03/30/2012(Fri)
貴方の狂気が、欲しい 58話
「慶介さんっ……まだ身体が濡れてっ」
軽く拭いただけの身体のまま、木戸は時枝を抱えて寝室へ移動した。
押し入れから布団を引っ張り出して無造作に出し広げると、その上に時枝を押し倒した。
まだ身体に残る水滴が布団にすぐさま吸いとられる。
「あっ……やっ……」
時枝はグイと仰向けに腰を上げられ、大きく足を広げさせられた。赤みが差した恥ずかしい部分をじっと木戸に凝視されて思わず涙ぐむ。
「恥ずかしい……慶介さ……っ」
木戸の大きな手で玉袋を揉まれながら、後ろの蕾を舌先で解される。
時枝は、時折感じ過ぎてビクッと身体が反応するのが恥ずかしくてシーツを強く掴んだ。
だが木戸は態と時枝が反応するように敏感な部分を舌で突いた。
「ぃ…や……ぁ」
「今からここに生で入れてやるからな」
「生でなんてっ……いけませ……ん」
「バカだな。ゴム付けてたらお前の中で精子出せねぇだろうが」
木戸が上からギュウと時枝の赤い乳首を強く摘まんで引っ張り上げた。
「はぁあんっ……痛ぃぃんっ」
胸にジンと痺れるような気持ち良さが広がる。
「前から挿されんのと後ろから挿されんの、どっちがいいんだ」
「う……後ろ……からぁ」
「理由は?」
木戸にゆっくりと四つん這いにさせられると、時枝は従順に尻を突き上げた。
「貴方に……酷く犯されたい……からです」
「お前、それ以上煽るな。壊したくなる」
木戸の目に妖しい光が宿る。思わず時枝の柔らかな尻の肉に爪を喰い込ませると、時枝は切ない声を上げた。
「本当は……今までお前に触れた奴全員殺したいくらいなんだ」
木戸は赤黒く腫れあがった肉棒を時枝の小さな蕾に突き立てた。
「はっ…ぅんん……太……っ」
「分かってんのか?」
「あっ……んっ…ごめんなさ……ぃぃ」
木戸は側にあったローションを大量に結合部分に垂らし、そしてゆっくりと奥へと挿し込んだ。
「んああぁあぁーっ」
時枝の身体にビリッと電気が走る。ほんの少し傷ついたのが分かったが、その痛みが時枝に精神的快感をもたらした。
「もっ……と…下さ……ぃ……根元……までぇ」
木戸は息を吐きながら肉棒を奥へと入れ込む。時枝の内側は、襞が絡みつき、更に奥へ引き込もうと動いていた。
「ほら、根元までいったぜ? もうこれ以上は行けない」
互いの我慢は限界に達し、木戸の脈と時枝の脈が体内で一緒に溶けあった。
そして木戸は我慢の限界点を超した。
木戸は一気に肉棒を引き抜くと、そこからまた更に深くまで突き入れた。
「ひっぁぁあああぁっ」
内側の襞たちが木戸の肉棒に貼り着くようにして追いかけてくる。
その吸引と締め付けに耐えきれず、木戸の腰が止まらなくなった。
バチンッ、バチンッと肌が渇いた衝突音を和室に響かせて二人の興奮を煽る。
時枝の白く丸い尻がほんのりと桜色に色づいてくるのが堪らなかった。
「あっ、あんっ! すごっ……いっ……ぃんっ」
木戸は後ろから時枝の両乳首を抓り上げた。
「っやあっ……やあぁぁっ」
空中で上下に揺れていた時枝の肉棒の先から白くネバついた液体が布団の上に撒かれた。
気持ち良過ぎて時枝の口端からだらしなく唾液が流れ出る。
木戸は振り乱した長い銀色の髪を掴んだ。
木戸はいつも髪を縛ってやる為にゴムを手首に掛けて持っている。時枝に肉棒を出し入れしながらそのゴムで髪を高い位置で縛ってやる。
そういえば髪を切ってやると言いつつも、綺麗な髪が勿体なくて切れずにいた事を想う。
すっきりと髪を縛り上げると、綺麗な項が露わになって余計木戸を興奮させた。
遅れ毛がとても艶めかしい。
木戸の腰が激しくピストンを繰り返した。
シャワーの水滴と汗が混ざって時枝の背中に落ちる。振り向いた時枝の唇をさかさず塞いで口内を犯した。
「可愛いよ……今度こうして犯しながら俺の印をつけてやろう」
「んっ……あの子と同じ……もの?」
時枝の入り口がギュッと硬く締まる。
「いや、違う。もっといいものだ」
木戸がこじ開ける様に強く奥まで突いた。
「あんんっ」
「お前の顔を見てイきたい。横を向け」
木戸が時枝の身体を横にすると、時枝が恥ずかしそうに上目遣いをした。
その顔に木戸は我慢出来なくなり舌打ちをしながら思い切り腰を打ち付け始めた。
「あッ、あッ! すご……っ……またイっちゃ……ぃますっ」
畳の上で時枝の身体ごと布団が激しく上下に動き、捩れた。
障子の向こうでひぐらしの泣き声が夕方を告げていた。何もない田舎の片隅で誰もいないのを良い事に、二人は声を張り上げた。
獣に食い散らかされているような気がした。それ程に木戸は理性を飛ばして時枝の上で暴れていた。
時枝の中で再び快感が膨らみ始める。
突かれる度にどんどん膨らみ頭が痺れて真っ白になってきた。
木戸の荒い声が耳に入ってきたと思った瞬間、耳を強く齧られた。
時枝が木戸の頭に手を回す。「もっと……もっと強く……してください」そう言って頭を擡げると視線の先に濡れてくっきりとした木戸の腹筋が艶めかしくうねっているのが見えた。
そして中の快感が爆発した。
「アッッ……ダ…メ…くるッ……ダメぇええぇんっ」
「香ッ……今出してやるから待ってろッ」
言う事の聞けない時枝は木戸が射精する少し前にドライオルガズムへと達した。
「はぁああぁんんっ! ケイスケえぇっ」
木戸は名前を叫ばれると一層時枝の奥に大量の精子を飛ばした。
時枝は断続的にオルガズムを引き起こし腰を何度も大きく跳ね上がらせていた。
中の襞が木戸の肉棒を押し潰しそうな程強く吸いついてきて、精子を一滴残らず吸い取りにかかる。
木戸は気を失いそうな程の快感で、跳ねる時枝の上で自分も小刻みに腰を痙攣させた。
<<前へ 次へ>>
ももも、申し訳ありません!
前回と同じものをUPしてしまいました~っ(>ω<)
急いで変えました!
失礼致しました(-"-;A ...アセアセ
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拍手秘コメの場合は普通コメント欄にてお返事致します。
お礼画像あり☆6種ランダム
軽く拭いただけの身体のまま、木戸は時枝を抱えて寝室へ移動した。
押し入れから布団を引っ張り出して無造作に出し広げると、その上に時枝を押し倒した。
まだ身体に残る水滴が布団にすぐさま吸いとられる。
「あっ……やっ……」
時枝はグイと仰向けに腰を上げられ、大きく足を広げさせられた。赤みが差した恥ずかしい部分をじっと木戸に凝視されて思わず涙ぐむ。
「恥ずかしい……慶介さ……っ」
木戸の大きな手で玉袋を揉まれながら、後ろの蕾を舌先で解される。
時枝は、時折感じ過ぎてビクッと身体が反応するのが恥ずかしくてシーツを強く掴んだ。
だが木戸は態と時枝が反応するように敏感な部分を舌で突いた。
「ぃ…や……ぁ」
「今からここに生で入れてやるからな」
「生でなんてっ……いけませ……ん」
「バカだな。ゴム付けてたらお前の中で精子出せねぇだろうが」
木戸が上からギュウと時枝の赤い乳首を強く摘まんで引っ張り上げた。
「はぁあんっ……痛ぃぃんっ」
胸にジンと痺れるような気持ち良さが広がる。
「前から挿されんのと後ろから挿されんの、どっちがいいんだ」
「う……後ろ……からぁ」
「理由は?」
木戸にゆっくりと四つん這いにさせられると、時枝は従順に尻を突き上げた。
「貴方に……酷く犯されたい……からです」
「お前、それ以上煽るな。壊したくなる」
木戸の目に妖しい光が宿る。思わず時枝の柔らかな尻の肉に爪を喰い込ませると、時枝は切ない声を上げた。
「本当は……今までお前に触れた奴全員殺したいくらいなんだ」
木戸は赤黒く腫れあがった肉棒を時枝の小さな蕾に突き立てた。
「はっ…ぅんん……太……っ」
「分かってんのか?」
「あっ……んっ…ごめんなさ……ぃぃ」
木戸は側にあったローションを大量に結合部分に垂らし、そしてゆっくりと奥へと挿し込んだ。
「んああぁあぁーっ」
時枝の身体にビリッと電気が走る。ほんの少し傷ついたのが分かったが、その痛みが時枝に精神的快感をもたらした。
「もっ……と…下さ……ぃ……根元……までぇ」
木戸は息を吐きながら肉棒を奥へと入れ込む。時枝の内側は、襞が絡みつき、更に奥へ引き込もうと動いていた。
「ほら、根元までいったぜ? もうこれ以上は行けない」
互いの我慢は限界に達し、木戸の脈と時枝の脈が体内で一緒に溶けあった。
そして木戸は我慢の限界点を超した。
木戸は一気に肉棒を引き抜くと、そこからまた更に深くまで突き入れた。
「ひっぁぁあああぁっ」
内側の襞たちが木戸の肉棒に貼り着くようにして追いかけてくる。
その吸引と締め付けに耐えきれず、木戸の腰が止まらなくなった。
バチンッ、バチンッと肌が渇いた衝突音を和室に響かせて二人の興奮を煽る。
時枝の白く丸い尻がほんのりと桜色に色づいてくるのが堪らなかった。
「あっ、あんっ! すごっ……いっ……ぃんっ」
木戸は後ろから時枝の両乳首を抓り上げた。
「っやあっ……やあぁぁっ」
空中で上下に揺れていた時枝の肉棒の先から白くネバついた液体が布団の上に撒かれた。
気持ち良過ぎて時枝の口端からだらしなく唾液が流れ出る。
木戸は振り乱した長い銀色の髪を掴んだ。
木戸はいつも髪を縛ってやる為にゴムを手首に掛けて持っている。時枝に肉棒を出し入れしながらそのゴムで髪を高い位置で縛ってやる。
そういえば髪を切ってやると言いつつも、綺麗な髪が勿体なくて切れずにいた事を想う。
すっきりと髪を縛り上げると、綺麗な項が露わになって余計木戸を興奮させた。
遅れ毛がとても艶めかしい。
木戸の腰が激しくピストンを繰り返した。
シャワーの水滴と汗が混ざって時枝の背中に落ちる。振り向いた時枝の唇をさかさず塞いで口内を犯した。
「可愛いよ……今度こうして犯しながら俺の印をつけてやろう」
「んっ……あの子と同じ……もの?」
時枝の入り口がギュッと硬く締まる。
「いや、違う。もっといいものだ」
木戸がこじ開ける様に強く奥まで突いた。
「あんんっ」
「お前の顔を見てイきたい。横を向け」
木戸が時枝の身体を横にすると、時枝が恥ずかしそうに上目遣いをした。
その顔に木戸は我慢出来なくなり舌打ちをしながら思い切り腰を打ち付け始めた。
「あッ、あッ! すご……っ……またイっちゃ……ぃますっ」
畳の上で時枝の身体ごと布団が激しく上下に動き、捩れた。
障子の向こうでひぐらしの泣き声が夕方を告げていた。何もない田舎の片隅で誰もいないのを良い事に、二人は声を張り上げた。
獣に食い散らかされているような気がした。それ程に木戸は理性を飛ばして時枝の上で暴れていた。
時枝の中で再び快感が膨らみ始める。
突かれる度にどんどん膨らみ頭が痺れて真っ白になってきた。
木戸の荒い声が耳に入ってきたと思った瞬間、耳を強く齧られた。
時枝が木戸の頭に手を回す。「もっと……もっと強く……してください」そう言って頭を擡げると視線の先に濡れてくっきりとした木戸の腹筋が艶めかしくうねっているのが見えた。
そして中の快感が爆発した。
「アッッ……ダ…メ…くるッ……ダメぇええぇんっ」
「香ッ……今出してやるから待ってろッ」
言う事の聞けない時枝は木戸が射精する少し前にドライオルガズムへと達した。
「はぁああぁんんっ! ケイスケえぇっ」
木戸は名前を叫ばれると一層時枝の奥に大量の精子を飛ばした。
時枝は断続的にオルガズムを引き起こし腰を何度も大きく跳ね上がらせていた。
中の襞が木戸の肉棒を押し潰しそうな程強く吸いついてきて、精子を一滴残らず吸い取りにかかる。
木戸は気を失いそうな程の快感で、跳ねる時枝の上で自分も小刻みに腰を痙攣させた。
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ももも、申し訳ありません!
前回と同じものをUPしてしまいました~っ(>ω<)
急いで変えました!
失礼致しました(-"-;A ...アセアセ
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拍手秘コメの場合は普通コメント欄にてお返事致します。
お礼画像あり☆6種ランダム
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コメント
> お話が前回と同じような・・・
> 勘違いだったらすみません 汗
> とにかく次回楽しみにしています!!
涙羅さまこんばんは!
いえ~~っ私のミスでございます!!(´Д`A;)
申し訳ございません!!
先程UPし直しました!! ハァハァε-(。_。;)ノ┃木┃
ご指摘ありがとうございました!!
コメントどうもありがとうございました
> 「貴方の狂気が、欲しい」毎日UPを楽しみにしています。健気な香がとってもスキー♡♡♡
> ところで…57話と今日UPされた58話が、あれ全く同じお話???ナゼ
> 私の所だけなのかなぁ??
> 桔梗様、もし違ってたらゴメンナサイ。だって、とっても×2楽しみにしてるので、58話UPしてくださ~い、お願いしますぅ。(涙
はじめましてー!。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚
こんばんは!
いつも読んで下さってありがとうございます!
うおおおすみません!!
確かに内容が同じになってます;;
恐らく今風邪引いて熱あるんでボケていたのだと;;
私のミスでございます(>△<)!
今UPし直しました!
ご指摘ありがとうございます!!(ノД`)・゜・
コメントどうもありがとうございました
お話が前回と同じような・・・
勘違いだったらすみません 汗
とにかく次回楽しみにしています!!
「貴方の狂気が、欲しい」毎日UPを楽しみにしています。健気な香がとってもスキー♡♡♡
ところで…57話と今日UPされた58話が、あれ全く同じお話???ナゼ
私の所だけなのかなぁ??
桔梗様、もし違ってたらゴメンナサイ。だって、とっても×2楽しみにしてるので、58話UPしてくださ~い、お願いしますぅ。(涙
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