04/06/2010(Tue)
万華鏡-江戸に咲く-7
☆15禁です。
男の手が美月のタンクトップの胸部へと滑っていくと、既に硬くなっている胸の尖りを見つけてニヤリと笑みを浮かべる。わざと触れるか触れないか程度の力でタンクトップの上から尖りをサワサワと焦らすと、もっと強い刺激を求めたくて美月の意思に反して瞳で訴えるような表情を作ってしまう。
それを目敏く察知した男が服の上から尖りを強く爪で引っかく。
「あ!・・ふぅ・・ん・・・や・・」
あまりの甘美な刺激に鼻から甘ったるい声が抜けてしまった。
「お前、いい声だな。ここ・・こんなに硬く尖らせて・・もっと苛めて欲しいんだろう?」
男は布の上からカリカリと尚も爪で尖りを掻き毟ると内太ももの付け根から前立腺辺りがヒクヒク反応しだした。
(いや・・だ・・)
美月は何故だか悔しさと惨めさの混じる気持ちが込み上げてくる。
男は楽しそうにタンクトップの上から舌先を美月の胸の尖りへ這わせつつ美月の表情を伺っている。その瞳の奥にはやはり何も映ってはいない。光の差し込まないその場所にはゆらりと影が動いていた。
(イヤ・・だ・・やめろ・・!)
振り切るように、おもい切り足で男の横腹を押しのけると自由になった。
白いタンクトップは男に舐められた乳首の部分を透明にしている。外気で濡れた部分が冷やりと感じると、恥ずかしさで顔が真っ赤になり、急いでシャツの前を合わせるように肌を隠し壁際へ逃げる。
「いきなり・・何すんだよ!!俺はっ・・男娼じゃねえって言ってんだろうが!」
押しのけられた夜はほんの少しよろめいた程でさした影響は無く、ゆっくりと暗い瞳に侮辱と歓喜を織り交ぜた炎を灯して近づいてくる。
「お前だって結構感じてたじゃねーか。良くしてやるから大人しくしろって・・」
「っ!!お前、男が好きなのかよ?!」
(そうだ。さっきの奴だって俺の事連れ込もうとしてた・・)
男は美月の目の前に座り込む。
優しい表情を浮かべているのに、全く優しくない笑顔を浮かべている。
「俺は男も好きだ。俺だけじゃねぇ。そういう奴は沢山いる。男とするのは普通だろう?女房いたって皆隠れてヤってるよ。女とするより男とする方が良い事だって時代だ。可笑しな事を聞いてくる奴だな。だがお前は本当に・・もっとメチャクチャにして、喘がせたくなる」
壁際で逃げ場を失った見月の耳元で甘く囁くと、耳をぞろりと舐めあげられて必死に抑えようとする声が弾けてしまう。
「あっ・・はぁっ」
美月は悔しかった。恥ずかしくて怖かった。美月はプライドを傷付けられたような感じがした。
ッパーン!!
全ての感情が溢れて刹那、思い切り男の頬を平手打ちしていた。
さすがの色男もこれには面食らった様子で叩かれた頬に手を添えてポカンと美月を見ている。
「ざけんな!!馬鹿野郎!!このサカリ魔!!」
美月は入って来た道を逆戻りし、店から脱兎のごとく飛び出した。
「お~い。夜~。あの可愛い子ちゃん真っ赤な顔して飛び出たけどヤったのかい?って、なんだいその顔はぁ?!手形がバッチリ残ってやがらぁ!あっはっは!」
店番の熊という男が初めて見る色男の醜態に腹を抱えて笑う。それを色男は目を細めて睨みながら冗談を被せる。
「ああ。これで他国へも行けらぁ。あんの野郎、ちょっと可愛いからってお高くとまりやがってこの俺を振りやがった!こんな屈辱初めてだよ。」
今だジンジンと熱を帯びる頬を擦りながら走っていく美月の後姿を見つめる。
「若衆殺しの夜って言ゃあ、泣いて頼む位抱かれたがる奴が山ほどいるってぇのになぁ?しかし夜、何だってそんなに楽しそうな顔してんだい?張り手食らわされて可笑しくなっちまったか?」
熊はざまあみろとでも言うようにクックックッといつまでも笑っている。
「んあ?案外そうかもな。」
夜はいつまでも笑っている熊の頭を春画でバシッっと叩く。
「いでッ!悪かったよぉ笑って・・」
熊に小さな復習を果たすと男の瞳の奥に狩をする本能のような光が宿った。
<<前へ 次へ>>
熊さん、調子に乗ってたら夜に頭ぶっ叩かれましたw
弱気な熊さんです。夜には訳あって頭が上がりません
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男の手が美月のタンクトップの胸部へと滑っていくと、既に硬くなっている胸の尖りを見つけてニヤリと笑みを浮かべる。わざと触れるか触れないか程度の力でタンクトップの上から尖りをサワサワと焦らすと、もっと強い刺激を求めたくて美月の意思に反して瞳で訴えるような表情を作ってしまう。
それを目敏く察知した男が服の上から尖りを強く爪で引っかく。
「あ!・・ふぅ・・ん・・・や・・」
あまりの甘美な刺激に鼻から甘ったるい声が抜けてしまった。
「お前、いい声だな。ここ・・こんなに硬く尖らせて・・もっと苛めて欲しいんだろう?」
男は布の上からカリカリと尚も爪で尖りを掻き毟ると内太ももの付け根から前立腺辺りがヒクヒク反応しだした。
(いや・・だ・・)
美月は何故だか悔しさと惨めさの混じる気持ちが込み上げてくる。
男は楽しそうにタンクトップの上から舌先を美月の胸の尖りへ這わせつつ美月の表情を伺っている。その瞳の奥にはやはり何も映ってはいない。光の差し込まないその場所にはゆらりと影が動いていた。
(イヤ・・だ・・やめろ・・!)
振り切るように、おもい切り足で男の横腹を押しのけると自由になった。
白いタンクトップは男に舐められた乳首の部分を透明にしている。外気で濡れた部分が冷やりと感じると、恥ずかしさで顔が真っ赤になり、急いでシャツの前を合わせるように肌を隠し壁際へ逃げる。
「いきなり・・何すんだよ!!俺はっ・・男娼じゃねえって言ってんだろうが!」
押しのけられた夜はほんの少しよろめいた程でさした影響は無く、ゆっくりと暗い瞳に侮辱と歓喜を織り交ぜた炎を灯して近づいてくる。
「お前だって結構感じてたじゃねーか。良くしてやるから大人しくしろって・・」
「っ!!お前、男が好きなのかよ?!」
(そうだ。さっきの奴だって俺の事連れ込もうとしてた・・)
男は美月の目の前に座り込む。
優しい表情を浮かべているのに、全く優しくない笑顔を浮かべている。
「俺は男も好きだ。俺だけじゃねぇ。そういう奴は沢山いる。男とするのは普通だろう?女房いたって皆隠れてヤってるよ。女とするより男とする方が良い事だって時代だ。可笑しな事を聞いてくる奴だな。だがお前は本当に・・もっとメチャクチャにして、喘がせたくなる」
壁際で逃げ場を失った見月の耳元で甘く囁くと、耳をぞろりと舐めあげられて必死に抑えようとする声が弾けてしまう。
「あっ・・はぁっ」
美月は悔しかった。恥ずかしくて怖かった。美月はプライドを傷付けられたような感じがした。
ッパーン!!
全ての感情が溢れて刹那、思い切り男の頬を平手打ちしていた。
さすがの色男もこれには面食らった様子で叩かれた頬に手を添えてポカンと美月を見ている。
「ざけんな!!馬鹿野郎!!このサカリ魔!!」
美月は入って来た道を逆戻りし、店から脱兎のごとく飛び出した。
「お~い。夜~。あの可愛い子ちゃん真っ赤な顔して飛び出たけどヤったのかい?って、なんだいその顔はぁ?!手形がバッチリ残ってやがらぁ!あっはっは!」
店番の熊という男が初めて見る色男の醜態に腹を抱えて笑う。それを色男は目を細めて睨みながら冗談を被せる。
「ああ。これで他国へも行けらぁ。あんの野郎、ちょっと可愛いからってお高くとまりやがってこの俺を振りやがった!こんな屈辱初めてだよ。」
今だジンジンと熱を帯びる頬を擦りながら走っていく美月の後姿を見つめる。
「若衆殺しの夜って言ゃあ、泣いて頼む位抱かれたがる奴が山ほどいるってぇのになぁ?しかし夜、何だってそんなに楽しそうな顔してんだい?張り手食らわされて可笑しくなっちまったか?」
熊はざまあみろとでも言うようにクックックッといつまでも笑っている。
「んあ?案外そうかもな。」
夜はいつまでも笑っている熊の頭を春画でバシッっと叩く。
「いでッ!悪かったよぉ笑って・・」
熊に小さな復習を果たすと男の瞳の奥に狩をする本能のような光が宿った。
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弱気な熊さんです。夜には訳あって頭が上がりません
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