06/07/2013(Fri)
悪魔と野犬ノ仔 23話
「お兄ちゃんの……出してもいいですかっ……」
「敬語、使えるようになって偉いな。いいよ」
今まで要は水無月に対して色々してはきたが、自分に対してさせた事はなかった。だがここまで求められたのは初めてで理性を保つつもりは今、消えた。
水無月は要の興奮して大きくなったモノをこんなに間近に見たのは初めてだった。
友達が出来てからそういった類の知識を膨大に得るのにそう時間はかからなかった。そこは人間としての本能からなのか、柔軟に吸収し、理解していった。最初はショッキングだった真実の数々は、日を追う毎に甘く刺激的な欲求へと変換されていった。
今まで要と一緒に歩いた草むらや、過ごしてきたこの部屋で、卑猥な妄想は膨らむばかりになった。そして今までされてきた気持ちのいいだけの行為は、それまでなかった胸の熱くなるような感情ともに何度もフラッシュバックされた。
目の前に現れた自分よりも一回り大きな男性器は猛々しく赤黒い牙を向くようにそこにあった。
水無月はそれを指先で掴むと、熱くて火傷をしそうになった。
「あつッ」
ずしりと重たい要の肉棒は水無月の方を向いて涎を垂らす様に透明の液体をダラダラと垂らしていた。綺麗で冷酷な顔に似合わないこの本能の化身のような肉棒に、水無月は異常なほど興奮した。
要が後ろから水無月の白い太股を撫でる。
「はんっ」
水無月の肉棒がビクンッと跳ねて自分の腹に当たる。
そしてその赤黒く熱い肉棒に舌を伸ばして一舐めした。塩っぽい味に少し驚いて舌先を離すと、銀色に光る愛液の糸が伸びた。
要は優しく水無月の腰を撫でる。それがまるで「頑張ってごらん」とでも言っているように感じられ、水無月は大きな口を開けるとゆっくり頬張った。
「んんっ」
口を思い切り開けてやっと入る大きさのそれは、頑張っても三分の一しか入れられなかった。それでも入れてからどうしていいか分からずいると、要が口を開いた。
「俺の真似をしてごらん」
そう言うと要は水無月の腰を上げ、先端を赤くさせた肉棒を吸い込んだ。
「ふっぅう……あっああぁんッ……気持ちぃぃぃっ」
初めて感じる全身の溶けそうな程の快感は水無月の力を奪った。
「ほら。寝てないで同じようにやれよ」
震える全身をやっと起こし、自分がされている事を要にも行った。歯を立てず、口内から出したり入れたりと吸引力を駆使して頑張った。要の気持ちいい所は念入りに舌で攻め、玉の方にも性感帯が沢山あると知った。
水無月はとっくにイきかけていたが、要に強く根元を掴まれていてイけないでいた。
「ひぃん…やあ…お兄ちゃ……て、はなしてぇっ」
そう言う度に要は意地悪く水無月の蕾に舌先を伸ばし、内側へ入り込んで来ようとする。
「いやっ、いやっ、イクぅぅんっ」
要は手を伸ばし立ち上がっている水無月の乳首を左右に嬲った。その度に水無月は要の腰に爪を立て、肉棒の側面に吸いつきながら尻をビクつかせた。
射精すら要にコントロールされる快楽で、水無月は幸福感で満たされていた。
「お兄ちゃぁ……お兄ちゃぁんっ……ああんっ」
水無月は顔を要の顔の方へ向き直ると息を荒げてしがみ付いた。
少し落ち着くまで要に抱き締めて貰っていると、少し興奮のピークが治まってきた。
そして水無月は思いついたように要のTシャツの中にモゾモゾと潜り込んだ。
「おい、何してんだお前」
要の声がすると、水無月は子猫のようにTシャツの首を伸ばして顔ひょっこり出した。
「Tシャツが伸びる」
水無月は要の文句を無視して、今度は両手を袖口に出してしまった。これで完璧に一つのTシャツを二人で向かい合わせで着ている状態になった。
「兄ちゃんとピッタリくっつけたの。うふふ、気持ちいい」
嬉しそうに笑ってペロペロと要の唇を舐める水無月に、要は軽く呆れた様な溜息をついてTシャツを脱いだ。
「あっ! やだぁっ」
先程の状態が余程気に入っていたのか、水無月はTシャツを脱ぐのを嫌がった。
要は言う事を聞かない水無月の腰を引き寄せるとそのままベッドに組み敷いた。そして水無月は身体に纏う布を全て剥ぎ取られ、上から舐め回す様に視姦された。
水無月は段々と恥ずかしくなって、何となく手を胸元へ持っていった。
「見てるだけなのに乳首、立ってきたぞ」
「だって……兄ちゃんの目、いいんだもん」
「お前随分と気の効いた事が言える様になったな……どうせ悪い友達が沢山出来たんだろう」
要は水無月の細い首筋に歯を立てた。
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「敬語、使えるようになって偉いな。いいよ」
今まで要は水無月に対して色々してはきたが、自分に対してさせた事はなかった。だがここまで求められたのは初めてで理性を保つつもりは今、消えた。
水無月は要の興奮して大きくなったモノをこんなに間近に見たのは初めてだった。
友達が出来てからそういった類の知識を膨大に得るのにそう時間はかからなかった。そこは人間としての本能からなのか、柔軟に吸収し、理解していった。最初はショッキングだった真実の数々は、日を追う毎に甘く刺激的な欲求へと変換されていった。
今まで要と一緒に歩いた草むらや、過ごしてきたこの部屋で、卑猥な妄想は膨らむばかりになった。そして今までされてきた気持ちのいいだけの行為は、それまでなかった胸の熱くなるような感情ともに何度もフラッシュバックされた。
目の前に現れた自分よりも一回り大きな男性器は猛々しく赤黒い牙を向くようにそこにあった。
水無月はそれを指先で掴むと、熱くて火傷をしそうになった。
「あつッ」
ずしりと重たい要の肉棒は水無月の方を向いて涎を垂らす様に透明の液体をダラダラと垂らしていた。綺麗で冷酷な顔に似合わないこの本能の化身のような肉棒に、水無月は異常なほど興奮した。
要が後ろから水無月の白い太股を撫でる。
「はんっ」
水無月の肉棒がビクンッと跳ねて自分の腹に当たる。
そしてその赤黒く熱い肉棒に舌を伸ばして一舐めした。塩っぽい味に少し驚いて舌先を離すと、銀色に光る愛液の糸が伸びた。
要は優しく水無月の腰を撫でる。それがまるで「頑張ってごらん」とでも言っているように感じられ、水無月は大きな口を開けるとゆっくり頬張った。
「んんっ」
口を思い切り開けてやっと入る大きさのそれは、頑張っても三分の一しか入れられなかった。それでも入れてからどうしていいか分からずいると、要が口を開いた。
「俺の真似をしてごらん」
そう言うと要は水無月の腰を上げ、先端を赤くさせた肉棒を吸い込んだ。
「ふっぅう……あっああぁんッ……気持ちぃぃぃっ」
初めて感じる全身の溶けそうな程の快感は水無月の力を奪った。
「ほら。寝てないで同じようにやれよ」
震える全身をやっと起こし、自分がされている事を要にも行った。歯を立てず、口内から出したり入れたりと吸引力を駆使して頑張った。要の気持ちいい所は念入りに舌で攻め、玉の方にも性感帯が沢山あると知った。
水無月はとっくにイきかけていたが、要に強く根元を掴まれていてイけないでいた。
「ひぃん…やあ…お兄ちゃ……て、はなしてぇっ」
そう言う度に要は意地悪く水無月の蕾に舌先を伸ばし、内側へ入り込んで来ようとする。
「いやっ、いやっ、イクぅぅんっ」
要は手を伸ばし立ち上がっている水無月の乳首を左右に嬲った。その度に水無月は要の腰に爪を立て、肉棒の側面に吸いつきながら尻をビクつかせた。
射精すら要にコントロールされる快楽で、水無月は幸福感で満たされていた。
「お兄ちゃぁ……お兄ちゃぁんっ……ああんっ」
水無月は顔を要の顔の方へ向き直ると息を荒げてしがみ付いた。
少し落ち着くまで要に抱き締めて貰っていると、少し興奮のピークが治まってきた。
そして水無月は思いついたように要のTシャツの中にモゾモゾと潜り込んだ。
「おい、何してんだお前」
要の声がすると、水無月は子猫のようにTシャツの首を伸ばして顔ひょっこり出した。
「Tシャツが伸びる」
水無月は要の文句を無視して、今度は両手を袖口に出してしまった。これで完璧に一つのTシャツを二人で向かい合わせで着ている状態になった。
「兄ちゃんとピッタリくっつけたの。うふふ、気持ちいい」
嬉しそうに笑ってペロペロと要の唇を舐める水無月に、要は軽く呆れた様な溜息をついてTシャツを脱いだ。
「あっ! やだぁっ」
先程の状態が余程気に入っていたのか、水無月はTシャツを脱ぐのを嫌がった。
要は言う事を聞かない水無月の腰を引き寄せるとそのままベッドに組み敷いた。そして水無月は身体に纏う布を全て剥ぎ取られ、上から舐め回す様に視姦された。
水無月は段々と恥ずかしくなって、何となく手を胸元へ持っていった。
「見てるだけなのに乳首、立ってきたぞ」
「だって……兄ちゃんの目、いいんだもん」
「お前随分と気の効いた事が言える様になったな……どうせ悪い友達が沢山出来たんだろう」
要は水無月の細い首筋に歯を立てた。
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コメント
> でも ただエロイだけじゃなくて
> 要のミナへの強い征服欲と優しさや ミナの要への健気さと可愛さが見れて 素敵~*:.。☆..。.(´∀`人)
ありがとうございます(照
エロも彼らの想いも伝わったようで嬉しいです(´∀`*)
> 初心者のミナが相手ですからねー
> 要の狂気的な愛が向けられるのは、まだまだ先って訳ですか、親分?(←エッ!(笑))
> ムチトロウソクヨ♪ .:~ロヘ(´▽`)ノ~~~~~~ ピシ !...byebye☆
確かにミナちゃん初心者ですが、
かなりのエロッ子ですからね( ̄ー ̄)ニヤ...
親分的には見守りたいところですね!(笑)
ムチトロウソク!!
ミナちゃん、猫舌だからな…親分心配(そういう問題じゃない(笑)
コメントどうもありがとうございました
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