2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑

妄想列車 17話

 くるりとひっくり返された俺は剥き出しの肌を透明な窓ガラスに押し付けられた。
「ぅ……あっ」
 冷たさがリツカの唾液で濡らされた乳首に刺激を与える。
「いやらしい奴だな、シン。自分から外に身体を見せつけるなんて」
「違っ……リツカがっ……あっ」
 喋る俺にお構いなしに後ろからリツカが俺のベルトをカチャっと取り外してズボンを下げた。
 
(ちょっ……! これじゃあほぼ全裸だよ!)

「リツカッ! やめろって! 次に誰か入って来たらどうする……っ」
「シ―っ……」
 慌てふためいて騒ぐ俺の耳元でリツカが子供をあやす様に言った。耳にかかるリツカの吐息で俺の下半身はまた硬くなった。
「俺はシンのそのエロい姿が見たいんだ……電車の中で裸で……すごいエロくて凄い綺麗だよ」
 リツカはずるい。俺がリツカの喜ぶ事を断れないのを知っている。
 何より、リツカに褒められるととても嬉しい。
 だが、段々とスピードが遅くなり次のホームが見えてきた俺は恐怖した。
「ねぇっ、もうすぐ次の駅だよ!? 服着てもいいでしょ!?」
「……ダメだよ」
 とうとう電車が止まり、ドアが自動的に開いた。俺は剥き出しの身体を隠すようにしゃがみ込んだ。

(どうしようっ、人が入って来たら警察呼ばれちゃう!)

 幸いにも誰も俺達の車両には乗って来なかったが、心臓がおかしな緊張でバクバクいっている。
 ドアが閉まり、再び走りだすとリツカが俺を再び立ち上がらせた。
「本当はこうしてさ……」
「やっ……!」
 リツカはいつの間にか持参してきたワセリンを手に取り、徐に俺の腰を引きあげてアナルに塗り込んできた。
「やっ……ぃ…あぁっ……嘘……でしょ!? こんな所でっ」
「最初に電車でキスしたお前にこうしたかったんだ」
 リツカは自分のズボンを少し下げて真っ直ぐに立ち上がったペニスを取り出し、そこにもワセリンを塗った。ヌルヌルと扱くリツカの姿はまるでオナニーをしているようで見ていて興奮する。
 リツカに指で弄られたあと、俺は腰をグッと強く持たれた事で入って来る事を悟った。
 俺の身体は条件反射のようにバランスを取ろうと銀色の手すりに掴まる。
 そして熱くて太い肉棒は小さな俺の入り口からグリグリと中へ侵入してきた。
「んぁぁあっ……挿れちゃっ……だめぇっ」
「そういう割にはちゃんと尻を突き出していて偉いぞ? シン」
「違っ……」
 肉棒がズンッと奥へ容赦なく突き刺されると、俺は全身が総毛立った。
「あぁぁあぁーッ」
 耳元でリツカの気持ち良さそうな「ハァァ……」という吐息が漏れた。少し後ろを向いてリツカを見ると、途端に唇を塞がれ腰を激しく動かしてきた。
「ああんっ……あっ…あんっ…あっ!」
 俺たちは淫乱に電車の中でセックスをする。
 暗くなった外から、さぞこの明るい車内がよく見える事だろう。いくら森が続いているからといって家が無いわけではない。きっと目撃している人だって居る筈だ。
 そう考えるだけで俺のペニスの先からは大量に透明の液体がダラダラと床に落ちていった。
「何だシン。お前こういうの興奮するのか? こんなにカウパー出して」
 リツカが俺のペニスを後ろから握って扱いて来た。
「あっ……あっ」
 気持ち良くて思わず腰を前後に動かす。俺は手に力が入らず、ズルズルと鉄の棒から手が滑り落ちていった。
 するとリツカは俺の身体を座席の前まで移動させ、吊革に捕まらせた。
「ちゃんと捕まっていなさい」
「あっ……ぅ……はぃっ」
 俺は大きく足を広げ掴まれた尻を突き出すと、リツカは再び大きくて太いペニスを出し入れしてくれた。
 奥に突き刺さる度に先程より大きく前後に身体が揺れた。吊革のギシギシという音が妙にいやらしい。
 リツカの腰が叩きつけられ、身体が前に飛ばされる。そして戻ってきた時に決まってリツカは俺の弱いスポット目掛けて亀頭を突き入れてきた。俺の膝はガクガクと戦慄いて思わず吊革を持つ手の力が抜けた。
「ああッ!」
 吊革から手が離れ、落ちそうになった俺の身体をしっかりと抱きとめたリツカはそのまま俺をソファに移動させた。
 俺はカーキ色のソファに膝立ちになると、リツカは覆いかぶさるようにして犯してきた。
 外が暗くなっている為、窓ガラスには俺達が反射してまるで鏡のように自分たちがよく見えた。
 リツカにヤられている俺はなんていやらしい顔をしているんだ。
 涎が口端から流れ、上気した顔でトロンとした目が潤んでいる。膨れ上がった乳首を後ろから引っ張られ、激しく前後に揺らされては叫び声を上げていた。
 俺を犯すリツカは窓越しに鋭く俺を見ていた。こうやって俺の表情を見て楽しんでいるに違いない。
 俺はリツカに舌を吸って貰おうと横を向いた時、サッと血の気が引いた。
 隣の車両に人が乗って来たからだ。
 どうやら気付かないうちに電車が駅に停車したらしい。見ればこっちの車両のドアも開いていた。
 あまりに夢中になっていた俺は何も気付かずにいたようだ。
「あっ……おれ、知らないで声っ」
「今頃気付いた? お前窓に映った俺を見てて夢中になってたろう? 何人かホームに人がいたから見られてたし聞かれてただろうなぁ」
「う……そ」
 恐る恐る隣の車両を見ると、やはり気付かない方がおかしい。こちらを信じられないという顔で覗きこんでいた。
「やだっ……リツカ、やめようっ! こっち見てるよっ! ……ねぇリツカっ」
 ドアが閉まり、再び電車が移動し出した。
 リツカは止めようという顔はしていなかった。代わりに、ゾクッとするような妖艶な笑みを浮かべて思い切りペニスを奥に叩き入れてきた。
「ひゃああんっ……だっ、だめって……ばっ」
「ほら、色んな人が見てるよ」
「い……やぁっ」

 (俺がリツカに犯されてこんなに感じているのを人が見ている……)

「俺がお前の中に出す所をよく見せてあげなさい」
 リツカはそう言って俺をソファに押し倒した。
 仰向けにソファに押し倒した俺の膝を腕に引っ掛け、リツカは上から被さって犯し始めた。
 俺は顔を上に上げて隣の車両を見ると、やはり先程の人が何やら携帯で打ち込みながらこちらを見ている。
「ほら、あっちの車両にも見ている奴がいるぜ?」
「やぁぁっ」
 恥ずかしさと興奮が混ざって俺のペニスがビクンビクンと激しく動いた。気持ち良さが中から押し寄せてくる。
「イっ……イっちゃうぅーっ……リツカっ、リツカっ」
 頂点を超えた恥ずかしさは興奮へと変換された。
 もう、卑猥な俺を見て欲しい。
「可愛いよ。シン」
 リツカは俺の首筋を強く吸ってキスマークを付けながら高速ピストンで射精をしようとしてきた。
「あぁぁあんッ! イクぅぅんんんーッ」
 リツカのペニスがこれでもかという程奥の位置で止まり、俺の中に液体が飛ばされた。そして俺のペニスからも大量の精子が飛び散って、俺の身体と座席を汚した。
 息が少し上がったリツカは、ふと顔を上げて隣の車両で見ていた見知らぬ人に口角を上げた。




<<前へ      次へ>>



遅くなってすみません(;´Д`A ```
え~とうとう人が見てるのにヤってしまいました(笑)
捕まる前に逃げて~(笑)

★拍手コメントのお返事はボタンを押して頂いた拍手ページ内に致します。
  拍手秘コメの場合は普通コメント欄にてお返事致します。

web拍手 by FC2
お礼画像あり☆6種ランダム
00:55 | 妄想列車 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
妄想列車 18話 | top | 妄想列車

コメント

コメント

管理者にだけ表示を許可する

trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://kikyo318d.blog.2nt.com/tb.php/530-c918e0c8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)