05/16/2010（Sun）
万華鏡－江戸に咲く－４９
☆１５禁です。
「あ、雨が降ってきたね。美月たち大丈夫かなぁ？」
雪之丞は心配そうに木窓から外の様子を覗く。
「美月さん、傘持って無かったから今頃は雨宿りで店に熊と二人でいる・・とか」
喜助が不安気に夜をちらりと見ると、夜も釣られて妙な想像をしてしまう。熊はああ見えて無茶はしない奴だが、あの鈍感さは天下一品だ。恐らく夜が美月に想いを寄せているとは考えていないだろう。もしかしたらまた酒でも飲ませて手を出すって事も考えられる。
先程見たあの異様な美月の色香と自分を欲しがる淫らな姿を思い出し、下半身が熱くなる。
（あんな姿を熊なんかが見たら・・！）
「あ、悪いんだが俺ぁもう帰るわ。傘借りるぜ」
「え、でも雨が・・」
休んでいけばいいのに、と雪之丞の引き止める視線を振り切るように外へ出た。
ゴロゴロと怒りにも似た空の音が、夜の胸騒ぎを加速させた。
「おい、熊！熊公！！」
店に足早に着くと、熊を呼び出した。だが、返事がない。まさか、と不安に障子をバタンと開けると、酔っ払って寝込んでいる熊の姿があった。それを見た夜は、内心ほっとして熊に話しかける。
「おい、熊。お前美月はちゃんと送ってったんだろうな？」
「ん・・夜か？早かったな・・おらぁてっきり今日おめぇさんは、お雪ちゃん所で泊まってくるもんだとばかり・・あ、美月ちゃんな。途中土産物屋に寄った時、直ぐ現代に帰るからって追い払われて・・」
「あ？それでテメェはそのまま帰ってきたのかよ？」
「いやぁ、一応見てたさ。そしたら、現代には帰らずそのまま抱月先生の家で先生の帰りを待ってたみてぇだった。可哀想にずぶ濡れでよ。何だか話しかけられるような雰囲気でもなくて。どうしたんだろうなぁ、美月ちゃん。だが流石にあんまり酷ぇ雨でオラァ先に帰って来たけど、まぁ先生ん所なら安心だろ。」
「チッ！！」
強く舌打ちをすると急いで店を出た。
「おい！夜！」
背後で聞こえる熊の声を無視して雨の中を走った。
美月の後孔に抱月の舌先がヌメヌメと出し入れされて、快感がつま先まで痺れさせる。
「気持ちいいか、美月。そんなに入り口をヒクつかせて・・ん？」
「は・・い、先生。気持ちいいです・・あんっ」
（でも、もっと激しく、強く、痛くして・・壊してよ、先生・・）
「ね・・ぇ、先生っ」
抱月がギュッと大きな手で美月の尻たぶを掴む。
「・・ねがい・・壊して！俺の事！」
その時だった。
勢いよく戸が開いて、獣のような雰囲気の男の影が美月と抱月の淫らな姿を捉えたのだった。
まさか、こんな土砂降りの中で訪問者もいないと思い、うっかり戸を閉めていなかった。
影は一歩、また一歩と中へ近づいてきて、その表情を稲妻の光とロウソクの仄かなオレンジの光に映し出された。
「あ・・・ああ・・よ・・る」
美月は声が震えた。手足の先が一気に霜焼になるかと思うほど冷え込んでいくのが分かる。
「何・・してんだよ」
夜の声も震えていた。
目の前に愛おしい人が裸体で四つん這いになり、蕩けた表情で目尻を赤く腫らしながら他の男の舌を秘部に受け入れている。
全身には、先程までなかったいやらしい赤い斑点が、水に落として広がる赤い絵の具のように淡く広がっていた。
「あんッ」
抱月は夜が目の前でもお構いなく舌先を更に深く入れ込んだ。まるで見せ付けるように視線を夜に合わせると、夜の血が沸騰した。
「・・ッ！ 抱月、テメェ！！」
「お前が、こうさせたんだ。夜。お前に怒る資格はない。美月も望んだ事だ。」
震える拳を反対の手で押さえて夜は唇を噛んだ。
抱月の長い指が美月の弱い内部を集中的に弄りだす。
「アッ！あっふっ・・や・・あ」
（夜の前でこんな！・・嫌だ！）
だが美月は夜の視線に手足が畳に縫い付けてしまったように動けないでいた。
こんな形で見る美月の初めての裸体は、嫉妬心で心が焼かれているのにも関わらずとても美しく、妖艶でいて愛おしいとさえ思えてしまった。
＜＜前へ 次へ＞＞
見られてしまいました。
先生も夜を煽りますね～ｗ
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「あ、雨が降ってきたね。美月たち大丈夫かなぁ？」
雪之丞は心配そうに木窓から外の様子を覗く。
「美月さん、傘持って無かったから今頃は雨宿りで店に熊と二人でいる・・とか」
喜助が不安気に夜をちらりと見ると、夜も釣られて妙な想像をしてしまう。熊はああ見えて無茶はしない奴だが、あの鈍感さは天下一品だ。恐らく夜が美月に想いを寄せているとは考えていないだろう。もしかしたらまた酒でも飲ませて手を出すって事も考えられる。
先程見たあの異様な美月の色香と自分を欲しがる淫らな姿を思い出し、下半身が熱くなる。
（あんな姿を熊なんかが見たら・・！）
「あ、悪いんだが俺ぁもう帰るわ。傘借りるぜ」
「え、でも雨が・・」
休んでいけばいいのに、と雪之丞の引き止める視線を振り切るように外へ出た。
ゴロゴロと怒りにも似た空の音が、夜の胸騒ぎを加速させた。
「おい、熊！熊公！！」
店に足早に着くと、熊を呼び出した。だが、返事がない。まさか、と不安に障子をバタンと開けると、酔っ払って寝込んでいる熊の姿があった。それを見た夜は、内心ほっとして熊に話しかける。
「おい、熊。お前美月はちゃんと送ってったんだろうな？」
「ん・・夜か？早かったな・・おらぁてっきり今日おめぇさんは、お雪ちゃん所で泊まってくるもんだとばかり・・あ、美月ちゃんな。途中土産物屋に寄った時、直ぐ現代に帰るからって追い払われて・・」
「あ？それでテメェはそのまま帰ってきたのかよ？」
「いやぁ、一応見てたさ。そしたら、現代には帰らずそのまま抱月先生の家で先生の帰りを待ってたみてぇだった。可哀想にずぶ濡れでよ。何だか話しかけられるような雰囲気でもなくて。どうしたんだろうなぁ、美月ちゃん。だが流石にあんまり酷ぇ雨でオラァ先に帰って来たけど、まぁ先生ん所なら安心だろ。」
「チッ！！」
強く舌打ちをすると急いで店を出た。
「おい！夜！」
背後で聞こえる熊の声を無視して雨の中を走った。
美月の後孔に抱月の舌先がヌメヌメと出し入れされて、快感がつま先まで痺れさせる。
「気持ちいいか、美月。そんなに入り口をヒクつかせて・・ん？」
「は・・い、先生。気持ちいいです・・あんっ」
（でも、もっと激しく、強く、痛くして・・壊してよ、先生・・）
「ね・・ぇ、先生っ」
抱月がギュッと大きな手で美月の尻たぶを掴む。
「・・ねがい・・壊して！俺の事！」
その時だった。
勢いよく戸が開いて、獣のような雰囲気の男の影が美月と抱月の淫らな姿を捉えたのだった。
まさか、こんな土砂降りの中で訪問者もいないと思い、うっかり戸を閉めていなかった。
影は一歩、また一歩と中へ近づいてきて、その表情を稲妻の光とロウソクの仄かなオレンジの光に映し出された。
「あ・・・ああ・・よ・・る」
美月は声が震えた。手足の先が一気に霜焼になるかと思うほど冷え込んでいくのが分かる。
「何・・してんだよ」
夜の声も震えていた。
目の前に愛おしい人が裸体で四つん這いになり、蕩けた表情で目尻を赤く腫らしながら他の男の舌を秘部に受け入れている。
全身には、先程までなかったいやらしい赤い斑点が、水に落として広がる赤い絵の具のように淡く広がっていた。
「あんッ」
抱月は夜が目の前でもお構いなく舌先を更に深く入れ込んだ。まるで見せ付けるように視線を夜に合わせると、夜の血が沸騰した。
「・・ッ！ 抱月、テメェ！！」
「お前が、こうさせたんだ。夜。お前に怒る資格はない。美月も望んだ事だ。」
震える拳を反対の手で押さえて夜は唇を噛んだ。
抱月の長い指が美月の弱い内部を集中的に弄りだす。
「アッ！あっふっ・・や・・あ」
（夜の前でこんな！・・嫌だ！）
だが美月は夜の視線に手足が畳に縫い付けてしまったように動けないでいた。
こんな形で見る美月の初めての裸体は、嫉妬心で心が焼かれているのにも関わらずとても美しく、妖艶でいて愛おしいとさえ思えてしまった。
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見られてしまいました。
先生も夜を煽りますね～ｗ
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コメント
お返事遅れましてすみません！
ただいま戻りました！
> オフ会という部活で桔梗さんの話題が出ましたよ
きゃ～！部活内で私の話題など！！恐れ多い！！((((;´･ω･｀)))ガクガクブルブル
> イラスト差し上げた甲斐があります。
甲斐があるなんて言って頂けて本当、嬉しいデス(つД`)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡
イラスト、本当に宝物です！！ありがとうございました＼(*T▽T*)／ﾜｰｲ♪
> もう順位抜かされたんですが私！！！（汗）
一過性のモノですwww
というか、きっとRinkさんのイラストパワーのお陰がかなり強い気がします！本当凄いです。
それに、やっぱりRinkさんや他の皆さまみたいに長く多く沢山の方々に愛して貰える作品が
作れるようになりたいなぁと思います＾＾
> 今、両方ともなんかドキドキのシーンですねよく切り替えてかけるなーーー、ひょっとして若い！？
過去作から出して行けば良かったんですが、勢いって怖いですwww
切り替える度に気分が高揚したり、落ち込んだり、大変ですww
書いていてすっごく楽しいんですが、シリアス場面は精神力メチャメチャ使いますｗ
最後まで書上げられるように頑張ります＾＾；
精神年齢は10代です、完全に！www ですが、実年齢は・・・結構なものです（爆）
バーチャルかリアル部活に参加した際にカムアウトしようかしら・・；；
> とにかく村の人気記事のところにランキングが別にあるんだけど、うちのブログの一番人気は「桔梗さんにイラスト差し上げました」がずっとベスト１００以内をキープしてます。すごい人気だね。毎日色んな新着上がってるのに、もう何日たってるの？
> まだ４０位くらいにいるんだけど凄いですよほんとに。
∑(￣Д￣；)なぬぅっ！！ってそれはRinkさんのイラスト力の賜物ですよ。
私というか、Rinkさんの絵が人気なのです！！
あんなエロ素敵な絵でしたらやっぱり見てしまいますし！
ブログ内の人気記事とかあるんですね！すごいな～☆
> 次回は帰国して部活にも来て下さいね！
はい、是非！！絶対行きます。土産持って行きます。Rinkさんの幹事の秘書をやらせて頂きますｗ
コメントどうもありがとうございました
イラスト差し上げた甲斐があります。
もう順位抜かされたんですが私！！！（汗）
今、両方ともなんかドキドキのシーンですねよく切り替えてかけるなーーー、ひょっとして若い！？
とにかく村の人気記事のところにランキングが別にあるんだけど、うちのブログの一番人気は「桔梗さんにイラスト差し上げました」がずっとベスト１００以内をキープしてます。すごい人気だね。毎日色んな新着上がってるのに、もう何日たってるの？
まだ４０位くらいにいるんだけど凄いですよほんとに。
次回は帰国して部活にも来て下さいね！
コメント