどができる場所)と、現地の動物園だけでした。
はい。現地にも動物園ってのがあったんですね。
コンクリートのない剥き出しのデコボコ道を車で土煙を上げながら進むと、普通の森のような場所に着きました。
中に入るとどデカイダチョウが30mくらい張ってある網の向こうでガンガン走ってるんです。
早いのなんのって・・
目を丸くして見ていると現地の人に「乗るか?」って言われて親は慌てて「未成年だから」って断ったそうです。
当時もしアタシがもう少し大きかったら乗るハメになっていたんでしょうか・・(--)
更に森の奥へ進むと大きなケージの中に猿やらナマケモノやらピグミーヒポポタマス(名前若干違うかもですが当時ははっきりそう聞こたもので・・汗)という小っさいカバなど珍しい動物が軒を連ねておりました。
アタシは大喜び!!(>▽<)//
エントランスで買った餌のポップコーンの袋を手に持ちサル軍団の網の前に立ちました。
すると猿たちは網の間から手を出してポップコーンをねだりました。
その様子がとても愛らしかったので、近づいてビニール袋を開けてポップコーンを手の上に乗せてやりました。
猿は一瞬で食べると「オラ、次だ、次ッ」と言わんばかりにどんどん手を出してきます。
他の猿たちも同様に「次は俺だッ もたついてんじゃねーよ!」的な目で睨みながら皆して手を出してきました。
普段からのたのたしてるアタシは猿のアグレッシブな雰囲気に飲まれ、
「あ・・今すぐにあげますから。待って下さいっ・・(あせあせ)」
と、網に近づくと猿たちの目が一瞬キラーンと光りました。
(あ、因みに網の前に“これ以上近づいてはいけません”的な手すりとかありません。)
隙をついた猿たちのうち一匹がアタシのビニールを掴み、網の方へ引きずったのです!!
次々と周りの猿たちも内側から手を出してポップコーンの奪い合いです。
しかしとち狂った猿たちは日頃のうっぷんを晴らさんばかりに関係のないアタシの髪を引っ張ったり顔面を掴んだり、洋服を中に引き込んだりとエライことをしてくれました。
皆さん、猿って握力結構あるんです。
いて~の何の・・
それに猿には言葉が通じないんで、手加減ゼロです。
アタシはアホな子供でしたので、パニックだったとは言え必死に敬語で命乞いをしていたそうです。
「や・・やめて下さいッ・・離して下さいッ・・マ・・ママーッ 早く新しい餌持ってきてぇー!」
ここで無意識に主従関係を把握し、日頃シャーミーとのやりとりで培われた生き延びる方法を応用したのでしょう。
(ワンパターン)
大量の猿に襲われかけるって・・相当怖いです。なので今でも猿は苦手です。
なんか・・本性を垣間見た気がして(涙)
これにはびっくりした親もそこらでウロついてる飼育員(多分)に助けを呼びに行くと
「ん?あ~。はいはい」
みたいな感じでアタシの元へ近づくと一喝。
「オッ!!!」
と、叫びました。
するとどうでしょう。猿たちは一斉に奥へと逃げたのです!
(お前がボスだったんか~いッ)と家族で心の叫びを一致させた事は言うまでもありません。
髪の毛も服もメチャクチャに乱れ、涙のちょちょぎれるアタシは気を取り直して動物を探索する事にしました。
上を見上げると高い木が空を覆い、奥へと続く森林はどこからが動物園になっているのか分からない程続いていました。
不思議に思っていると高い木から一匹の猿が枝を伝って自由に遊んでいました。
え?
と目が点になっていると、それに気付いた飼育員(多分)っぽい人が一緒に遊ぶそぶりを見せてうまいこと木に登るとその猿を捕まえてしまいました。
その猿は両手を掴まれるとぶらーんと身体を大人しく下げ、そのままホイッと猿のケージへ入れられてしまいました。
(逃げたのかな?)
と思っていたら、その方が
「向こうからたまたま来たからね。新入りが増えたよ。」
と、言っていました。
野生の猿つかみ取りかーいッ!!
動物園は、自然の森の中にケージだけ置かれている感じなのでむしろ、アタシらが大きな動物園の中にウロるいているだけなのだと後からゾッとしました。
つづく
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04/08/2010(Thu)
山猫のおはなし
このカテゴリ内ではアタシのリアル体験を思いついたまま、書いていこうと思います。
動物や自然がらみのw(←男との絡みじゃないんかいッ)
というのも実はアタクシ、ちょっと家庭事情で1歳位から色々な国に引っ張り回されておりまして今はなかなか入国出来ない国での生活とかしてました。
某番組のイ○トさんほど無茶はしてませんがw(当時は小さかったので)
* * *
さて、思い出す事☆十年前・・
アタシはアフリカ大陸のとある国に住んでおりました。
そこではまだ幼稚園生だったアタシでしたが現地の幼稚園には行っていませんでした。
てか行けませんでした。
何故かって・・誘拐されるか、ハマダラ蚊にやられてマラリアにかかるか、何かに食われるか、売られるか、などなど理由はたくさんあったのです。
まぁ、普通に母と一緒に買い物しに行って誘拐未遂にも遭いましたがw
(連れ去られる前にめっちゃ太もも触られたのを今でも覚えてます。多分肌の色が珍しかったのではないかと)
で、周りに同い年の子供がいなかったアタシは非常に寂しかったようでチック症という精神ストレスから来る病を患っておりました。(幼児期にあるもので軽度です)
そんないたいけな(←自談)子供を親は不憫に思い、ある日子ネコを拾ってきました。
アタシは大喜び!!(>▽<)//
ところがこの子猫、子猫のクセに威嚇が尋常ではありませんでした。
なんか、ものすっごい声してました。表現ができませんが・・
強いて言うならヘビの声を10倍くらい太くしたみたいな・・。
想像できますかねぇ?(出来るかっ)
* * *
このネコの模様は美しかったです。斑点模様とか。額にくっきりとしたM字とか・・。
そして、どんどん、どんどん、大きくなりました。
てか、大きくなり過ぎて不安が現実になりました。
なんと、このネコ、山猫?との間の子みたいで・・てかもう山猫でしたw
もしかしたらピューマとかその類との子かもしれないですw(でかいし・・)
ようするに小ぶりの猛獣と生活をしてたんですね。
父も知らなかったみたいです。斑点模様が目に付いたから・・ってそれ、危険信号だろう。
父はネコの捕獲を頼んだ現地の方に「食うのか?」って聞かれたそうです。
「食うか!飼うんだよ!」って答えたら、物珍し気にされたそうな。
ネコさん、現地では食料になってしまうみたいです。(異文化ですが可哀想です・・涙)
うちの山猫はというと・・母しか相手が出来ませんでした。(さすが母、寅年の獅子座!!)
「噛み付かれたら食い殺す」が、座右の銘。(こわいよ~)
で、食い殺されそうになったのはアタシでした。うちの山猫に・・。
その時の幼いアタシの叫び声は、
「マ・・ママーッ!早くッ・・早くシャーミー(猫の名)に餌あげてえ!!助けてぇ!!」
幼いアタシにも自分が餌として扱われていたのが分かったようです。
(因みにシャーミーという名の由来はうちに来た時のヘビのような威嚇の音から取りました。)
* * *
そんなうちの山猫シャーミーは毎朝必ずする日課がありました。
毛づくろい♪とか爪とぎ♪とか可愛いものではありません。
F1レーサー並みに向かい合わせのソファの側面を20周くらいするのです。
(あれは怖かった・・その現場に立ち合わせた家族は必ず動いてはいけませんでした。跳び蹴りをくらうので。)
きっと人間でいうところの毎朝のジョギングの感じだったのでしょう。
(でも怖いんだよぅ・・何しろデカイから、迫力満点でT.T)
* * *
そんなうちの猛獣にも可愛い一面がありました。
なんと、シャーミーにはお気に入りのテレビ番組があったのです!
それは、「子猫物語」。
山猫は本物の子猫に興味津々だったみたいです。
ピシッと背筋を伸ばしてテレビのど真ん中を陣取って見ていました。
ものすっごい集中力でした。だから真下から覗き込んで邪魔をすると最初はシカトされるんですが、アタシも大概しつこい子供でしたので続けてると山猫パンチを食らってました。
皆さま、「ネコぱんち」ではございません。
「山猫パンチ」です。(爪付き)
「お、オヤジにも殴られたことないのに~ッ」(fromア○ロ・レイより抜粋)
じゃなくて、
「お、オヤジに殴られたほうがマシだったよぉ~」
でした。
* * *
シャーミーがお腹の上で寝るとリアルファー布団で気持ちがいいんです。でも重さが難点でした。
父の場合↓
おっ・・シャーミー。父さんの上でネンネかぁ。そうか、気持ちいいかぁ・・ふぅ・・う・・うぐっ
アタシの場合↓
・・ぐっ・・ぐふッ・・ぐるじ・・だずげ・・(ちーん)
母の場合↓
(重いわ。横に寝なさい。)←目で言う。(そしてそれが何故か伝わりちゃんと横に寝るシャーミー)
うーん。家族の力関係が浮き彫りに・・。
まあ、そんなシャーミーとはアフリカで内戦が始まるというので緊急帰国する際にお別れをしてしまったのですが。
さすがにあの小猛獣を日本には連れて帰れないという親の判断でした。
アタシはもちろん、大泣きでした。(喰われかけたけど)
兄弟のいないアタシにとっては、シャーミーは兄弟みたいなものでした。
例え奴には非常食として見られていたとしてもっ!!
つづく
猿のおはなし>>
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動物や自然がらみのw(←男との絡みじゃないんかいッ)
というのも実はアタクシ、ちょっと家庭事情で1歳位から色々な国に引っ張り回されておりまして今はなかなか入国出来ない国での生活とかしてました。
某番組のイ○トさんほど無茶はしてませんがw(当時は小さかったので)
* * *
さて、思い出す事☆十年前・・
アタシはアフリカ大陸のとある国に住んでおりました。
そこではまだ幼稚園生だったアタシでしたが現地の幼稚園には行っていませんでした。
てか行けませんでした。
何故かって・・誘拐されるか、ハマダラ蚊にやられてマラリアにかかるか、何かに食われるか、売られるか、などなど理由はたくさんあったのです。
まぁ、普通に母と一緒に買い物しに行って誘拐未遂にも遭いましたがw
(連れ去られる前にめっちゃ太もも触られたのを今でも覚えてます。多分肌の色が珍しかったのではないかと)
で、周りに同い年の子供がいなかったアタシは非常に寂しかったようでチック症という精神ストレスから来る病を患っておりました。(幼児期にあるもので軽度です)
そんないたいけな(←自談)子供を親は不憫に思い、ある日子ネコを拾ってきました。
アタシは大喜び!!(>▽<)//
ところがこの子猫、子猫のクセに威嚇が尋常ではありませんでした。
なんか、ものすっごい声してました。表現ができませんが・・
強いて言うならヘビの声を10倍くらい太くしたみたいな・・。
想像できますかねぇ?(出来るかっ)
* * *
このネコの模様は美しかったです。斑点模様とか。額にくっきりとしたM字とか・・。
そして、どんどん、どんどん、大きくなりました。
てか、大きくなり過ぎて不安が現実になりました。
なんと、このネコ、山猫?との間の子みたいで・・てかもう山猫でしたw
もしかしたらピューマとかその類との子かもしれないですw(でかいし・・)
ようするに小ぶりの猛獣と生活をしてたんですね。
父も知らなかったみたいです。斑点模様が目に付いたから・・ってそれ、危険信号だろう。
父はネコの捕獲を頼んだ現地の方に「食うのか?」って聞かれたそうです。
「食うか!飼うんだよ!」って答えたら、物珍し気にされたそうな。
ネコさん、現地では食料になってしまうみたいです。(異文化ですが可哀想です・・涙)
うちの山猫はというと・・母しか相手が出来ませんでした。(さすが母、寅年の獅子座!!)
「噛み付かれたら食い殺す」が、座右の銘。(こわいよ~)
で、食い殺されそうになったのはアタシでした。うちの山猫に・・。
その時の幼いアタシの叫び声は、
「マ・・ママーッ!早くッ・・早くシャーミー(猫の名)に餌あげてえ!!助けてぇ!!」
幼いアタシにも自分が餌として扱われていたのが分かったようです。
(因みにシャーミーという名の由来はうちに来た時のヘビのような威嚇の音から取りました。)
* * *
そんなうちの山猫シャーミーは毎朝必ずする日課がありました。
毛づくろい♪とか爪とぎ♪とか可愛いものではありません。
F1レーサー並みに向かい合わせのソファの側面を20周くらいするのです。
(あれは怖かった・・その現場に立ち合わせた家族は必ず動いてはいけませんでした。跳び蹴りをくらうので。)
きっと人間でいうところの毎朝のジョギングの感じだったのでしょう。
(でも怖いんだよぅ・・何しろデカイから、迫力満点でT.T)
* * *
そんなうちの猛獣にも可愛い一面がありました。
なんと、シャーミーにはお気に入りのテレビ番組があったのです!
それは、「子猫物語」。
山猫は本物の子猫に興味津々だったみたいです。
ピシッと背筋を伸ばしてテレビのど真ん中を陣取って見ていました。
ものすっごい集中力でした。だから真下から覗き込んで邪魔をすると最初はシカトされるんですが、アタシも大概しつこい子供でしたので続けてると山猫パンチを食らってました。
皆さま、「ネコぱんち」ではございません。
「山猫パンチ」です。(爪付き)
「お、オヤジにも殴られたことないのに~ッ」(fromア○ロ・レイより抜粋)
じゃなくて、
「お、オヤジに殴られたほうがマシだったよぉ~」
でした。
* * *
シャーミーがお腹の上で寝るとリアルファー布団で気持ちがいいんです。でも重さが難点でした。
父の場合↓
おっ・・シャーミー。父さんの上でネンネかぁ。そうか、気持ちいいかぁ・・ふぅ・・う・・うぐっ
アタシの場合↓
・・ぐっ・・ぐふッ・・ぐるじ・・だずげ・・(ちーん)
母の場合↓
(重いわ。横に寝なさい。)←目で言う。(そしてそれが何故か伝わりちゃんと横に寝るシャーミー)
うーん。家族の力関係が浮き彫りに・・。
まあ、そんなシャーミーとはアフリカで内戦が始まるというので緊急帰国する際にお別れをしてしまったのですが。
さすがにあの小猛獣を日本には連れて帰れないという親の判断でした。
アタシはもちろん、大泣きでした。(喰われかけたけど)
兄弟のいないアタシにとっては、シャーミーは兄弟みたいなものでした。
例え奴には非常食として見られていたとしてもっ!!
つづく
猿のおはなし>>
グルルル・・
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