06/08/2010(Tue)
BL観潮楼お題「雨」:「媚薬の雨水」第1話
トラコミュのBL観潮楼の初夏企画として「雨にまつわる」お題に参加致しました。
また、参加してる方々の作品一覧はこちらから→作品一覧と参加者さま
こちらの物語は前企画「恋のぼり」で出てきた3人の兄弟のその後の行方となっております。
3人の出会いはこちらから→恋のぼり第一話(全7話)
☆15禁です
「媚薬の雨水」第1話
5月の鯉のぼりの日に雨音が龍ノ助と俊平と兄弟になれてから一月程経とうとしていた。
雨季の季節に入り、このところ毎日のように雨がシトシトと降り続いている。
雨音はそんな薄暗く、青いはずの空に掛かる灰色のカーテンを見るのは嫌いでは無かった。
空からも屋根からも落ちる雫の音を聴いて鼻歌を歌う。
ひんやりとした空気の濡れた匂いも好きだった。透明な酸素が洗い流されるような感触。
あんなに高い鯉のぼりの鯉でも届かない場所から落ちてくる冷たい液体に触れる事が出来るのが不思議で、少し嬉しかった。
(あの上は一体どうなっているんだろう? 何でこんなに沢山の水がずっと落ちてくるんだろう)
そんな漠然とした事を考えるのもいつもの癖だ。
雨音の不思議な音楽の鼻歌を聴いて龍ノ助が部屋へ入ってきた。
雨音はそんな事は気付かずに着物を畳みながら雨の音を口ずさんでいる。
「フン、フフン、フッ、ひゃっ!」
突然後から龍ノ助に抱きしめられてビックリした雨音は素っ頓狂な声を上げてしまい、顔を真っ赤にした。
「りゅ、龍ノ助さまぁ……驚かさないで下さい……変な声出してしまったじゃないですか……」
「ふふ。可愛い声だったぞ?」
龍ノ助が後からそっと唇を耳元に這わせると、ゾクッと雨音の身体が粟立つ。
「あ……ふっ」
「もっと可愛い声が聴きたいな」
龍ノ助が雨音の顎を手で後に向けさせ、唇をネットリと吸い上げる。
厚い舌が雨音のふっくらした唇を割って口内へ侵入すると、それに互いの舌を絡みつかせる。
「んっ……ふっぁ……んん」
あまりの気持ちよさに雨音が甘く鳴いた。
「そそる声なんか出して……」
「ふっ……あっ」
雨音の腰に龍ノ助の硬いものが当たると、つい龍ノ助の欲望が直接届くようで身体中の血が騒ぐ。龍ノ助のその硬いものはとても熱く、着物の上からでも十分に熱を伝えていた。
龍之介の二本の長い指が雨音の口の中へ入り込み、雨音の舌を挟んで弄ぶ。
「雨音……お前を抱きたい……」
耳の中に舌を入れ込んでそんな言葉を言われては雨音ももう力が入らない。
クタッと上半身を後の龍ノ助の胸元へもたれ掛けさせると、龍ノ助が含むような笑みを浮かべた。
「りゅう…の…すけさまぁ……力がぬけ…て…すみませ…」
「雨音。俺の事はもう兄さんと呼べと言っただろう?俺たちはもう兄弟なんだ」
「あ、は……い……お兄さま」
「あぁ……お前にそう呼ばれると堪らないな」
「あっ……!」
龍ノ助の手が後から雨音の懐へ入り込み、直ぐにその敏感な粒を見つけると摘み出した。
粒は直ぐに反応してコリコリと硬く、気持ち良さを伝えるようにツンと立ち上がった。
「あんっ、ああっ、あんっ……あんっ」
「そんな声出されたら……我慢が出来ない…」
「あぁ……お兄…さまっ…ああんっ」
「…っ!」
龍ノ助は後から雨音の唇を激しく嘗め回し、そのまま着物を左右に分けると、赤みの差した雨音の可愛らしい乳首が男にしては珍しい程はっきりと立ち上がっていていやらしいのが目に入る。
龍ノ助がそれに吸い付いてやると雨音から一際高い声が庭まで漏れた。
だがその時丁度俊平が出先から帰宅し、雨音の部屋の襖を開けたのだった。
<<目次へ 次へ>>
皆さまが素敵な作品書かれているというのに、やっぱりエロ中心の
アタシって一体・・_l ̄l●lll ガクリ・・
えーい、エロばんざーいヽ(゚∀゚)ノ
*少しレギュラー連載を中断して雨をUP致しますm(_)m
その間に少し本編の話しも進ませておきます!ずびばぜん・・(ノ△・。)
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「媚薬の雨水」第1話
5月の鯉のぼりの日に雨音が龍ノ助と俊平と兄弟になれてから一月程経とうとしていた。
雨季の季節に入り、このところ毎日のように雨がシトシトと降り続いている。
雨音はそんな薄暗く、青いはずの空に掛かる灰色のカーテンを見るのは嫌いでは無かった。
空からも屋根からも落ちる雫の音を聴いて鼻歌を歌う。
ひんやりとした空気の濡れた匂いも好きだった。透明な酸素が洗い流されるような感触。
あんなに高い鯉のぼりの鯉でも届かない場所から落ちてくる冷たい液体に触れる事が出来るのが不思議で、少し嬉しかった。
(あの上は一体どうなっているんだろう? 何でこんなに沢山の水がずっと落ちてくるんだろう)
そんな漠然とした事を考えるのもいつもの癖だ。
雨音の不思議な音楽の鼻歌を聴いて龍ノ助が部屋へ入ってきた。
雨音はそんな事は気付かずに着物を畳みながら雨の音を口ずさんでいる。
「フン、フフン、フッ、ひゃっ!」
突然後から龍ノ助に抱きしめられてビックリした雨音は素っ頓狂な声を上げてしまい、顔を真っ赤にした。
「りゅ、龍ノ助さまぁ……驚かさないで下さい……変な声出してしまったじゃないですか……」
「ふふ。可愛い声だったぞ?」
龍ノ助が後からそっと唇を耳元に這わせると、ゾクッと雨音の身体が粟立つ。
「あ……ふっ」
「もっと可愛い声が聴きたいな」
龍ノ助が雨音の顎を手で後に向けさせ、唇をネットリと吸い上げる。
厚い舌が雨音のふっくらした唇を割って口内へ侵入すると、それに互いの舌を絡みつかせる。
「んっ……ふっぁ……んん」
あまりの気持ちよさに雨音が甘く鳴いた。
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「ふっ……あっ」
雨音の腰に龍ノ助の硬いものが当たると、つい龍ノ助の欲望が直接届くようで身体中の血が騒ぐ。龍ノ助のその硬いものはとても熱く、着物の上からでも十分に熱を伝えていた。
龍之介の二本の長い指が雨音の口の中へ入り込み、雨音の舌を挟んで弄ぶ。
「雨音……お前を抱きたい……」
耳の中に舌を入れ込んでそんな言葉を言われては雨音ももう力が入らない。
クタッと上半身を後の龍ノ助の胸元へもたれ掛けさせると、龍ノ助が含むような笑みを浮かべた。
「りゅう…の…すけさまぁ……力がぬけ…て…すみませ…」
「雨音。俺の事はもう兄さんと呼べと言っただろう?俺たちはもう兄弟なんだ」
「あ、は……い……お兄さま」
「あぁ……お前にそう呼ばれると堪らないな」
「あっ……!」
龍ノ助の手が後から雨音の懐へ入り込み、直ぐにその敏感な粒を見つけると摘み出した。
粒は直ぐに反応してコリコリと硬く、気持ち良さを伝えるようにツンと立ち上がった。
「あんっ、ああっ、あんっ……あんっ」
「そんな声出されたら……我慢が出来ない…」
「あぁ……お兄…さまっ…ああんっ」
「…っ!」
龍ノ助は後から雨音の唇を激しく嘗め回し、そのまま着物を左右に分けると、赤みの差した雨音の可愛らしい乳首が男にしては珍しい程はっきりと立ち上がっていていやらしいのが目に入る。
龍ノ助がそれに吸い付いてやると雨音から一際高い声が庭まで漏れた。
だがその時丁度俊平が出先から帰宅し、雨音の部屋の襖を開けたのだった。
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アタシって一体・・_l ̄l●lll ガクリ・・
えーい、エロばんざーいヽ(゚∀゚)ノ
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コメント
> 来れない間にあの兄弟ものが復活してたので、嬉しいです~♪
私の方もリアルとかで色々あったりPCが壊れてしまったりと、
ここ暫くお邪魔できなくてすみませんでした><
> いきなりエロ全開ですか?たまりませんね~♪
恋のぼりの方では爽やかに仲良し3人組で終わったので、今回のお題で
発展させました~☆
今でも覚えております、あの恋のぼりでusamomoさんに「描写がエロい!」と
言われてとっても嬉しかったのを!
今回はず~っとエチですがよろしくお願いします♪
(よろしくって何だ?!笑)
> 訪問履歴にも残していただいたので、これでまた遠回りせずに遊びに来れます~♪頑張って12話まで行きたいところなのですが、今から会社に行かねばなりませぬ!!
遠回りしてまで来て下さって本当に嬉しいのと、
申し訳なかったのと(ノД`)・゜・
本当にお暇な時でいいですので!また遊びに来て下さい♪
> まずは家のブログの拍手のお礼をと思いまして・・
> 温かい言葉有難うございました~♪今度何かあったら、その桔梗たまの大きそうな!いやきっと大きいと想像してるのですが・・・胸をお借りしたいと思います!!
> また会社から携帯で読みに来ます~♪
いえいえ!何も出来ないですが、一緒に感情を共有する事は出来ると思うので!
胸ですか!昔はペチャだったのですが、太ったらエライ成長して今ダイエット中です!(笑)
自分の身体は女性っぽいのが好きではないのでとっても嫌です(>_<)
目立たないように色んなモノで締め付けてます(笑)
こんなもので良ければいつでもお貸し致します!テイクアウトでもOKです!
コメントどうもありがとうございました
いきなりエロ全開ですか?たまりませんね~♪
訪問履歴にも残していただいたので、これでまた遠回りせずに遊びに来れます~♪頑張って12話まで行きたいところなのですが、今から会社に行かねばなりませぬ!!
まずは家のブログの拍手のお礼をと思いまして・・
温かい言葉有難うございました~♪今度何かあったら、その桔梗たまの大きそうな!いやきっと大きいと想像してるのですが・・・胸をお借りしたいと思います!!
また会社から携帯で読みに来ます~♪
> うきき!桔梗さんらしくていい!
本当ですか?!エロ全快ででもいいですか?!
私らしい=エロ゚.+:。(・ω・)b゚.+:。グッ
嬉しいです^^
> お兄さま!って二人から責められちゃうのか~!
どうやって攻めよ~って色々書いてたらずーーーっと
エチ場面のみ延々と続いたので却下(-ω-)そして、短縮。
でもどうやってもエロ場面・・うははーっもう構うものかー!
お兄さま~~~!(壊れた)
という事で攻めますよ~!にしし
> 他の人は他の人よ~!
> 個性がなきゃおもしろくないじゃない!
そう言って頂けると嬉しいですT▽T
> 雨にまつわる話の続き!
> 楽しみにしています!
嬉しいです!ありがとうございます!
頑張ってカキコ致します♪□_((ヾ(`・∀・´*)カタカタ
> 桔梗さんとは大分距離があいちゃったよ~!
> はあ、もう息切れです!
> エロ加速できる体力もないよ~(笑)
アドさんとRinkさんと3Pとかしてましたが今我慢の限界を突破し、
意識を飛ばし中みたいで・・浮遊しております(笑)
でもRinkさん、大玉お持ちだから!!
バギー玉もビックリ。(ワンピネタです、すみません;)
コメントどうもありがとうございました
お兄さま!って二人から責められちゃうのか~!
他の人は他の人よ~!
個性がなきゃおもしろくないじゃない!
雨にまつわる話の続き!
楽しみにしています!
桔梗さんとは大分距離があいちゃったよ~!
はあ、もう息切れです!
エロ加速できる体力もないよ~(笑)
澪ちんたま~(≧∀≦)ノ←お約束w
ちんにたまはよしなさいヾ(ーー )
> こんばんは☆雨のお話スタートだ♪と思ってお邪魔すると、何なに?恋のぼりの続きとなΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?
> という事で(どういう事?爆)ビュビュンと飛んで恋のぼりを一気読みしてきましたピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ
うあ~ん、またまた一気読みさせてしまってごめんなさ~い(。´Д⊂) ウワァァァン!
そしてしてくれてどうもありがとぉぉ!
そして、また澪ちんの苦手なハード場面あったよねーー;
それもまたごめんなさい・・m(_;)m
> 三角関係なのですね(¬w¬*)ウププ
そうなのです・・うふふ・・
> 優しく甘い龍之介さんと、ちょっと幼さが残る独占欲強そうな俊平くん。
> 俊平くんが雨音くんにキツク当たらないようになってからは、こちらもいい雰囲気でwww
> これは甲乙つけがたい(@ ̄_ ̄)ムムム
兄弟で一人を取り合いってのを想像してて、いいかもッ(-д☆)キラッ って思って♪
> わぉ!ババンっと胸元を肌蹴られて乳首弄られてるトコに俊平くん登場!?
そうなの♪乳繰り合ってるところを見られてしまい・・
ささ、どうする俊平!?
> あ、これはモチロン絡み合う2人の真正面から対面☆ですよね( ̄∀ ̄*)イヒッ ←
> あられもない格好の雨音くん(*/∇\*)キャ
> 続きも楽しみにしています♪
もっちろん♪摘まれているところをばっちし見られました♪
俊平がどう切り込んで行くかです!
ここまで読んでくれて本当にありがとうでした!!
コメント&読破どうもありがとうございました
という事で(どういう事?爆)ビュビュンと飛んで恋のぼりを一気読みしてきましたピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ
三角関係なのですね(¬w¬*)ウププ
優しく甘い龍之介さんと、ちょっと幼さが残る独占欲強そうな俊平くん。
俊平くんが雨音くんにキツク当たらないようになってからは、こちらもいい雰囲気でwww
これは甲乙つけがたい(@ ̄_ ̄)ムムム
わぉ!ババンっと胸元を肌蹴られて乳首弄られてるトコに俊平くん登場!?
あ、これはモチロン絡み合う2人の真正面から対面☆ですよね( ̄∀ ̄*)イヒッ ←
あられもない格好の雨音くん(*/∇\*)キャ
続きも楽しみにしています♪
みたまたま!!来て下さって嬉しいです!
> おにいさま!!!
> こりゃ、龍之介さん、我慢なんてできないですよね~w
(o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ
お兄さまという言葉には龍ノ助も弱いようです♪私も弱いですがっ!
> そういえば、あまねさんは雨音さんでした!
> まさしくお題にピッタリな名前!!
そうなのですよ!!丁度雨が付いてるし、前回は俊平がちょっとヤキモチ妬いて終わった感じでしたので、これは使える!と^^
> この3人がどうなって行くのか「恋のぼり」のラストで気になっていたので、続きが読めて嬉しいです♪
わ~ん、続き気になって頂けて嬉しいです!!
え~今回は、書いている期間で大分刺激的なやりとりをアオヒツジさまとしていて
その影響でまだエロしか書いてません(笑)
皆さま凄くドラマチックな物語を書いてらっしゃるのに・・私はエロ専って事で^^;
> ふふふ~俊平くんが帰ってきちゃいましたね~
> きゃ~どうなるのかしら♪
うふふのふ~♪
一波乱来るでしょうか!
> えっw ポチるとエロ暴走が加速?(笑)
> それは押さないとねー(爆)
キュイーーーーン ==ΞΞ ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(ヘ(≧▽≦)ノ
コメント&ポチどうもありがとうございました
> 兄弟って最高ですね!!!
あいッ(>ω<)ノ
兄弟だらけの合宿とかないでしょうかね?!
それって、もう乱交?(笑)
前作は爽やか風だったのですが、今回書いている合い間にアオヒツジさまと刺激的なやりとりしてたら・・雨の話しも殆どエロが中心になってしまいましたぁーッ
あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*)
> 雨音ちゃんマジで可愛いっっ!!可愛いっっっ!!
ありがとうございます!!
雨音はうちできっと今のところ、唯一おしとやかな子なんですが・・また私の事なのでこの子もどうなるかは・・分かりません♪
> お兄さまっっっっ!!!!
お兄さまッッO(≧▽≦)O
兄弟同盟の合言葉?!(笑)
> 華奢で超美少年のくちからそのような言葉がでるとは‥‥昇天しちまうよー!!
アオヒツジさまを昇天させられるように攻めます!誘います!ねだります!動きます!
> そして俊平くん登場っっっ!!
> 目指せ乱交ーっっ!!
> 楽しみです♪
必須科目ですな?!(笑)
ぃよーし!頑張って単位取るぞー(≧∀≦)ノ
コメントどうもありがとうございました
こりゃ、龍之介さん、我慢なんてできないですよね~w
そういえば、あまねさんは雨音さんでした!
まさしくお題にピッタリな名前!!
この3人がどうなって行くのか「恋のぼり」のラストで気になっていたので、続きが読めて嬉しいです♪
ふふふ~俊平くんが帰ってきちゃいましたね~
きゃ~どうなるのかしら♪
えっw ポチるとエロ暴走が加速?(笑)
それは押さないとねー(爆)
雨音ちゃんマジで可愛いっっ!!可愛いっっっ!!
お兄さまっっっっ!!!!
華奢で超美少年のくちからそのような言葉がでるとは‥‥昇天しちまうよー!!
そして俊平くん登場っっっ!!
目指せ乱交ーっっ!!
楽しみです♪
コメント