07/23/2010(Fri)
それから40話
☆18禁です。少々ハードSMの描写ありですのでご注意下さい。
「うっ・・く・・あッ・・やッ」
弘夢は信じられないでいた。
「ここら辺がいいんだろう?」
「やっめっ・・木戸さ・・ああッ・・も、無理ッ」
「どんどん入るねぇ。」
ローションのたっぷりと塗られたその手は弘夢のアナルをゆっくりと通り、内部へ侵入していた。だが、前の時とは違い、ゆっくりと拡張をされていったそこは激しく切れる事はなく、寧ろどんどんと木戸の手を飲み込んでいったのだ。
「お仕置きじゃないから、いいだろう?そろそろ中で拳を作るよ?」
「い・・や・・怖いっ・・木戸さん、怖いです!」
弘夢の怖がる顔を愛おし気に見つめた木戸がゆっくりと弘夢の内部で拳を作ると、内部で動くその不気味な動きに弘夢の性器が反応した。
「弘夢、気持ちが良くなった?硬くなってきてるぞ」
「いやぁあ・・」
信じたくなかった。だが確実に体はこの異様な鈍痛と圧迫感、そして少しの出血を快楽として認識していたのだ。
「分かるか?弘夢の内蔵をこうして直に触っているんだぞ?生きたままの弘夢の内蔵は暖かくて気持ちがいいよ」
普通なら身の毛のよだつ木戸の言葉に弘夢のペニスは更に反応した。きっと弘夢の意志とは関係なく身体がおかしな方向へ変化してしまったのだと思った。
木戸が弘夢に拳を突っ込んだまま、電源コードの付いたカプセルのようなものを弘夢の性器に取り付けた。そしてそのスイッチを押すと、弘夢の腰がビクンッと激しく跳ねた。
「いやぁあああッ・・やッ・・なにっ・・あんっ」
「電気が流れてるんだよ。しかもカプセルの中は色んな動きをするから電気の刺激も色々でいいだろ」
痛い刺激は直ぐに気持ちいいと感じるようになった。電気が勝手に性器を刺激する運動で、その動きに合わせて弘夢のペニスも勝手に動いた。
木戸はゆっくりと弘夢から手を抜いてタオルで拭いた。四つん這いから倒れるようにベッドにうつ伏せになったままピクピクする性器もベッドに押しつけられる。
ぐったりしている弘夢にお構い無しで、今度はコードの先端に付いているクリップを弘夢の乳首に挟んでスイッチを入れると、ビリッと胸に刺激が走った。
そしてすかさず弘夢の首にカチャリと黒いオニキスで出来た首輪をはめられた。厚さ0.5ミリ縦幅約2センチ程のそれには、金色の鍵が通してあった。本物の金で出来た鍵はズッシリと重く、宝の鍵のような素敵なデザインの鍵はダイヤやサファイヤが埋め込まれていた。
「何ですか・・これ」
「首輪だよ」
弘夢は木戸のプレイの趣味かと納得した。だが、次の瞬間、木戸はニタっと笑って自分のペニスをズンッと弘夢に挿し込んだ。
「あんっ」
「知ってるか弘夢?オニキスはギリシャ語で“神の爪”って意味だ。そしてオニキスは美の女神、アフロディーテの爪が変じたものなんだと。綺麗なお前にぴったりだろう?魔除けの意味もあるしな。」
魔除けと聞いて弘夢はこの首輪にそんな効力はないと悟った。何故なら魔王がいるとすればきっと木戸に違いないと思ったからだ。
「ああんっ・・あっ・・やっ」
「そしてこの首輪なぁ、後ろの暗証番号入れないと外れないようなシステムが付いてんだ。」
「え・・ああっ・・あんっ」
「で、この鍵は・・そのうち分かるさ」
「あああっ・・」
木戸がスイッチを強にすると、敏感な部分に激しい刺激が送られ、同時に後孔も木戸にメチャメチャに突かれて弘夢はベッドの上で陸の上に上げられた魚のように飛び跳ねた。
行為を終えて広すぎる部屋でバスローブに身をつつんだ弘夢が夜景を一望出来る窓辺に立っていると、木戸がシャンパンを持ってきてくれた。
「どうも」
「その首輪、俺じゃなきゃ外れないから。」
「そう・・ですか」
弘夢は別に問題視していなかった。どうしてもこれを外したいという状況を思いつかなかったからだ。
このホテルは木戸の家の一つであったが、きちんと毎日普通のホテルのように清掃が入り、シャンプーリンスなども新しいものと取り替えられた。そしてそれら全ての日常の品物がブランド品のものという、高価な類で揃えられていた。
「今度は俺の別荘にでも行こう。それとも海外にある家に行ってみたいか?」
「木戸さん、お仕事は大丈夫なんですか?」
「仕事?ああ。昔から時枝に大半任せてあるから大丈夫だ。いざとなればその時は俺だって動くしな」
「そう、ですか」
とは言っても木戸もたまにしか弘夢の所へ訪れる事が出来なかった。だから、一緒にいる時は木戸の好きなように抱かれるというのが常だった。
木戸のいない時は、弘夢は大抵一人きりだった。外界から閉ざされ、その間は誰かしら見張り役がいたが、年齢は様々で少年だったり、青年だったり、中年だったりした。
<<前へ 次へ>>
久々フィストw木戸のお気に入りプレイw
そして木戸の正体、魔王疑惑が浮上ww
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「うっ・・く・・あッ・・やッ」
弘夢は信じられないでいた。
「ここら辺がいいんだろう?」
「やっめっ・・木戸さ・・ああッ・・も、無理ッ」
「どんどん入るねぇ。」
ローションのたっぷりと塗られたその手は弘夢のアナルをゆっくりと通り、内部へ侵入していた。だが、前の時とは違い、ゆっくりと拡張をされていったそこは激しく切れる事はなく、寧ろどんどんと木戸の手を飲み込んでいったのだ。
「お仕置きじゃないから、いいだろう?そろそろ中で拳を作るよ?」
「い・・や・・怖いっ・・木戸さん、怖いです!」
弘夢の怖がる顔を愛おし気に見つめた木戸がゆっくりと弘夢の内部で拳を作ると、内部で動くその不気味な動きに弘夢の性器が反応した。
「弘夢、気持ちが良くなった?硬くなってきてるぞ」
「いやぁあ・・」
信じたくなかった。だが確実に体はこの異様な鈍痛と圧迫感、そして少しの出血を快楽として認識していたのだ。
「分かるか?弘夢の内蔵をこうして直に触っているんだぞ?生きたままの弘夢の内蔵は暖かくて気持ちがいいよ」
普通なら身の毛のよだつ木戸の言葉に弘夢のペニスは更に反応した。きっと弘夢の意志とは関係なく身体がおかしな方向へ変化してしまったのだと思った。
木戸が弘夢に拳を突っ込んだまま、電源コードの付いたカプセルのようなものを弘夢の性器に取り付けた。そしてそのスイッチを押すと、弘夢の腰がビクンッと激しく跳ねた。
「いやぁあああッ・・やッ・・なにっ・・あんっ」
「電気が流れてるんだよ。しかもカプセルの中は色んな動きをするから電気の刺激も色々でいいだろ」
痛い刺激は直ぐに気持ちいいと感じるようになった。電気が勝手に性器を刺激する運動で、その動きに合わせて弘夢のペニスも勝手に動いた。
木戸はゆっくりと弘夢から手を抜いてタオルで拭いた。四つん這いから倒れるようにベッドにうつ伏せになったままピクピクする性器もベッドに押しつけられる。
ぐったりしている弘夢にお構い無しで、今度はコードの先端に付いているクリップを弘夢の乳首に挟んでスイッチを入れると、ビリッと胸に刺激が走った。
そしてすかさず弘夢の首にカチャリと黒いオニキスで出来た首輪をはめられた。厚さ0.5ミリ縦幅約2センチ程のそれには、金色の鍵が通してあった。本物の金で出来た鍵はズッシリと重く、宝の鍵のような素敵なデザインの鍵はダイヤやサファイヤが埋め込まれていた。
「何ですか・・これ」
「首輪だよ」
弘夢は木戸のプレイの趣味かと納得した。だが、次の瞬間、木戸はニタっと笑って自分のペニスをズンッと弘夢に挿し込んだ。
「あんっ」
「知ってるか弘夢?オニキスはギリシャ語で“神の爪”って意味だ。そしてオニキスは美の女神、アフロディーテの爪が変じたものなんだと。綺麗なお前にぴったりだろう?魔除けの意味もあるしな。」
魔除けと聞いて弘夢はこの首輪にそんな効力はないと悟った。何故なら魔王がいるとすればきっと木戸に違いないと思ったからだ。
「ああんっ・・あっ・・やっ」
「そしてこの首輪なぁ、後ろの暗証番号入れないと外れないようなシステムが付いてんだ。」
「え・・ああっ・・あんっ」
「で、この鍵は・・そのうち分かるさ」
「あああっ・・」
木戸がスイッチを強にすると、敏感な部分に激しい刺激が送られ、同時に後孔も木戸にメチャメチャに突かれて弘夢はベッドの上で陸の上に上げられた魚のように飛び跳ねた。
行為を終えて広すぎる部屋でバスローブに身をつつんだ弘夢が夜景を一望出来る窓辺に立っていると、木戸がシャンパンを持ってきてくれた。
「どうも」
「その首輪、俺じゃなきゃ外れないから。」
「そう・・ですか」
弘夢は別に問題視していなかった。どうしてもこれを外したいという状況を思いつかなかったからだ。
このホテルは木戸の家の一つであったが、きちんと毎日普通のホテルのように清掃が入り、シャンプーリンスなども新しいものと取り替えられた。そしてそれら全ての日常の品物がブランド品のものという、高価な類で揃えられていた。
「今度は俺の別荘にでも行こう。それとも海外にある家に行ってみたいか?」
「木戸さん、お仕事は大丈夫なんですか?」
「仕事?ああ。昔から時枝に大半任せてあるから大丈夫だ。いざとなればその時は俺だって動くしな」
「そう、ですか」
とは言っても木戸もたまにしか弘夢の所へ訪れる事が出来なかった。だから、一緒にいる時は木戸の好きなように抱かれるというのが常だった。
木戸のいない時は、弘夢は大抵一人きりだった。外界から閉ざされ、その間は誰かしら見張り役がいたが、年齢は様々で少年だったり、青年だったり、中年だったりした。
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久々フィストw木戸のお気に入りプレイw
そして木戸の正体、魔王疑惑が浮上ww
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コメント
偏頭痛大丈夫??
良くなったみたいだけど、無理しないでね(>_<)
> 弘夢くん、すっかり身体を変えられてしまって…。
> あ、でも気持ちいいんだねwww
うんw前みたいに酷くされてないから、気持ち良くなっちゃってるようです~w
本当は痛い感じに書きたかったんだけど、偶にはコブシで気持ち良さ気に書いてみるか!と♪
> 次々出てくる木戸グッズ(笑)
木戸グッズは果てしないっぽい!
何故なら闇ルートで特注品を作るからだ!!ww
> 魔王が作った魔除けの首輪は何を除けるんだろうwww
> …邪心!?(爆)
> 暗証番号に反応(☆Д☆)キラリーン♪
あはは!男という虫除けかww
邪心!!そうかも!でも邪心あるのは木戸の方?ww
おっエスパーは暗証番号に喰いついた!!
> ホントに弘夢くん囲われちゃってるんだねぇ~。
> でも何もする事もする気もない弘夢くん。
> 何か変化は起こるのだろうか…。
そうなのぢゃ(-ω-)/
囲い込み追い込み状態;;実際自分がこうなったらどうしようね。
そんな事はないんだけど、想像するとなんもする事なくて辛そうだよね。
変化はアノ方が持って来てくれるかも!?
コメントどうもありあとうございました
バンバンヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
「電車男」じゃなくて「電車女」なんですね!?
> 今電車の中で読みました。
ありがとうございます!!しかもコブシ場面を電車の中で・・ww
とんでもないモノを書いてすみませんでしたww
> いきなりのヒェーな話に思わず周りを見回してコソコソしてしまった電車女です。
確かに際どいモノを人前で見る時は周りの目線を確認しますよねww
> う~座る私の前に立つリーマおやじの立ち位置が近すぎ(-"-;)
げげっ。それはつまり股間が近いということでは!?
それは勘弁ですね^^;パンチしたくなりますね♪(おやめヾ(--;))
> 弘夢だっ大丈夫か?
> 色々大変な目に合っているようだが・・
はい。前回と違ってお仕置きでは無かったのでまだ平気だったようです^^
色々と大変な目に、これからも遭うと思います^^;
ガンバレ弘夢(-ω-)/←人ごと;
> 秀麗の拡張はまだまだ甘かったようだ(-_-#)
そんな!これから6,7,8(8!?)の棒と行く身。
甘い事などございませんよ!!
既に上様のモノであんなに( ´艸`)ムププ
今夜も楽しみです♪
コメントどうもありがとうございました
バンバンヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
久々にやりました~☆
思い出します、めっちゃ痛いシーン残して出張行った時の事をww
> 久々に木戸さんのコブシが弘夢くんにIN!!
> 慣れた感じを受けるのは、私たちが見ていない間に何度も入っていたから~~?
みたいです♪あとは、木戸がお仕置きバージョンじゃなく突っ込んでいるので
あまり痛くしないようにしているようです^^
> 電気系の刺激も入り始めましたねー!!
> もうすっかり体は木戸仕様になってる~~!
はい^^電気の刺激で弘夢もビリビリですww
木戸の玩具状態ですが、弘夢ちんは諦めてこの非日常の生活に慣れる事が出来るのか。
> 桔梗さんのこれからの狙い!!
> ((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ まったく読めない!!
うーん、流れに持って行くまでが大変です(;´Д`A ```
長編にならないように頑張りますww
> それにしても、美味しいシーンでした~~ヾ(´∀`〃)ノ~♪
そんなー!美味しいシーンだなんて、ありがとうございます(>_<)!!
次は時枝が出ますよん♪そして何と、あんな事を・・w
コメントどうもありがとうございました
あ、でも気持ちいいんだねwww
次々出てくる木戸グッズ(笑)
魔王が作った魔除けの首輪は何を除けるんだろうwww
…邪心!?(爆)
暗証番号に反応(☆Д☆)キラリーン♪
ホントに弘夢くん囲われちゃってるんだねぇ~。
でも何もする事もする気もない弘夢くん。
何か変化は起こるのだろうか…。
いきなりのヒェーな話に思わず周りを見回してコソコソしてしまった電車女です。
う~座る私の前に立つリーマおやじの立ち位置が近すぎ(-"-;)
弘夢だっ大丈夫か?
色々大変な目に合っているようだが・・
秀麗の拡張はまだまだ甘かったようだ(-_-#)
慣れた感じを受けるのは、私たちが見ていない間に何度も入っていたから~~?
電気系の刺激も入り始めましたねー!!
もうすっかり体は木戸仕様になってる~~!
桔梗さんのこれからの狙い!!
((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ まったく読めない!!
それにしても、美味しいシーンでした~~ヾ(´∀`〃)ノ~♪
凄いタイトルです、夕華さん!!
何か、アッパーパンチ喰らったようなタイトルですww
さすが、夕華さんのタイトルS攻め!(どんなプレイw)
> 心はさておき、体は完全に変えられちゃってますからね・・・どうなることか・・・
身体が本当、どうしようもないですね~。
> 木戸さんのお気に入りのフィストって、実は桔梗様もお気に入りなんじゃ・・・(笑)
ん?・・バレました?wwΣヽ(゚∀゚;)オイッ
ぬくいんでしょうね~中(〃∇〃)ウットリ←変態w
> あ、私は何でも平気な人です・・・いや、本格的なスカは無理かな・・・
((o(・ω・)人(・ω・)o)) ナ・カ・マ♪
ヤタっ夕華さんも仲間♪私も何でも平気ですが、
本格スカはトラウマになりますね~ ピクピク ゙〓■●゙
たまたまホテルでやってるのチャンネル変えた瞬間に見てしまって未だにキツイです;;
あと、グロもちょっと・・(((=ω=)))ブルブル
コメントどうもありがとうございました
木戸さんのお気に入りのフィストって、実は桔梗様もお気に入りなんじゃ・・・(笑)
あ、私は何でも平気な人です・・・いや、本格的なスカは無理かな・・・
コメント