05/26/2010(Wed)
それから20話
☆18禁です
「よく似合ってる」
木戸が弘夢の後に立ち、鏡越しに着替え終えた弘夢を見て満足気に笑う。
質の良いデザイナーズの細身で綺麗なジーンズにカジュアルだがシックなTシャツに綺麗な紺色のジャケットで、元々細くスタイルの良い弘夢はまるでモデルのようだ。
後から細い灰色の長めのストールを木戸が巻いてやると、弘夢を背中に手を回して店を出た。
「あの店員、今頃お前の事を想像して抜いてるぞ」
木戸が横目で意地悪そうに笑う。
「そ、そんな事ある筈ないです。大体初対面ですし、あの人ノンケだと思うし・・」
木戸がズズッと身体をずらして弘夢に近づいて顎を取った。
「お前は分かっていない。ノンケだろうが何だろうがそそるんだよ。その顔と身体が。特に俺色に仕立て上げられたその身体は、以前よりもずっといやらしい身体になった。」
「あっ・・ふ・・」
木戸がいやらしく弘夢の首筋に舌を這わせる。
「や・・っ・・ん」
「あいつもお前にこうしたくて、想像して自分でヤってんだよ。可哀想だから俺が代わりに味わってやるんだよ」
仕立てられた洋服はすぐさま木戸によって丁寧に脱がされていく。
一応車の窓は黒塗りで外からは見えないが中からは外が綺麗に見える。本当に見えてないのか不安になるほどなので、弘夢はいつも車の中で施される羞恥の数々に耐え難いものを感じていた。
「弘夢、時枝にちゃんと見せてやれ」
そう言って運転している時枝に向かって腰を突き出すように指示される。
おずおずと腰を突き出し、顔は木戸に向けている。
「見えるか、時枝?」
「ええ。よく見えますよ。」
バックミラーから時枝の鋭い切れ長の瞳が弘夢の後孔に向けられると、弘夢は目を瞑りたくなったが、木戸にそれを阻止される。
「弘夢、自分でそこをそのまま解すんだ。このローションやるから」
そのローションには強い媚薬物質が含まれていて京都に着く間位の持続性はあるものだった。
それを使われた自分がどうなるか位、弘夢も分かっていたが命令を受けたからには従うしかない。
脳内が痺れるようないい香りが社内に充満した。匂いを嗅ぐだけでもおかしな気分になる。
ローションをたっぷりと塗った自分の指を後孔へ入れる。
「弘夢、時枝の方を振り向きながらやってみろ」
泣きそうな顔をバックミラーに映る時枝に向ける。クチュクチュと卑猥な音を出しながら自分で自然と気持ちのいい場所を探ってしまう。
「ふ・・っん・・あ・・んん」
その様子を涼しげな眼でチラリチラリと時枝が見る。
薬が効いてきて、弘夢の指もだんだんと激しく中を掻き回すようになっていく。
「やあっ・・木戸さ・・ああっん」
後を向きながらだとやりずらく、思わず木戸の方を向くと木戸が弘夢に舌を絡めてきた。その感触が気持ちよく、弘夢はもう片手で自分の性器を扱き出す。木戸は両手でキュッと弘夢の乳首を抓ってやると、一際甲高い声が車内に響いた。
「ひゃっ・・ああんっ・・ああっ、あんっ」
木戸は自分のズボンを脱ぎ、弘夢を時枝の方を向きながら自分の上に座るよう指示した。
「自分から時枝に見せるようにして入れなさい」
「は・・い・・」
ゆっくりと木戸の大きく熱い肉棒を入れ込んでいくと、中の疼きが一層激しくなる。
薬が効いている弘夢は自分で腰の動きを止める事が出来ない。
恥ずかしくて死にそうなのに、木戸の上で上下前後に狂ったように動き時枝の目を見ながら叫んでしまう。
木戸が後から指を弘夢の舌へ絡ませると、弘夢はそれに自然と味わうように絡んでいってしまう。
「い・・や・・見ないでっ・・とき・・えださっ・・ああっ!」
時枝はそれでも眉一つ動かす事なく見てくる。
「やっ・・やっ・・イっちゃううっ!」
弘夢は自分で腰を思い切り振りながら両手で自分の性器を激しく上下に扱くとビクンと身体を震わせて、白い粘液を手の中に放った。
弘夢はそれからも木戸に散々車内で突かれ、暫くぐったりと眠ってしまっていた。
「木戸さま。私に散々見せ付けたいが為にわざわざ車で運転させたんですね。」
「ふふ。いいだろう?どうやったらお前の表情が変わるか見てみたかったんだがな。」
「はぁ・・ヘリならすぐ着きますものを・・」
「まぁ、偶にはいいじゃないか」
木戸はしっとりと汗ばんだ裸体で眠る弘夢にジャケットを掛けてやった。
そっと弘夢の柔らかい髪の毛に指を入れ込み、頬に優しくキスを落とした。
弘夢は見たこともない木戸の優しい眼差しを知らぬ間に受け、それをミラー越しに時枝が鋭い眼差しで見ていた。
<<前へ 次へ>>
★「それから」は「すれ違った後に(全10話)」の続編です。
カープレイですか・・;というか、木戸が普通だぞ?!(最後だけ;)
「それから」がひたすらR街道を突き進む・・。いいのだろうか(-ω-)。
と、言いながら街道まだ道のりが長いです;
そしてですね、タイトルの「20話」部分で20と書いた後、無意識に
「20禁」と書いてたようで、自分で発見して噴出しましたwwどんだけ?!
(投稿前に気付いて良かった=3)
ポチして頂くとアタシのエロ暴走が加速します
(只今時速90km)キリン以上チーター以下
【携帯用】BL小説ランキング
「よく似合ってる」
木戸が弘夢の後に立ち、鏡越しに着替え終えた弘夢を見て満足気に笑う。
質の良いデザイナーズの細身で綺麗なジーンズにカジュアルだがシックなTシャツに綺麗な紺色のジャケットで、元々細くスタイルの良い弘夢はまるでモデルのようだ。
後から細い灰色の長めのストールを木戸が巻いてやると、弘夢を背中に手を回して店を出た。
「あの店員、今頃お前の事を想像して抜いてるぞ」
木戸が横目で意地悪そうに笑う。
「そ、そんな事ある筈ないです。大体初対面ですし、あの人ノンケだと思うし・・」
木戸がズズッと身体をずらして弘夢に近づいて顎を取った。
「お前は分かっていない。ノンケだろうが何だろうがそそるんだよ。その顔と身体が。特に俺色に仕立て上げられたその身体は、以前よりもずっといやらしい身体になった。」
「あっ・・ふ・・」
木戸がいやらしく弘夢の首筋に舌を這わせる。
「や・・っ・・ん」
「あいつもお前にこうしたくて、想像して自分でヤってんだよ。可哀想だから俺が代わりに味わってやるんだよ」
仕立てられた洋服はすぐさま木戸によって丁寧に脱がされていく。
一応車の窓は黒塗りで外からは見えないが中からは外が綺麗に見える。本当に見えてないのか不安になるほどなので、弘夢はいつも車の中で施される羞恥の数々に耐え難いものを感じていた。
「弘夢、時枝にちゃんと見せてやれ」
そう言って運転している時枝に向かって腰を突き出すように指示される。
おずおずと腰を突き出し、顔は木戸に向けている。
「見えるか、時枝?」
「ええ。よく見えますよ。」
バックミラーから時枝の鋭い切れ長の瞳が弘夢の後孔に向けられると、弘夢は目を瞑りたくなったが、木戸にそれを阻止される。
「弘夢、自分でそこをそのまま解すんだ。このローションやるから」
そのローションには強い媚薬物質が含まれていて京都に着く間位の持続性はあるものだった。
それを使われた自分がどうなるか位、弘夢も分かっていたが命令を受けたからには従うしかない。
脳内が痺れるようないい香りが社内に充満した。匂いを嗅ぐだけでもおかしな気分になる。
ローションをたっぷりと塗った自分の指を後孔へ入れる。
「弘夢、時枝の方を振り向きながらやってみろ」
泣きそうな顔をバックミラーに映る時枝に向ける。クチュクチュと卑猥な音を出しながら自分で自然と気持ちのいい場所を探ってしまう。
「ふ・・っん・・あ・・んん」
その様子を涼しげな眼でチラリチラリと時枝が見る。
薬が効いてきて、弘夢の指もだんだんと激しく中を掻き回すようになっていく。
「やあっ・・木戸さ・・ああっん」
後を向きながらだとやりずらく、思わず木戸の方を向くと木戸が弘夢に舌を絡めてきた。その感触が気持ちよく、弘夢はもう片手で自分の性器を扱き出す。木戸は両手でキュッと弘夢の乳首を抓ってやると、一際甲高い声が車内に響いた。
「ひゃっ・・ああんっ・・ああっ、あんっ」
木戸は自分のズボンを脱ぎ、弘夢を時枝の方を向きながら自分の上に座るよう指示した。
「自分から時枝に見せるようにして入れなさい」
「は・・い・・」
ゆっくりと木戸の大きく熱い肉棒を入れ込んでいくと、中の疼きが一層激しくなる。
薬が効いている弘夢は自分で腰の動きを止める事が出来ない。
恥ずかしくて死にそうなのに、木戸の上で上下前後に狂ったように動き時枝の目を見ながら叫んでしまう。
木戸が後から指を弘夢の舌へ絡ませると、弘夢はそれに自然と味わうように絡んでいってしまう。
「い・・や・・見ないでっ・・とき・・えださっ・・ああっ!」
時枝はそれでも眉一つ動かす事なく見てくる。
「やっ・・やっ・・イっちゃううっ!」
弘夢は自分で腰を思い切り振りながら両手で自分の性器を激しく上下に扱くとビクンと身体を震わせて、白い粘液を手の中に放った。
弘夢はそれからも木戸に散々車内で突かれ、暫くぐったりと眠ってしまっていた。
「木戸さま。私に散々見せ付けたいが為にわざわざ車で運転させたんですね。」
「ふふ。いいだろう?どうやったらお前の表情が変わるか見てみたかったんだがな。」
「はぁ・・ヘリならすぐ着きますものを・・」
「まぁ、偶にはいいじゃないか」
木戸はしっとりと汗ばんだ裸体で眠る弘夢にジャケットを掛けてやった。
そっと弘夢の柔らかい髪の毛に指を入れ込み、頬に優しくキスを落とした。
弘夢は見たこともない木戸の優しい眼差しを知らぬ間に受け、それをミラー越しに時枝が鋭い眼差しで見ていた。
<<前へ 次へ>>
★「それから」は「すれ違った後に(全10話)」の続編です。
カープレイですか・・;というか、木戸が普通だぞ?!(最後だけ;)
「それから」がひたすらR街道を突き進む・・。いいのだろうか(-ω-)。
と、言いながら街道まだ道のりが長いです;
そしてですね、タイトルの「20話」部分で20と書いた後、無意識に
「20禁」と書いてたようで、自分で発見して噴出しましたwwどんだけ?!
(投稿前に気付いて良かった=3)
ポチして頂くとアタシのエロ暴走が加速します
(只今時速90km)キリン以上チーター以下
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コメント
> 20禁って(笑)
> 20禁って言うくらいだから18禁より凄いんでしょうね
> (だから間違いだって!)
びゃははは (≧ω≦)b
「それから」は最初の方の記事は20禁が続いてます^^;
でもシリアスなので笑えない20禁ですのでご注意を・・
こちらのブログではないですが、別のコミュニティのメール欄には多数の「イテテテ!!」というご意見を頂きました^^;
だのに、その痛い場面にアリアケアドさまによって「コブシ作品」(!!)
という良いネーミングを付けて頂き嬉しかったですwww
> もう!桔梗.D様ったら、変な期待させるんだからぁ
え!期待しちゃいましたか!?じゃあ今度20禁という題名のものでも書こうかしら!www
そして、ゆうかさまがフルペンネームで呼んで下さった初めての方です(照)
私の初めて貰って頂いてありがとうございます//▽//(あっいらないですね!)
いつも面倒なので桔梗かDかどっちかで使ってました^^
(前はDを使ってコメとかしてましたw)
面倒でしたらどっちかでも構いません♪
> 20禁でも30禁でもドンと来いな、ゆうかでした。
あひゃひゃひゃひゃ(≧∀≦*) 30禁って聞いた事ないですね!!面白そう!!
濃そうですね~30禁エチ!!書きたいかも~(えw)
コメント&ツッコミどうもありがとうございました
20禁って言うくらいだから18禁より凄いんでしょうね
(だから間違いだって!)
もう!桔梗.D様ったら、変な期待させるんだからぁ
20禁でも30禁でもドンと来いな、ゆうかでした。
コメント