07/16/2010(Fri)
それから37話
☆18禁です。一部痛い描写があります。閲覧にご注意下さい。
グリグリと乱暴に押し広げるように沢村のアナルに指を突っ込んでは掻き回す。
その痛みに沢村が高い声で叫んだ。
「痛・・いッ・・やめッ・・ああッ・・いやァァ」
それでも容赦なく解すその手は止まらず、沢村はひたすら枕を掴んでは腰を動かして痛みを逃がそうともがいた。
どうしたらいいかも分からず色んな痛みから逃れるために、沢村は呪文を唱えた。
「うっく・・い・・たいよ・・淳平・・」
その言葉にハッとした表情で止まった淳平は、指をそっと引き抜くとうつ伏せで耐える沢村の上へ被さってきた。
「ごめん、痛くして。ごめんな」
優しいその声と共に淳平の唇は柔らかな沢村の髪や頬、肩に降り注がれた。
そして、再び淳平の指が沢村のアナルへ触れると、先ほどの痛みを予測した身体は反射的に逃げるが、先程とは打って変わって別の感覚が襲ってきた。
ゆるゆると蠢く淳平の指は中をやんわりと刺激して、だんだんと指の数も増やされていった。
沢村は、今から淳平が何をしようとしているかを理解していた。
恐怖と緊張で淳平の顔を見ようと後ろを振り返ると、すぐそこに淳平の顔があった。
「淳・・んっ・・んふっ・・んんっ」
名前を呼びきる暇も与えず唇を塞がれ、後孔に熱い塊を押しつけられた。
「んーッ・・んっんっ・・んんー!」
沢村の声は全て淳平が口移しで吸い取っていく。
メリメリと侵入しくるその大きな生の肉棒は、目で見るよりアナルで感じる方が数倍大きく感じる。
ゾクゾクと粟立つ身体は興奮と緊張で、目の前にある枕を手繰り寄せ、淳平にいいように舌を蹂躙される事しか出来ないでいた。
ズンッと亀頭部分が入り口を抜けて沢村の体内へ侵入し、続けて残りの肉棒もみっちりと埋まった。
「あ・・あ・・っ」
暫く慣れるまで後ろから淳平が沢村のペニスを扱いていると、だんだんと硬さが再び増してきた。
内側でジッと圧迫されるある一部分から、妙な感覚が沢村の下半身に広がってくる。
淳平が少しずつ腰を動かしてくると、大きなペニスが沢村のあらゆる箇所を擦り、そのおかしな感覚を起こす一点を軽快に突いてきた。
「あんっあんっ・・あっ・・やっ・・ああんっ」
沢村は何故こんな声が出るのかも分からずに、ただ抑えの効かなくなった身体の反応を声で発散させているようだった。
ガッシリと腰を掴まれ、更に高く尻を突きだす様にグイッと持ち上げられ、淳平が容赦なくその一点を自分のペニスで突いてきた。
パチンッパチンッと沢村のむっちりした臀部に淳平の引き締まった腰が打ちつけられる。
その反動がベッドに伝わって枕が跳ね、シーツはどんどん乱れてズレてくる。
「やっ・・やっ・・ああんっ」
淳平は後ろから同時に沢村のペニスを扱き上げると、いつもよりも身体全体がその気持ち良さで蕩けてしまいそうになった。
「ああんっ、イっちゃう!イ・・クよぉ・・あああっ」
「愛してるよ」
淳平がそっと耳元で囁いた。
弘夢に向けられた言葉。そんなものは分かっているのに、その言葉に反応した沢村の身体は正直だった。
「ひっ・・やぁあああ・・んっ」
その瞬間にビュルッと沢村のペニスから精液が勢いよく飛び出して、ガクガクと崩れ落ちるが、その身体掴んで淳平も更にピストンを速めて射精感を高めた。
「んっ・・んっ・・はぁ・・気持ちいよ・・はぁ・・ああっ・・イクッ」
淳平は倒れている沢村に強く腰を打ちつけて体内の奥深くへと射精した。
疲れ果てた淳平は沢村に渡されたタオルで適当に拭くと、そのまま深い眠りについてしまった。
時刻は既に夜中1時を回っていた。
沢村は、ベッドの下に落ちてしまった寝巻の上着を自分の肩に掛けると、ゆっくりとベッドから降りてリビングへと向かった。
暗がりで椅子の上に置いてあった自分の仕事の鞄の中を探ると、中から携帯を取り出した。
ロックを解除する番号を押して、リダイヤルボタンを押す。
RRRRRR・・・
プツッと相手が着信を取る音がした。
「あ、お疲れ様です。沢村です。はい。・・はい。今、終わったところです。・・はい。わかりました。
では、失礼します。時枝さん」
<<前へ 次へ>>
Σ(゚ロ゚;)
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グリグリと乱暴に押し広げるように沢村のアナルに指を突っ込んでは掻き回す。
その痛みに沢村が高い声で叫んだ。
「痛・・いッ・・やめッ・・ああッ・・いやァァ」
それでも容赦なく解すその手は止まらず、沢村はひたすら枕を掴んでは腰を動かして痛みを逃がそうともがいた。
どうしたらいいかも分からず色んな痛みから逃れるために、沢村は呪文を唱えた。
「うっく・・い・・たいよ・・淳平・・」
その言葉にハッとした表情で止まった淳平は、指をそっと引き抜くとうつ伏せで耐える沢村の上へ被さってきた。
「ごめん、痛くして。ごめんな」
優しいその声と共に淳平の唇は柔らかな沢村の髪や頬、肩に降り注がれた。
そして、再び淳平の指が沢村のアナルへ触れると、先ほどの痛みを予測した身体は反射的に逃げるが、先程とは打って変わって別の感覚が襲ってきた。
ゆるゆると蠢く淳平の指は中をやんわりと刺激して、だんだんと指の数も増やされていった。
沢村は、今から淳平が何をしようとしているかを理解していた。
恐怖と緊張で淳平の顔を見ようと後ろを振り返ると、すぐそこに淳平の顔があった。
「淳・・んっ・・んふっ・・んんっ」
名前を呼びきる暇も与えず唇を塞がれ、後孔に熱い塊を押しつけられた。
「んーッ・・んっんっ・・んんー!」
沢村の声は全て淳平が口移しで吸い取っていく。
メリメリと侵入しくるその大きな生の肉棒は、目で見るよりアナルで感じる方が数倍大きく感じる。
ゾクゾクと粟立つ身体は興奮と緊張で、目の前にある枕を手繰り寄せ、淳平にいいように舌を蹂躙される事しか出来ないでいた。
ズンッと亀頭部分が入り口を抜けて沢村の体内へ侵入し、続けて残りの肉棒もみっちりと埋まった。
「あ・・あ・・っ」
暫く慣れるまで後ろから淳平が沢村のペニスを扱いていると、だんだんと硬さが再び増してきた。
内側でジッと圧迫されるある一部分から、妙な感覚が沢村の下半身に広がってくる。
淳平が少しずつ腰を動かしてくると、大きなペニスが沢村のあらゆる箇所を擦り、そのおかしな感覚を起こす一点を軽快に突いてきた。
「あんっあんっ・・あっ・・やっ・・ああんっ」
沢村は何故こんな声が出るのかも分からずに、ただ抑えの効かなくなった身体の反応を声で発散させているようだった。
ガッシリと腰を掴まれ、更に高く尻を突きだす様にグイッと持ち上げられ、淳平が容赦なくその一点を自分のペニスで突いてきた。
パチンッパチンッと沢村のむっちりした臀部に淳平の引き締まった腰が打ちつけられる。
その反動がベッドに伝わって枕が跳ね、シーツはどんどん乱れてズレてくる。
「やっ・・やっ・・ああんっ」
淳平は後ろから同時に沢村のペニスを扱き上げると、いつもよりも身体全体がその気持ち良さで蕩けてしまいそうになった。
「ああんっ、イっちゃう!イ・・クよぉ・・あああっ」
「愛してるよ」
淳平がそっと耳元で囁いた。
弘夢に向けられた言葉。そんなものは分かっているのに、その言葉に反応した沢村の身体は正直だった。
「ひっ・・やぁあああ・・んっ」
その瞬間にビュルッと沢村のペニスから精液が勢いよく飛び出して、ガクガクと崩れ落ちるが、その身体掴んで淳平も更にピストンを速めて射精感を高めた。
「んっ・・んっ・・はぁ・・気持ちいよ・・はぁ・・ああっ・・イクッ」
淳平は倒れている沢村に強く腰を打ちつけて体内の奥深くへと射精した。
疲れ果てた淳平は沢村に渡されたタオルで適当に拭くと、そのまま深い眠りについてしまった。
時刻は既に夜中1時を回っていた。
沢村は、ベッドの下に落ちてしまった寝巻の上着を自分の肩に掛けると、ゆっくりとベッドから降りてリビングへと向かった。
暗がりで椅子の上に置いてあった自分の仕事の鞄の中を探ると、中から携帯を取り出した。
ロックを解除する番号を押して、リダイヤルボタンを押す。
RRRRRR・・・
プツッと相手が着信を取る音がした。
「あ、お疲れ様です。沢村です。はい。・・はい。今、終わったところです。・・はい。わかりました。
では、失礼します。時枝さん」
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コメント
すみません、順番が交錯してしまいましたm(_ _;)m
> この罠?が誰の為なのか?
> 気になる所ですねぇ。
兄上・・誰の為なのかっていう目の付けどころ、さすがですねぃ。
気にして下さって嬉しい反面プレッシャーでぶっつぶれそうですww
> リダイヤル・・芸が細かいですなぁ越後屋
越後屋!!www
リダイヤルってトコが頻繁に連絡を取っているというイメージに繋がればと
思いまして!
芸が細けぇだなんて!越後屋として嬉しいです!(はて?w
ありがとうございやす!
> 又明後日かぁ・・・・
Σのゎッ!!
兄上・・その一言で昇天致しました・・。(ノД`)・゜・
コメントどうもありがとうございました
> >実は沢村は最初からこの配置と決めてました^^;
> 木戸の手の者。詳細は次の回で分かると思います!
>
> そうだったんだ~私、こういうの見抜くの得意なんだけど全然分かりませんでした。そもそも人を疑ってかかるので(小説の中の話ですよ?)あまりに屈託の無い可愛い子が出てきたら、疑うんですよ。なのに、見事に騙された~!もう気持ちいいカウンターパンチでした。
おお~っ、小説の中の人物を疑って読む!私には出来ない芸当ですww
今度そうして読んでみたら少しは感も鋭くなるでしょうか!?(私には無理な気がしますが;)
気持ちの良いカウンターパンチでしたか!?う、嬉しいような申し訳ないようなです^^;
> 穂積達は勝手にやらせておきましょう(笑)
> もう私の手にはおえません・・・
え!!ww夕華さんに見放されたー!?
だだ、大丈夫なんでしょうか、穂積ちゃんたち・・?w
夕華さんカムバーック(*≧д)ノ
コメントどうもありがとうございました
ゲイが・・じゃなかった芸が細かいだなんて!
嬉しいです!ありがとうございます!!
そうなんです!木戸の思惑はお察しの通りです!
相変わらず鋭いRさま。ドキドキ・・・
コメントどうもありがとうございました
木戸の手の者。詳細は次の回で分かると思います!
そうだったんだ~私、こういうの見抜くの得意なんだけど全然分かりませんでした。そもそも人を疑ってかかるので(小説の中の話ですよ?)あまりに屈託の無い可愛い子が出てきたら、疑うんですよ。なのに、見事に騙された~!もう気持ちいいカウンターパンチでした。
穂積達は勝手にやらせておきましょう(笑)
もう私の手にはおえません・・・
気になる所ですねぇ。
リダイヤル・・芸が細かいですなぁ越後屋
又明後日かぁ・・・・
> ぬかりなしっ!
> さすが時枝はんやぁ~~(なぜか関西弁)
何故に関西弁ですねん!?(←移った!?w)
はい。時枝、抜かりなくスパイ配置しておりました!
> そかそっか、だから沢村ぽぽたんは、あんなにも献身的だったんですね! イヤ、まだ詳細は分からない。
そうです!そういうのもあります!詳細はまた後日明らかにする予定です!
> 桔梗はんもイケズやからねぇ~(京都弁なのかぁ~)
> あんまり、ビックリして地方色変わってしまいました。
> (∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!
ああっ!アドさんの地方を変えてしまったぁああっ
オオオォォォ!!(ノ゚□゚)ノ・・・εミ(ο_ _)οドテッ…
アドさんの聖少年♪また新たな調教を楽しみにしてます♪
コメントどうもありがとうございました
さすが時枝はんやぁ~~(なぜか関西弁)
そかそっか、だから沢村ぽぽたんは、あんなにも献身的だったんですね! イヤ、まだ詳細は分からない。
桔梗はんもイケズやからねぇ~(京都弁なのかぁ~)
あんまり、ビックリして地方色変わってしまいました。
(∩;゚皿゚)ヒイィィィッッッ!
> 電話の相手は時枝さんだったかぁΣ(ロ゚ ノ)ノビクッ!
> この~~、時枝さんめっ(ノ≧∇≦)ノ ミ ┸┸オリャァァァァァ!!!(←何かが違う。爆
はい、時枝でした~^^;
Σ(゚□゚澪ちんが時枝にちゃぶ台を投げつけた!!www
> あぁん、もぅ~、ぽぽたんの何処までがホントなんだろう(-_-;)ううむ…
ぬおおっ!イイところ突いてきたね~澪ちん!
そこは次回触れます^^
> やっぱり桔梗ちんってばテクニシャン(*´ェ`*)ポッ
> そんなに溺れさせてどーするんだ!?(_д_)。o0○ブクブクブク
あ!!澪ちんが水難事故に!!澪ちーん(_≧Д≦)ノ
クソッやっぱ最近雨量が多いから!!(関係あるのか・・)
コメントどうもありがとうございました
タイトル→Σ吐血っすか!?(ゾクゾク←えw
> マジですかっっっ!!!!
> いやーん結ばれちゃったぁっっ!
結ばれてしまいました~^^;つか、無理やりヤっちまいました、淳平のオオカミ野郎が!
> って思ってたら思い切りカウンター喰らいました!
とうりゃぁ!!o(・ロ・)○()o×)/ばきぃっ!!
アオヒツジさんに何て事を!!
さ~わ~む~らぁああ!!
オラオラオラオラ!!o( -_-)~=○☆)゚ロ゚)☆)゚O゚)☆)゚3゚)ドカ!バキ!ガコ!
> こっっ怖いですっっっ!!!
> ああっっ!目が覚めましたっっ!
ああッ!目覚めさせてすんませんm(_ _;)m寝る時間なのに!!
怖いですよね・・^^;
今までただの後輩だと思ってた輩が、恋敵の送りこんだスパイだった。という。
う~ん、いよいよ複雑怪奇になって参りました~。どうすんだべ~この先~ww
胃の調子はどうですか??無理しないで下さいね!!
コメントどうもありがとうございました
> と、と、と、と、と、時枝さん………………!Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
連絡をした相手は時枝でした~!
> ぽぽたん、ブラック!? それとも唆されちゃった!? ヤツ(木戸さん)に買収されてた!?
> ぽぽたんかわいそう(けどそれがいい)と思ってたら、キャー!!!
うむ!ブラックぽぽたんでしたw
詳しい事は次回なんだけど、結局木戸の回し者というか、スパイだったんだよね!
> はあ、はあ、はあ、ドキドキしてしばらく眠れない……!
え!ドキドキして眠れない程!?嬉しいです!!
では眠り歌でも歌いに行くよ!(・・・やめい。
> 淳平の中にはこの晩の記憶がどんなふうに残るのか、そっちも気になります。
んふ。くっくたんたら、また色々と考えてくれて嬉しいです♪
アタシが悩んでいるポイント突いてきたーーッ(ww)
> 桔梗たまの焦らし上手!(ノω`*)σ)Д`*)))コノコノ♪
あんあん♪ツツかれたッ
焦らしプレイ出来てるかね!?おおっ☆くっくたんの更新も楽しみにしてます~!
あ、あと、次のコメも纏めてごめんね!
興奮してくれてありがとうっ!そしてわざわざポチまで、本当に感謝です!!
ありがとうでしたー!!
コメントどうもありがとうございました
> やっぱり予想つかない!!
> そんなオチが!!えええええー!!!!
> もう驚いて何言ったらいいんだか分からないです。
穂積ちゃんたちも切ない事になってますし、夕華さんの血液型とかも面白かったです^^
驚いて頂けて嬉しいです♪
実は沢村は最初からこの配置と決めてました^^;
木戸の手の者。詳細は次の回で分かると思います!
うはは!何言ったらいいか分からないなんて!何だか嬉しいです!
よ~し、頑張るぜ~ぃ☆
コメントどうもありがとうございました
この~~、時枝さんめっ(ノ≧∇≦)ノ ミ ┸┸オリャァァァァァ!!!(←何かが違う。爆
あぁん、もぅ~、ぽぽたんの何処までがホントなんだろう(-_-;)ううむ…
やっぱり桔梗ちんってばテクニシャン(*´ェ`*)ポッ
そんなに溺れさせてどーするんだ!?(_д_)。o0○ブクブクブク
いやーん結ばれちゃったぁっっ!
って思ってたら思い切りカウンター喰らいました!
こっっ怖いですっっっ!!!
ああっっ!目が覚めましたっっ!
ポチッ
ぽぽたん、ブラック!? それとも唆されちゃった!? ヤツ(木戸さん)に買収されてた!?
ぽぽたんかわいそう(けどそれがいい)と思ってたら、キャー!!!
はあ、はあ、はあ、ドキドキしてしばらく眠れない……!
淳平の中にはこの晩の記憶がどんなふうに残るのか、そっちも気になります。
桔梗たまの焦らし上手!(ノω`*)σ)Д`*)))コノコノ♪
そんなオチが!!えええええー!!!!
もう驚いて何言ったらいいんだか分からないです。
コメント