06/18/2010(Fri)
「媚薬の雨水」第9話
BL観潮楼<初夏企画:「雨にまつわる」お題参加。 参加者さまの作品一覧
3人の出会いはこちらから→恋のぼり第一話(全7話)
「媚薬の雨水」第9話
☆18禁です
(兄さまたち、夕べは凄かった……)
俊平は昨夜の雨音と龍ノ助の激しい情事を思い出しながら掃除をしていた。ふと、廊下を雑巾がけする雨音の後姿と揺れる尻の動きを目で追う。
(こんな清楚な顔して夜はあんな淫らな表情なんて……)
途端に俊平の股間が熱を帯びて来る。
昨晩はいつもの様に襖の隙間から二人の情事を除き見ていたら、龍ノ助が突然雨音の両足を後ろから持ち上げ、立ち上がった。
「きゃあっ」と何ともめちゃくちゃに突き上げてやりたくなる様な可愛らしい叫び声を出した雨音を、文字通り、龍ノ助は空中で激しく突いたのだ。
それも、襖の前で雨音の足を開脚させながら立ったまま後ろから突くものだから、全ての秘部が丸見えだった。
「いっ、いやあっ……恥ずか…し……お兄さまぁ」
あまりの恥ずかしい格好に雨音は、涙目で懇願する様にに顔を後ろの龍ノ助に向けると、ヌルリと龍ノ助は雨音の口内に舌を入れて絡みつかせた。
「その顔、すごくいいよ、雨音」
煽る様に更に激しく突き入れる。
「ああんっああんっお、お兄さまぁっ……そんな、突いたらイってしまいます! あっあっ」
俊平はその様子を瞬きするのも忘れて右手を上下に動かした。
「よく見えるだろう」
龍ノ助がわざと雨音の両足を更に開いた。
「あああっ、やあっ……お兄さまっ…そんなに開いては……んんっ」
「喋ってないでこっち向いて舌を出せ、雨音」
龍ノ助が雨音の耳に唇を付けて、そっと内緒話でもするように囁いた。その龍ノ助の声に、俊平はまるで自分が耳元で囁かれた様な錯覚に襲われ、全身がゾワッと総毛立った。
(兄さまっ、兄さまっ……あああ!)
俊平は思わず着物をたくし上げて下半身をむき出した。
雨音もそれに感じたのか、「はっ……ううんっ」と声を漏らして、言われた通りに顔を後ろに向けて龍ノ助とねっとり舌を絡みつかせた。
堪らなくなった俊平は自分の指を舐めて、後孔に突っ込んだ。四つん這いになり、左手で後ろを掻き回し、右手で性器を扱くと大きな声が出そうになった。
「ふっ……んんっ……はぁ」
雨音ももう限界に近く、桃色の玉がギュウッと硬く引き締まっていくのが見えた。
「んあっ、お兄さまっ、お兄さまぁああんっ、ああん!」
その雨音の絶頂直前の声に合わせて、龍ノ助が雨音の肩に歯を立てた。
「出すぞ、中に」
襖の向こうでも俊平はグチャグチャと音が聞こえるのではないかと思う程激しく指を後孔に出し入れしていた。
(ああっ、僕も雨音の中に出したい! 兄さまに激しく突かれたい!)
「兄さまっ、あっ雨音……! 僕もっ、ボクもイクよっ、ああっああんっ!」
俊平も襖の後でそっと呟く。グチャグチャグチャと襖の向こうとこちらで水音が重なる。
そして三人はほぼ同時に射精した。
* * *
(そういえばあの時、雨音の奴、前を触れてもいないのに射精していたな……)
思わず脳内でその光景をリピートして涎を垂らしそうになった時、雨音の可愛い顔がひょいっと現れた。
「わッ!」
俊平は驚いてつい、後ろに思い切り仰け反った。
「何を嬉しそうな顔をしているのです?俊平さま」
まさか夕べのいやらしいお前の、犯されて射精する姿を思い出していました、などと言える筈もない。
「いや、別に。ただ、師範に足が速くなったと褒められて嬉しかったのを思い出しただけだよ」
(実際は足じゃなくて、イクのが早くなったんだけど……)
「ねぇっ、明日一緒に町に出ません?! お兄さまが明日、一日外出されて明後日にならないと帰らないので偶には俊平さまと遊びに行きたいなと……」
「何ィッ!? 本当か!?」
思わず雨音に飛びついてしまった。
「よし、行こう! あ、でも別に町にわざわざ行かなくても家でゆっくり肩の揉み合いなどして過ごすのもいいんじゃない!?」
俊平は興奮して下心丸見えの提案をしているのも自分で気づいていない。雨音は、それもいいですねと、さも可笑しそうに笑った。
その笑顔だけでも思わずキスしたくなる。
「でも、せっかくですし、二人で町へ出掛けるなど初めてですから」
雨音のその言葉に俊平は賛成した
――そうだ。昼に出ていても、どうせ夜は二人きり……。
ズクンと媚薬の雨水の入った懐が疼いた。
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「媚薬の雨水」第9話
☆18禁です
(兄さまたち、夕べは凄かった……)
俊平は昨夜の雨音と龍ノ助の激しい情事を思い出しながら掃除をしていた。ふと、廊下を雑巾がけする雨音の後姿と揺れる尻の動きを目で追う。
(こんな清楚な顔して夜はあんな淫らな表情なんて……)
途端に俊平の股間が熱を帯びて来る。
昨晩はいつもの様に襖の隙間から二人の情事を除き見ていたら、龍ノ助が突然雨音の両足を後ろから持ち上げ、立ち上がった。
「きゃあっ」と何ともめちゃくちゃに突き上げてやりたくなる様な可愛らしい叫び声を出した雨音を、文字通り、龍ノ助は空中で激しく突いたのだ。
それも、襖の前で雨音の足を開脚させながら立ったまま後ろから突くものだから、全ての秘部が丸見えだった。
「いっ、いやあっ……恥ずか…し……お兄さまぁ」
あまりの恥ずかしい格好に雨音は、涙目で懇願する様にに顔を後ろの龍ノ助に向けると、ヌルリと龍ノ助は雨音の口内に舌を入れて絡みつかせた。
「その顔、すごくいいよ、雨音」
煽る様に更に激しく突き入れる。
「ああんっああんっお、お兄さまぁっ……そんな、突いたらイってしまいます! あっあっ」
俊平はその様子を瞬きするのも忘れて右手を上下に動かした。
「よく見えるだろう」
龍ノ助がわざと雨音の両足を更に開いた。
「あああっ、やあっ……お兄さまっ…そんなに開いては……んんっ」
「喋ってないでこっち向いて舌を出せ、雨音」
龍ノ助が雨音の耳に唇を付けて、そっと内緒話でもするように囁いた。その龍ノ助の声に、俊平はまるで自分が耳元で囁かれた様な錯覚に襲われ、全身がゾワッと総毛立った。
(兄さまっ、兄さまっ……あああ!)
俊平は思わず着物をたくし上げて下半身をむき出した。
雨音もそれに感じたのか、「はっ……ううんっ」と声を漏らして、言われた通りに顔を後ろに向けて龍ノ助とねっとり舌を絡みつかせた。
堪らなくなった俊平は自分の指を舐めて、後孔に突っ込んだ。四つん這いになり、左手で後ろを掻き回し、右手で性器を扱くと大きな声が出そうになった。
「ふっ……んんっ……はぁ」
雨音ももう限界に近く、桃色の玉がギュウッと硬く引き締まっていくのが見えた。
「んあっ、お兄さまっ、お兄さまぁああんっ、ああん!」
その雨音の絶頂直前の声に合わせて、龍ノ助が雨音の肩に歯を立てた。
「出すぞ、中に」
襖の向こうでも俊平はグチャグチャと音が聞こえるのではないかと思う程激しく指を後孔に出し入れしていた。
(ああっ、僕も雨音の中に出したい! 兄さまに激しく突かれたい!)
「兄さまっ、あっ雨音……! 僕もっ、ボクもイクよっ、ああっああんっ!」
俊平も襖の後でそっと呟く。グチャグチャグチャと襖の向こうとこちらで水音が重なる。
そして三人はほぼ同時に射精した。
* * *
(そういえばあの時、雨音の奴、前を触れてもいないのに射精していたな……)
思わず脳内でその光景をリピートして涎を垂らしそうになった時、雨音の可愛い顔がひょいっと現れた。
「わッ!」
俊平は驚いてつい、後ろに思い切り仰け反った。
「何を嬉しそうな顔をしているのです?俊平さま」
まさか夕べのいやらしいお前の、犯されて射精する姿を思い出していました、などと言える筈もない。
「いや、別に。ただ、師範に足が速くなったと褒められて嬉しかったのを思い出しただけだよ」
(実際は足じゃなくて、イクのが早くなったんだけど……)
「ねぇっ、明日一緒に町に出ません?! お兄さまが明日、一日外出されて明後日にならないと帰らないので偶には俊平さまと遊びに行きたいなと……」
「何ィッ!? 本当か!?」
思わず雨音に飛びついてしまった。
「よし、行こう! あ、でも別に町にわざわざ行かなくても家でゆっくり肩の揉み合いなどして過ごすのもいいんじゃない!?」
俊平は興奮して下心丸見えの提案をしているのも自分で気づいていない。雨音は、それもいいですねと、さも可笑しそうに笑った。
その笑顔だけでも思わずキスしたくなる。
「でも、せっかくですし、二人で町へ出掛けるなど初めてですから」
雨音のその言葉に俊平は賛成した
――そうだ。昼に出ていても、どうせ夜は二人きり……。
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コメント
> うはーー!!悩殺(//∇//(//∇//(//∇//) テレテレ
> 丸見え(*ノωノ) イヤン
> 龍ノ助さんってば俊平くん覗いてるの分かってて煽ってるんじゃwww
> そんな俊平くんの脳内では●P状態に(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
> 思い出してニヤニヤしてるのがまた可愛い(笑)
澪ちん!!!チャックチャック!!大笑
ネカフェで笑っちまった!いつもの店の人に楽しそうだねって言われたじゃないか!ww
楽すぃ~♪♪
俊平、脳内でおかしな物質出しまくり!ww
思い出しニヤ気顔可愛いと!ありがとう♪顔に嘘がつけないタイプなんですね;w
> ぉお!!(゚ロ゚屮)屮チャンス到来!?
> ゆっくり肩の揉み合いって…どこ揉もうとしてんだか(・m・ )クスッ ←
> いよいよ媚薬の出番?ワクワク((o(゚▽゚○)(○゚▽゚)o))ドキドキ
> 楽すぃ~~~♪♪♪(笑)
あはは!!本当、どこを揉もうとしてるのか、バレバレなんじゃあって・・w
媚薬発揮なるか!?
澪ちんの「楽すぃ~」頂いちゃいました☆
楽すぃ~♪♪♪
(そして・・覗いて来るんじゃない、オヤジ!w)
コメントどうもありがとうございました
> 読みながら、えーと足を開いて空中で・・・と想像してみたら、
> お兄様ったら、そんなアクロバティックな!!
分かり難くてすみません><
後ろから雨音の両膝を腕に掛けるようにして持ち上げて立ったまま突くので
ございます。
確かにアクロバティック!笑
そうとう体力が無いと出来ませんね!笑
> うちの子達、ほぼ正常位しかしてないので、桔梗様の引き出しの多さにただ脱帽です。
> なんとなくですが、完全復帰されたような・・・(笑)
> そんな様子が文章から見てとれて、嬉しいです。
正上位は一番イイらしいですね!私も偶には正上位を書いてみよう!笑
引き出しは多くないですよ!体位の勉強もしようと思います♪
完全復帰、ネット内ではこれでPCが揃えば復帰できたも同然ですが、
リアルは・・やっぱり色々と大変です;
でも皆様に励まされたので、ピクルスだのオリーブだの海老だのを大量に食べて
元気を出しております!ご心配して下さってありがとうございます☆
後は一日も早く皆さまの作品を読めれば完全回復するのですが><
ああーーッ続きが気になるものが大量にあり過ぎてハゲそうです!!
コメントどうもありがとうございました
丸見え(*ノωノ) イヤン
龍ノ助さんってば俊平くん覗いてるの分かってて煽ってるんじゃwww
そんな俊平くんの脳内では●P状態に(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
思い出してニヤニヤしてるのがまた可愛い(笑)
ぉお!!(゚ロ゚屮)屮チャンス到来!?
ゆっくり肩の揉み合いって…どこ揉もうとしてんだか(・m・ )クスッ ←
いよいよ媚薬の出番?ワクワク((o(゚▽゚○)(○゚▽゚)o))ドキドキ
楽すぃ~~~♪♪♪(笑)
お兄様ったら、そんなアクロバティックな!!
うちの子達、ほぼ正常位しかしてないので、桔梗様の引き出しの多さにただ脱帽です。
なんとなくですが、完全復帰されたような・・・(笑)
そんな様子が文章から見てとれて、嬉しいです。
コメント