05/18/2010(Tue)
それから12話
☆18禁です。痛い描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
「弘夢。ここから他の奴の精子が垂れてきてるんだが?」
木戸は弘夢の緩みきった後孔に指を這わせ、出てきた淳平の精子をヌルヌルと遊ぶように弄くる。
「あ・・やめ・・て下さい」
木戸は弘夢が念願叶って愛おしい男と自分の知らない間に早々に身体を繋げ、挙句大量に中で射精された液体を大事そうにかき出しもせず帰宅してくる弘夢に憎悪と嫉妬を感じていた。
弘夢の携帯はいつもチェックしていた。
あの日、夜中に弘夢の部屋を訪れると、泣きはらした顔でベッドにぐったりと開いたままの携帯を握り締めて寝ていた弘夢を見て、その手にあったメールを見た。
気持ちが繋がってしまったと瞬時に分かった。冷や汗が背中を流れ、激情に駆られて寝ている弘夢に覆いかぶさった。
「な・・・木戸さん?!んんっ」
唇を塞ぎ、舌で乱暴に口内を蹂躙すると弘夢の鼻から甘い声が抜ける。
「弘夢。お前は誰のものだ?」
弘夢は伏せるように目を斜め下にずらし、小声で答える。
「木戸さん・・です」
「なら、これは意味のないものだ。」
木戸が弘夢の携帯を目の前にかざした。
「あ!返して下さい!」
木戸が弘夢の手を制し、冷たく突き刺さるような視線で弘夢の反抗の意思を削ぎ落とす。
「返して・・下さい・・お願いします・・」
その時木戸は弘夢の携帯を横に広げて持つと、バキッとゆっくり折った。
「あ・・ああ・・・」
弘夢の瞳に見る見る涙が溢れて頬に零れ落ちた。
あの気持ちの繋がった文章、一生取っておきたかった大事な文章が無残にも真っ二つに割れて、何度も何度も読み返したい二つに割られた宝物は、木戸のその手でゆっくりと水道の水に浸されていった。
「な・・んで・・うっく」
嗚咽が喉に詰まって上手く話せない。
「何で?だと・・?お前、今よっぽど状況が分かってないんだな。そんな口答えするなんて。」
木戸がゆらりと動いた。
「もう一度一からこの身体に教え込んでやるよ。」
低い声で笑いながら耳元で囁く木戸の顔は恐ろしく冷淡で、笑っているのに怒りと絶対的な支配をする側の空気に満ちていた。
「さぁ。もう一度調教をしてやろう。」
木戸は、弘夢が便利に使える相手との交友は寛大に許していた。だが気持ちがあるようなもの、それは相手に気持ちがある場合でも絶対に許さなかった。だから尚更身体で何もなくても気持ちが通じた淳平に対しての怒りは物凄かった。
「もう二度とこいつと会うな。分かるな?」
5回目に意識を無くす瞬間にその声が聞こえた。
* * *
そんな約束を引きちぎるように破った挙句、身体は正直にどんなに激しく乱れてきたのかを木戸に今、まざまざと見せ付けていた。
弘夢は恐怖と快楽で小刻みに震える。自分は殺されてしまうかもしれない。
バレるのも時間の問題だと分かっていた。まさかこんなにも早くその日に、こんな形でバレるとは思ってもみなかったが、それでも淳平と繋がりたかった。機を逃したらもう二度と身体を繋ぐことなど叶わないと思ったからだ。
「あっ・・くっ」
木戸の指が二本入ってきた。
「気持ち良いか?余裕で二本だなぁ、弘夢。自分でも腰を動かして来たんだろう?」
木戸の指がもう2本捻じ込まれた。
「ああッ!・・うっ・・んッ」
流石にいきなり4本突っ込まれた弘夢の身体は快楽を感じるよりもその、恐怖で痛みが勝って全身が引き攣る。
ゆっくりと内部を掻き回すように手を回すと、じりじりと後方に痛みが襲って汗が吹き出てくる。
なるべく痛みを和らげようと腰を動かし、位置をずらそうとすると更に木戸の手がググッと奥へ進んだ。
「ああアァッ!!い、痛いっ・・木戸さん!」
訴えは空しく、木戸の手の進みは更に増す。親指までもが孔に入り込み、ゆっくりと5本の指で入り口を開けたり閉じたりと楽しむようにしている。
その都度訪れる激痛に弘夢の背中には玉のような汗がびっしりとできる。
「チッ・・中にあんなに精子が溜まってやがる・・」
そう言った木戸の手は更に強い力で手を押し進めると、弘夢が叫び声をあげた。
<<前へ 次へ>>
★「それから」は「すれ違った後に(全10話)」の続編です。
*17~20日の間また出張なので帰ってきたらコメントの返信など
させて頂きますm(_)m すみません!
記事は予約投稿でUPさせていきます。
すみません、この後木戸が何をするか・・
大体想像つきますでしょうか(汗)
ごめんね、ごめんね~♪(再びU字工事さん調w)
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「弘夢。ここから他の奴の精子が垂れてきてるんだが?」
木戸は弘夢の緩みきった後孔に指を這わせ、出てきた淳平の精子をヌルヌルと遊ぶように弄くる。
「あ・・やめ・・て下さい」
木戸は弘夢が念願叶って愛おしい男と自分の知らない間に早々に身体を繋げ、挙句大量に中で射精された液体を大事そうにかき出しもせず帰宅してくる弘夢に憎悪と嫉妬を感じていた。
弘夢の携帯はいつもチェックしていた。
あの日、夜中に弘夢の部屋を訪れると、泣きはらした顔でベッドにぐったりと開いたままの携帯を握り締めて寝ていた弘夢を見て、その手にあったメールを見た。
気持ちが繋がってしまったと瞬時に分かった。冷や汗が背中を流れ、激情に駆られて寝ている弘夢に覆いかぶさった。
「な・・・木戸さん?!んんっ」
唇を塞ぎ、舌で乱暴に口内を蹂躙すると弘夢の鼻から甘い声が抜ける。
「弘夢。お前は誰のものだ?」
弘夢は伏せるように目を斜め下にずらし、小声で答える。
「木戸さん・・です」
「なら、これは意味のないものだ。」
木戸が弘夢の携帯を目の前にかざした。
「あ!返して下さい!」
木戸が弘夢の手を制し、冷たく突き刺さるような視線で弘夢の反抗の意思を削ぎ落とす。
「返して・・下さい・・お願いします・・」
その時木戸は弘夢の携帯を横に広げて持つと、バキッとゆっくり折った。
「あ・・ああ・・・」
弘夢の瞳に見る見る涙が溢れて頬に零れ落ちた。
あの気持ちの繋がった文章、一生取っておきたかった大事な文章が無残にも真っ二つに割れて、何度も何度も読み返したい二つに割られた宝物は、木戸のその手でゆっくりと水道の水に浸されていった。
「な・・んで・・うっく」
嗚咽が喉に詰まって上手く話せない。
「何で?だと・・?お前、今よっぽど状況が分かってないんだな。そんな口答えするなんて。」
木戸がゆらりと動いた。
「もう一度一からこの身体に教え込んでやるよ。」
低い声で笑いながら耳元で囁く木戸の顔は恐ろしく冷淡で、笑っているのに怒りと絶対的な支配をする側の空気に満ちていた。
「さぁ。もう一度調教をしてやろう。」
木戸は、弘夢が便利に使える相手との交友は寛大に許していた。だが気持ちがあるようなもの、それは相手に気持ちがある場合でも絶対に許さなかった。だから尚更身体で何もなくても気持ちが通じた淳平に対しての怒りは物凄かった。
「もう二度とこいつと会うな。分かるな?」
5回目に意識を無くす瞬間にその声が聞こえた。
* * *
そんな約束を引きちぎるように破った挙句、身体は正直にどんなに激しく乱れてきたのかを木戸に今、まざまざと見せ付けていた。
弘夢は恐怖と快楽で小刻みに震える。自分は殺されてしまうかもしれない。
バレるのも時間の問題だと分かっていた。まさかこんなにも早くその日に、こんな形でバレるとは思ってもみなかったが、それでも淳平と繋がりたかった。機を逃したらもう二度と身体を繋ぐことなど叶わないと思ったからだ。
「あっ・・くっ」
木戸の指が二本入ってきた。
「気持ち良いか?余裕で二本だなぁ、弘夢。自分でも腰を動かして来たんだろう?」
木戸の指がもう2本捻じ込まれた。
「ああッ!・・うっ・・んッ」
流石にいきなり4本突っ込まれた弘夢の身体は快楽を感じるよりもその、恐怖で痛みが勝って全身が引き攣る。
ゆっくりと内部を掻き回すように手を回すと、じりじりと後方に痛みが襲って汗が吹き出てくる。
なるべく痛みを和らげようと腰を動かし、位置をずらそうとすると更に木戸の手がググッと奥へ進んだ。
「ああアァッ!!い、痛いっ・・木戸さん!」
訴えは空しく、木戸の手の進みは更に増す。親指までもが孔に入り込み、ゆっくりと5本の指で入り口を開けたり閉じたりと楽しむようにしている。
その都度訪れる激痛に弘夢の背中には玉のような汗がびっしりとできる。
「チッ・・中にあんなに精子が溜まってやがる・・」
そう言った木戸の手は更に強い力で手を押し進めると、弘夢が叫び声をあげた。
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すみません、この後木戸が何をするか・・
大体想像つきますでしょうか(汗)
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