05/19/2010(Wed)
それから13話
★20禁です。とっても痛い描写ありですので、苦手な方は閲覧にご注意下さい。
申し訳ないですT△T これが過ぎればストーリーが展開されていきますので、苦手な方は飛ばして読んで下さいね!
* * *
「う・・うあぁああああッ!!」
異常な質量の塊が逆流して押し入ってくる感覚に、気が遠くなりそうだった。
「あ・・ぐッ・・アアア・・やめ・・て」
「キレイにしてやるから」
「やめ・・てーッ」
木戸は途中まで入った拳の残り部分にローションをダラダラとかけると、グリグリと押し進めた。
一番太い拳の部分が漸く入りきる頃には流石に入り口は切れて美しい朱色の鮮血が木戸の手にも伝って、ポタリポタリとベッドにドット模様を作っていった。
弘夢は息も絶え絶えにそのゆっくりと押し進められる凶器に、先ずは内臓よりも入り口の切れる痛みで意識が朦朧としていた。
(は・・早く終わってくれ・・)
恐怖と痛みでガタガタ震える弘夢の願いも空しく、木戸は拳が入っただけで終わらなかった。その塊は更に奥へズズッと入り込み、内臓を突き進んでいく。
「うギャあああアアアッ」
尋常ではないこの行為は一体何の為かと悲しく小さな疑問が意識の端で生まれて、そして消えた。逃れられないこの巨大な影と支配は終わりが無いのかもしれない。いっそ死んでしまった方が楽ではと、何度思った事だろうか。だが、淳平と想いが通じたあの時から、生きて会いたいという想いが弘夢に生気を与えている。
「ほら、凄いよ弘夢。こんなに私の腕を飲み込んで・・ふふ。もうS字直結辺りまできた。その先は・・弘夢にはまだ無理かなぁ。」
既に何を言われているか理解できない状態だった。焼き鏝で内臓を抉られるその感覚と、腕が突き進む度に入り口を剃刀で切られるような感覚は少しずつ麻痺してきた。
「あぁ・・こんなに血を出して。お前が悪いんだぞ?弘夢。私に内緒で淫らな事をするから。」
最奥に入っていた木戸の拳はゆっくりと中で開かれ、指で内壁を擦るようにして下がってきた。
「ぎゃああああッ」
「今全部掻き出してやるからな。あの男のものを。」
あの男、という口ぶりに弘夢は違和感を感じた。だが、痛みをやり過ごすので手一杯だ。背中からはタラタラと脂汗が流れ落ち、顔も汗でびっしょりだった。
ゆっくりと内壁に残っている淳平の精子をすくうようにして腕を抜いた。
「あ゛ッ・・ぐッ・・ギッ」
最後の拳部分が抜けると、腹部には鈍痛しか残らなかった。
ダラダラと太ももに流れる暖かな液体の感覚は淳平の精液なのか、弘夢の血液なのか、弘夢にはそれすら分からず、ただその恐ろしい行為が終わって木戸が満足しているかだけが気に掛かった。
「うん。大分キレイになったみたいだね。じゃあ仕上げだよ。」
「え・・・」
弘夢は耳を疑った。まだ何かするつもりなのだろうか。これ以上は本当に壊されてしまう。何とか止めてもらおうと涙を流して縋ってしまう。
「うっく・・木戸・・さん・・」
その反応に木戸の表情が少し和らいだ。
「ん?どうした、弘夢?痛かったのか?」
「う・・ん・・ひっく・・も・・や・・だよ」
木戸が優しくキスをして舌を絡めてきた。今まで巨大な恐怖を与えてきた相手なのに、その優しいキスで相手が聖者にも感じた。
監禁されたり、DVを受けたりすると、その相手が少し優しくするだけで防衛本能が働き、相手を好きになるという作用が働く状態に似ているのかもしれない。
弘夢は自分がこうして甘えれば、或いは木戸が機嫌を直すかもしれないと必死で木戸の唇を吸った。
「ん・・弘夢。随分積極的だな。そんなに良かったか?」
「やっ・・ちがっ」
「ふふ。冗談だ。だが痛みに耐える弘夢の表情は良かったぞ・・」
そのまま木戸は弘夢を仰向けに押し倒すと、ねっとりと甘ったるいキスをした。
(たすか・・た・・)
だが、その時に後孔に再び激痛が走った。
「ギャッ!!」
見ると木戸が自分の赤黒く興奮に滾ったペニスを弘夢の後孔に押し付けているところだった。
「仕上げが残っていると言っただろう?」
ニヤリと笑う整った顔は何よりも弘夢に絶望感を与えた。
だが、また拳や道具を突っ込まれないだけマシだという考えに、自分を勇気付けた。
「今広げたから直ぐに楽に入る。中も傷付けないように上手くやったから大丈夫だよ。」
言われた通りにズルリと木戸のペニスは飲み込まれていった。入り口の裂傷の痛みが最初、背骨から脳まで突き刺さったが、しばらく木戸が腰を振っているとそのうち痛みも麻痺してきた。
<<前へ 次へ>>
★「それから」は「すれ違った後に(全10話)」の続編です。
Y(>_<、)Y ヒェェ! 描写痛かったですよね~!
ホント、ごめんなさい!ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
だ、大丈夫でしたでしょうか・・
やっちまいました、フィスト・・
とても痛そうな描写でしたので一応20禁にしました。
木戸さ~ん、もう許してあげて~(T△T)
*17~20日の間また出張なので帰ってきたらコメントの返信など
させて頂きますm(_)m すみません!
記事は予約投稿でUPさせていきます。
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申し訳ないですT△T これが過ぎればストーリーが展開されていきますので、苦手な方は飛ばして読んで下さいね!
* * *
「う・・うあぁああああッ!!」
異常な質量の塊が逆流して押し入ってくる感覚に、気が遠くなりそうだった。
「あ・・ぐッ・・アアア・・やめ・・て」
「キレイにしてやるから」
「やめ・・てーッ」
木戸は途中まで入った拳の残り部分にローションをダラダラとかけると、グリグリと押し進めた。
一番太い拳の部分が漸く入りきる頃には流石に入り口は切れて美しい朱色の鮮血が木戸の手にも伝って、ポタリポタリとベッドにドット模様を作っていった。
弘夢は息も絶え絶えにそのゆっくりと押し進められる凶器に、先ずは内臓よりも入り口の切れる痛みで意識が朦朧としていた。
(は・・早く終わってくれ・・)
恐怖と痛みでガタガタ震える弘夢の願いも空しく、木戸は拳が入っただけで終わらなかった。その塊は更に奥へズズッと入り込み、内臓を突き進んでいく。
「うギャあああアアアッ」
尋常ではないこの行為は一体何の為かと悲しく小さな疑問が意識の端で生まれて、そして消えた。逃れられないこの巨大な影と支配は終わりが無いのかもしれない。いっそ死んでしまった方が楽ではと、何度思った事だろうか。だが、淳平と想いが通じたあの時から、生きて会いたいという想いが弘夢に生気を与えている。
「ほら、凄いよ弘夢。こんなに私の腕を飲み込んで・・ふふ。もうS字直結辺りまできた。その先は・・弘夢にはまだ無理かなぁ。」
既に何を言われているか理解できない状態だった。焼き鏝で内臓を抉られるその感覚と、腕が突き進む度に入り口を剃刀で切られるような感覚は少しずつ麻痺してきた。
「あぁ・・こんなに血を出して。お前が悪いんだぞ?弘夢。私に内緒で淫らな事をするから。」
最奥に入っていた木戸の拳はゆっくりと中で開かれ、指で内壁を擦るようにして下がってきた。
「ぎゃああああッ」
「今全部掻き出してやるからな。あの男のものを。」
あの男、という口ぶりに弘夢は違和感を感じた。だが、痛みをやり過ごすので手一杯だ。背中からはタラタラと脂汗が流れ落ち、顔も汗でびっしょりだった。
ゆっくりと内壁に残っている淳平の精子をすくうようにして腕を抜いた。
「あ゛ッ・・ぐッ・・ギッ」
最後の拳部分が抜けると、腹部には鈍痛しか残らなかった。
ダラダラと太ももに流れる暖かな液体の感覚は淳平の精液なのか、弘夢の血液なのか、弘夢にはそれすら分からず、ただその恐ろしい行為が終わって木戸が満足しているかだけが気に掛かった。
「うん。大分キレイになったみたいだね。じゃあ仕上げだよ。」
「え・・・」
弘夢は耳を疑った。まだ何かするつもりなのだろうか。これ以上は本当に壊されてしまう。何とか止めてもらおうと涙を流して縋ってしまう。
「うっく・・木戸・・さん・・」
その反応に木戸の表情が少し和らいだ。
「ん?どうした、弘夢?痛かったのか?」
「う・・ん・・ひっく・・も・・や・・だよ」
木戸が優しくキスをして舌を絡めてきた。今まで巨大な恐怖を与えてきた相手なのに、その優しいキスで相手が聖者にも感じた。
監禁されたり、DVを受けたりすると、その相手が少し優しくするだけで防衛本能が働き、相手を好きになるという作用が働く状態に似ているのかもしれない。
弘夢は自分がこうして甘えれば、或いは木戸が機嫌を直すかもしれないと必死で木戸の唇を吸った。
「ん・・弘夢。随分積極的だな。そんなに良かったか?」
「やっ・・ちがっ」
「ふふ。冗談だ。だが痛みに耐える弘夢の表情は良かったぞ・・」
そのまま木戸は弘夢を仰向けに押し倒すと、ねっとりと甘ったるいキスをした。
(たすか・・た・・)
だが、その時に後孔に再び激痛が走った。
「ギャッ!!」
見ると木戸が自分の赤黒く興奮に滾ったペニスを弘夢の後孔に押し付けているところだった。
「仕上げが残っていると言っただろう?」
ニヤリと笑う整った顔は何よりも弘夢に絶望感を与えた。
だが、また拳や道具を突っ込まれないだけマシだという考えに、自分を勇気付けた。
「今広げたから直ぐに楽に入る。中も傷付けないように上手くやったから大丈夫だよ。」
言われた通りにズルリと木戸のペニスは飲み込まれていった。入り口の裂傷の痛みが最初、背骨から脳まで突き刺さったが、しばらく木戸が腰を振っているとそのうち痛みも麻痺してきた。
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★「それから」は「すれ違った後に(全10話)」の続編です。
Y(>_<、)Y ヒェェ! 描写痛かったですよね~!
ホント、ごめんなさい!ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ
だ、大丈夫でしたでしょうか・・
やっちまいました、フィスト・・
とても痛そうな描写でしたので一応20禁にしました。
木戸さ~ん、もう許してあげて~(T△T)
*17~20日の間また出張なので帰ってきたらコメントの返信など
させて頂きますm(_)m すみません!
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コメント
> やっちゃったのね。
や、やっちゃいました・・(^^;)
> すごいよ!桔梗さん・・・
鬼畜が過ぎましたでしょうか・・(汗)
でも木戸という人物を色濃く出すには欠かせない場面だったかな~と。
> 愛故の行為なんだろうけど、解らなくもないよ、
> 浮気されたのだとしたら・・・でも木戸さん鬼畜!
自分の所有物ですので弘夢は逃げられないですしね;
はい。木戸は鬼畜でドSで裏社会に通じている恐ろしい男です。怖いですw
> なかなか思ってもできないんだけど、木戸さんの愛が強すぎるんだね・・・
> うちの悠はその気持ちよくわかるらしい。
> なんとか理性で保ってるんだけど、酒が入ったら危なかったことが何度かあるやつです。
確かに悠さまも他の男の匂いに敏感で、しかもスイッチが入ると自分から逃げろって言いますしね!激しいです!(ウットリ☆)
>あ、ぼくカテ終わったけどね(笑)
ぎゃ~ッ!!見に行かねば!!あ~ん、オンタイムで見たかった~ッ><
というか、絵が・・間に合わなかった・・_l ̄l●lll ガクリ・・
実は下書きを終えて出張に行ったんです・・。後は仕上げだけなんです・・。
というか、アナログタッチですし、こちらで勝手に描いてしまいました~とそっとUPさせて頂くのでチラッと見てやって下さいm(_;)m
コメントどうもありがとうございました
> めっちゃ痛そうです(>_<)
ですよね~(;^_^A アセアセ・・・
> 電車の中で読んでたんですが、ぶほぉーって叫びそうになりましたよ!
で、電車の中でフィスト読んだんですかッ!?それは「ぶほぉーー」と叫びます 笑
しかも萌え無しのシリアス・フィストですしね(汗)すみません・・
> うちの子にもフィストさせましたが、変態だから喜んでました(笑)ただ掻きだすことはしてなかったので(>_<)
あのフィストは萌えました~☆
木戸はフィストレベルで掻き出ししましたね、確かに 笑
相当嫌だったのです。淳平のせいしが!笑
> 木戸さん鬼ですねー(>_<)
はい。鬼です。ドSです。容赦ありません!こわい~
> 弘夢くん‥‥大丈夫ですかね!?どうなっちゃうんですかねー!
確かに・・どうなるんですかね・・自分でも心配になってきます;
書いてると思ってる事と違ってくるんですよね・・(-ω-)ウーン
こうなって欲しいのに・・何でだぁ~って事はいつもあります 笑
そして勝手に事が進んでいきます(汗)
コメントどうもありがとうございました
すごいよ!桔梗さん・・・
愛故の行為なんだろうけど、解らなくもないよ、
浮気されたのだとしたら・・・でも木戸さん鬼畜!
なかなか思ってもできないんだけど、木戸さんの愛が強すぎるんだね・・・
うちの悠はその気持ちよくわかるらしい。
なんとか理性で保ってるんだけど、酒が入ったら危なかったことが何度かあるやつです。あ、ぼくカテ終わったけどね(笑)
電車の中で読んでたんですが、ぶほぉーって叫びそうになりましたよ!
うちの子にもフィストさせましたが、変態だから喜んでました(笑)ただ掻きだすことはしてなかったので(>_<)
木戸さん鬼ですねー(>_<)
弘夢くん‥‥大丈夫ですかね!?どうなっちゃうんですかねー!
コメント