01/21/2012(Sat)
貴方の狂気が、欲しい 18話
木戸の手がスルリと臀部の間に入ってきた。
身体が異常に感じやすく、木戸の手が肌の上を滑るだけで声が自然と漏れる。
じっと自分の目や表情を見ながら触る木戸を見て思った。自分という者をきちんと認識してこんな風に触れられるのは初めてだ、と。
その瞬間時枝は全身の血液が沸騰しそうに熱くなった。
「ヒクついてるぞ」
「あっ……やっ」
木戸の指がまだ少し腫れている時枝の後ろの穴部分を丁寧に指の腹で触った。
まるでその形や大きさを確認するような動きだ。
一際敏感になっている為、時枝は悩ましげな顔を横に向けて吐息を吐いた。
「脱いで俺によく見せろ」
その命令に一瞬冷や汗をかいた時枝だったが、一度腹を括ったのだからと小さく「はい」と返事をしてズボンを脱いで白いワイシャツだけを羽織った状態になった。
そして木戸に促されるまま幅広の座席に四つん這いになり、尻を高く突き出して木戸に一番恥ずかしい部分を見せた。
「少し赤く腫れてるな……」
木戸はそう言ってその部分を爪で引っ掻いた。
「ヒっ……あんっ」
突然の刺激に時枝は甲高い声を出して尻をビクつかせた。その震動でいつの間にか大きくなっていた時枝の肉棒が腹に当たった。
「俺は気に食わないんだよ」
木戸は車内にあるボックスからローションを取り出した。そんな備品があるのは、たまに移動中にコールボーイを呼び込んでは中でセックスをするからだ。
時枝が運転をしていた時にもそんな光景はよくある事だった。
前は割り切れていた部分と、そして諦めていた部分があって悲しかったが平常心は保っていられた。だが今はきっと目を逸らし、耳と塞いでしまうに違いない。そこまで想いは大きく膨らんでいた。
木戸がローションを指に塗りつけ、そして時枝の玉や性器にも塗りつけた。
木戸の大きくて少しゴツゴツとした掌が力強く肉棒を包み込み、玉も同時に揉みしだいた。
乱暴に動く掌は、ヌルつきによって膝から崩れそうになる程の快感を生み出した。
「んああっ……あぁっ……あぁっ」
初めて出す大きな声はとても透明感がある、少年のような声だった。
無垢で綺麗な声だが、そこに生唾を飲むような艶が混じっている。それは聞くだけで男女問わず下半身をジンと熱くさせる音色だ。
木戸も例外ではなく下半身を限界まで硬く大きくさせていた。
「そんな声を色んな男に聞かせていたのも気に食わない」
「出して……なっ……んんっ」
「身体は繋げてないと言ったが色々と弄られているんだろ。こんな赤くさせて」
木戸の指がヌルリと入り込み、中の壁をゆっくりと大きく円を描く様に触った。
入り口は反射的に木戸の指を締め付けたが、中の襞たちは本能的に指に絡みつき奥へ奥へと引き込もうと動いた。
「凄い動きだな……」
木戸はサディスティックな笑みを浮かべて中にもう二本入れ込んで入り口を広げた。
「い……やあぁぁっ」
時枝の透明な声が掠れて木戸を煽る。
「もう一本入れるか? もう三本だけでギリギリだが」
道具といっても男性器を模った張形を入れた事は無い。せいぜい指三本分程のバイブのようなものだ。
ゆっくりと指がもう一本無理矢理入っていく。
欲しいと思っていた木戸からの全てのものは、傍観し、想像していたものよりも遥かに生生しい圧迫感と痛みが伴った。
時枝は少し怖くなって顔を木戸へ向けた。
「あっ……あの、私は……それ以上太いものは挿入させた事がなく……基本的に生身の身体の一部を入れさせる事は由朗様が禁止しておりまして……」
由朗の命令がもしその逆だったら、きっと時枝は身体を許していた。そう考えただけで木戸の中に怒りが沸いた。
「じゃあ指もなしか」
「いえ……よ、由朗さまは……」
「チッ……結局親父の好き勝手にされてんじゃねぇかよッ」
木戸の声が大きくなり、慌てた時枝が余計な事を言った。
「あっ、あのっ、でも由朗様だけじゃなくて、暁明様も指くらいまでは……」
「……あ?」
木戸のコメカミに血管が浮き出た。
「時枝。お前は俺に仕えているんだ。これからは俺の言う事だけを聞いていればいい。だが仕置きが必要だ……ちょっと俺の膝の上に乗れ。俺に顔を向けてだ」
<<前へ 次へ>>
スローペースですみません(-ω-;)
レッツお仕置きタイム☆
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お礼画像あり☆6種ランダム
身体が異常に感じやすく、木戸の手が肌の上を滑るだけで声が自然と漏れる。
じっと自分の目や表情を見ながら触る木戸を見て思った。自分という者をきちんと認識してこんな風に触れられるのは初めてだ、と。
その瞬間時枝は全身の血液が沸騰しそうに熱くなった。
「ヒクついてるぞ」
「あっ……やっ」
木戸の指がまだ少し腫れている時枝の後ろの穴部分を丁寧に指の腹で触った。
まるでその形や大きさを確認するような動きだ。
一際敏感になっている為、時枝は悩ましげな顔を横に向けて吐息を吐いた。
「脱いで俺によく見せろ」
その命令に一瞬冷や汗をかいた時枝だったが、一度腹を括ったのだからと小さく「はい」と返事をしてズボンを脱いで白いワイシャツだけを羽織った状態になった。
そして木戸に促されるまま幅広の座席に四つん這いになり、尻を高く突き出して木戸に一番恥ずかしい部分を見せた。
「少し赤く腫れてるな……」
木戸はそう言ってその部分を爪で引っ掻いた。
「ヒっ……あんっ」
突然の刺激に時枝は甲高い声を出して尻をビクつかせた。その震動でいつの間にか大きくなっていた時枝の肉棒が腹に当たった。
「俺は気に食わないんだよ」
木戸は車内にあるボックスからローションを取り出した。そんな備品があるのは、たまに移動中にコールボーイを呼び込んでは中でセックスをするからだ。
時枝が運転をしていた時にもそんな光景はよくある事だった。
前は割り切れていた部分と、そして諦めていた部分があって悲しかったが平常心は保っていられた。だが今はきっと目を逸らし、耳と塞いでしまうに違いない。そこまで想いは大きく膨らんでいた。
木戸がローションを指に塗りつけ、そして時枝の玉や性器にも塗りつけた。
木戸の大きくて少しゴツゴツとした掌が力強く肉棒を包み込み、玉も同時に揉みしだいた。
乱暴に動く掌は、ヌルつきによって膝から崩れそうになる程の快感を生み出した。
「んああっ……あぁっ……あぁっ」
初めて出す大きな声はとても透明感がある、少年のような声だった。
無垢で綺麗な声だが、そこに生唾を飲むような艶が混じっている。それは聞くだけで男女問わず下半身をジンと熱くさせる音色だ。
木戸も例外ではなく下半身を限界まで硬く大きくさせていた。
「そんな声を色んな男に聞かせていたのも気に食わない」
「出して……なっ……んんっ」
「身体は繋げてないと言ったが色々と弄られているんだろ。こんな赤くさせて」
木戸の指がヌルリと入り込み、中の壁をゆっくりと大きく円を描く様に触った。
入り口は反射的に木戸の指を締め付けたが、中の襞たちは本能的に指に絡みつき奥へ奥へと引き込もうと動いた。
「凄い動きだな……」
木戸はサディスティックな笑みを浮かべて中にもう二本入れ込んで入り口を広げた。
「い……やあぁぁっ」
時枝の透明な声が掠れて木戸を煽る。
「もう一本入れるか? もう三本だけでギリギリだが」
道具といっても男性器を模った張形を入れた事は無い。せいぜい指三本分程のバイブのようなものだ。
ゆっくりと指がもう一本無理矢理入っていく。
欲しいと思っていた木戸からの全てのものは、傍観し、想像していたものよりも遥かに生生しい圧迫感と痛みが伴った。
時枝は少し怖くなって顔を木戸へ向けた。
「あっ……あの、私は……それ以上太いものは挿入させた事がなく……基本的に生身の身体の一部を入れさせる事は由朗様が禁止しておりまして……」
由朗の命令がもしその逆だったら、きっと時枝は身体を許していた。そう考えただけで木戸の中に怒りが沸いた。
「じゃあ指もなしか」
「いえ……よ、由朗さまは……」
「チッ……結局親父の好き勝手にされてんじゃねぇかよッ」
木戸の声が大きくなり、慌てた時枝が余計な事を言った。
「あっ、あのっ、でも由朗様だけじゃなくて、暁明様も指くらいまでは……」
「……あ?」
木戸のコメカミに血管が浮き出た。
「時枝。お前は俺に仕えているんだ。これからは俺の言う事だけを聞いていればいい。だが仕置きが必要だ……ちょっと俺の膝の上に乗れ。俺に顔を向けてだ」
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コメント
何かを吐き出された模様!?(笑)
□ヾ(´д`*)フキフキ・・
嫉妬心メラメラチャルメラの木戸(笑)
新しいですね~!(笑)
素敵ですか!?
おおお!ありがとうございます!!
いやいや!興奮して下さって嬉しいです!!
もっとSさまを燃やさねばっっ
((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ
木戸さん、確かに本編では恐ろしげな男でしたよね(笑)
今は自分の事だっていうのに加えて相手が時枝だからって
いうのもあると思います!
弘夢には一方的だったので狂ってしまったけれども、
今は子供の様に一から始まっているような気がします(*´∇`*)
なんか可愛いですか!?
ありがとうございます!
木戸に聞かせてやりたいです(笑)
> 時枝さんが、可愛いからかな?
嬉しいお褒め!!
ありがとうございます!
これは私のみならず、きっと木戸も喜ぶハズ!(笑)
コメントどうもありがとうございました
コメント