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万華鏡-現代祭りに咲く-4

☆18禁です

「夜、あれは?」
 美月の視線の先を追った夜がニヤリと笑った。
「あれがそうか。お前、前に色々な服に着替えるの好きだったから、そういった備え付けのある部屋を選んだんだ。見てみるか?」
 美月はベッドを降りると、赤いふかふかの絨毯の感触に驚く。その上を歩いてクローゼットまで行き、鏡の扉を開けるとそこには小部屋くらいの広さの中にぎっしりとあらゆる服があらゆるサイズで揃っていた。

「すごい!!」
 興奮した美月がサクサクと服を見て行く。チャイナ服から軍の服、制服から女物の服までなんでも揃っていた。奥にはご丁寧に手錠や玩具まで一色揃えてある。
 美月が夜に似合いそうな服を物色している間に夜も目についた一枚の不思議な服を手に取った。
 興奮した顔で美月が大量の服を手にベッドに寝転がる夜の所へ戻ってきた。
「見て!執事とか軍曹とか、ビキニとかバーテンとかスーツも持って来ちゃった!!着てみて!!」
 余程こういうのが好きなのか子供じみた興奮をする美月が可愛くて夜は思わず笑いが込み上げてくる。
「俺も一つ面白そうなものを持って来たんだ。これ、着て見せろよ」
 ヒラリと目の前に置かれた薄い布は白く半透明な全身タイツだった。

「な・・なんだよ、コレ!こんなのあったのかよ!?で、何で俺がこんなの着るんだよ」
「俺の為」
 当たり前の事を聞くなとばかりに上から目線の夜に言葉が出なかった。
 だがここは現代。ここはいつものリベンジをするべく美月の心に闘志が湧いた。
「じゃあ、お互い着替えよう。夜は、取り敢えずコレね。」
「おい。服じゃねぇじゃねぇか・・何だこの・・小さな布は・・」
 夜は三角の蛍光の黄緑色のビキニを不思議そうに指で摘まんで見ていた。
 無理だと言う夜に無理矢理履かせた美月は自分も夜に指定されたタイツに着替えると、突如夜に飛びついてベッドに押し倒した。
「おっ、何だもう興奮したのかよ?・・それにしても・・すげぇなソレ・・」

 夜の上にいる美月は素肌に半透明なタイツを着ていた。
 うっすらと全てが見え、乳首の突起の形も性器の形も全て浮き彫りになっていて裸よりも厭らしく見える。
 夜が早速弄ろうとした手を美月がサッと手錠を掛けてベッドに備え付けられていた固定具用の鎖に繋ぎ留めて夜の動きを封じた。
「猛獣と凶器の捕獲完了っ」
 長さがある鎖はその手は不自由だが身体をひっくり返す事は可能だ。足も同様に繋ぎ留めた美月はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべていた。
「復讐ってか?」
「まぁね・・」
 カチャカチャと黒皮の首輪を付けると、まるで鬼畜に囚われた美しい男という風に見えてくる。
 心なしか、若干悩ましげに見える夜の表情は美月をそそる。
 美しい裸体に奇抜な蛍光色の小さなビキニは異常にモッコリと収まりきらない夜の性器を際立たせていた。
 ここに寝転がる男は自由がきかない。自分が好きなようにしていいものなのだという気持ちが美月を異常に興奮させる。

 ツルツルした感触のビキニの上からまだ柔らかい感触の凶器を撫でまわす。温かくて柔らかくて気持ちが良い。 それに頬ずりしていると、夜のペニスが少しずつ盛り上がってきた。ビキニの上からそこを舐めまわして爪や歯でカリカリ引っ掻いていると、「んっ・・」と艶めかしい声が頭上から聞こえてくる。あっという間に巨大化した夜の凶器はビキニを押しのけ外へと出てきてしまった。
 触っていると玉の方も収まりきらずに両側から出てきてしまっている。
「あぁ・・出てきちゃった・・」
「しょうがねぇだろ。んなキチキチのもの履かせやがって。それよか早く解けよ。我慢できねぇ」
「ダメだよっ今日は俺の好きにするんだから!」
 そう言って美月は夜の上に跨って自分の立ちあがったモノを夜のデコボコした腹筋に擦り付けた。白いタイツはみるみるうちに美月の汗で透明度を増す。
 美月の鈴口から流れ出る体液で性器はハッキリとその姿を曝け出してきた。
「あぁんっ・・夜ぅ」
 美月は夜が動けないのを良い事に、好きなように夜の身体に自分のペニスを擦り付ける。そんな美月に夜の我慢も限界を迎えるが、一向に手錠を外す気配がない。

「おい・・もう、無理だ・・外せ、美月・・」
 美月は蕩けた顔で夜の胸の上を反対に跨り、尻を夜の顔に向けた。
「欲しい?ねぇ、ここ欲しい?」
 目の前にうっすらと半透明の美月のアナルが見える。夜は生唾をゴクリと飲み込んだ。



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